BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

怪獣8号 第8話 『防衛隊へようこそ』 感想: やっぱり『進撃の巨人』と比べて何もかもがヌルい!

2024-06-02 18:02:59 | 怪獣8号
せっかく保科副長との一騎打ちなのに、単に副長が近距離戦の達人であることのデモンストレーションで終わるだけだった。

せっかくだから、その場でカフカも「返し技」の一つくらい思いついて試みればいいのに。

所詮、怪獣の能力は棚ぼたで得られたものでしかないのだから、カフカ本来の能力としては、副長からも評価され正隊員の昇格にもつながった「観察力」が活かされているような描写があればよかったのに。

正直、カフカって主人公に全く魅力を感じない。

それも含めて、登場キャラ全員で「進撃ごっこ」をしているようにしか見えなくて、さすがにどうにかしてほしい。

とにかくギャグが寒い。

それと、カフカだけが特殊なヒトガタなら「怪獣」8号でもいいけど、そのあと、9号、そして10号?と、ヒトガタサイズの怪物が続くのなら、やっぱり「怪人8号」のほうがいいんじゃないの?って思う。

まぁ、それで巨大化しちゃったら、まんま「巨人」なので「怪人」は避けて「怪獣」にしたのだろうけど。。。

なんかね、そういうのがね、いちいち鼻につくんだよね、このヌルい作劇だと。

チェーンソーマンもそうだったけど、なんかカッコの良いシーンをつなげました、っていうウソっぽさばかりが目立つ。

それでもチェーンソーマンは、主人公のデンジがあからさまに変態だったからユニークさをなんとか確保することができたけど。

それに比べてカフカには、人の良さ以外、何にもない。

でも、それってせいぜいサブキャラの属性だよね?

これでこの先、カフカ=怪獣8号が討伐されて、レノが成長する主人公になってカフカの意志を継ぐ、とかならわかるのだけど。

なんていうか、それくらい斜め上を行く展開にしてくれないと、マジで『進撃』の下位互換、劣化コピーにしか見えない。

この先面白くなりそうに全然思えないんだよね。。。

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