BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第11話『ジェイドの遺言』 感想: ジェイドに対してロイドがひたすら敬愛の情を抱くことになる出発点となるエピソード!

2024-06-11 16:41:10 | 第七王子
うーん、やっぱり、ジェイド、いいやつだなぁ。

ギザルムに体を奪われたとしても、その後に現れるであろう魔術師に、瞬間移動の魔術を託すところ。

原作のときはちょっとよくわかってなかったのだけど、今回見て感じたのは、なるほど、ロイドは、ジェイドの遺言たる術式に、自分と同じ魔術師魂を察したのだろうね。

一気に魔術、というか魔法として直感的に利用できてしまう魔族と違って、人間は、一歩ずつ魔術の仕組みを解明し、それを術式の形で現し、誰もが再現できることを試みる。

その無数の人類の努力の蓄積の上に、今の魔術文明があるという認識。

ロマンだなぁw

そのロマンに最も傾倒していた人間の一人が、ロイドに転生した名無しの魔術師だったわけで。

だから、それと同じ熱量ある想いを、ジェイドの術式解明のあとにロイドは見出したのだろうね。

だから、このあと、物語の中でジェイドは、ロイドが無条件に敬愛を示す人物となる。

ある意味、ロイドのとっての聖人がジェイド。

まぁ、その延長線上で、ギザルムとの腐れ縁を楽しみたがるところが、奇人ロイドっぽいところであるけれどw

その意味で、ジェイドは、この物語の「良心」の象徴だからねw

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機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 感想: 最初から最後まで「復活のルルーシュ」的な、あーやっちゃったかー的な感じしかしなくて、嘆息するほかなかったw

2024-06-11 09:35:56 | Weblog
ネトフリで配信されたので、早速見てみたのだが。

いやー、こりゃ、やっちゃいましたねー。

頭か抱えるしかない苦笑いの連続。

SEED/SEED DESTINYの続編として素直に楽しめたのは、冒頭のコンパスの出撃シーンくらいで、あとは終始、うーん、え? という苦笑の連続だった。

一言で言えば、つまらない、気色悪い、頭悪い、の3連チャン。

一応、最初に断っておくと、SEEDもSEED DESTINYもそれなりに評価していた口。

いわゆる正史のガンダムの設定や物語構成をほぼ伝統芸能的に再利用=パクりながらも、ニュータイプを、人為的に遺伝子操作された人類である「コーディネーター」に読み替えることで、オカルトな話を、優生学的な議論、それに伴う全体主義的社会のおかしさ、などに書き換えて、それなりに骨太なストーリーラインに書き換えたことには、わりと関心していたほう。

時代的にも、ちょうどヒトゲノム解読プロジェクトが終了したくらいの頃で、そうした遺伝子操作による人為的な強化人間、、今風にいえば「エンハンスメント」や「トランスヒューマニズム」っぽい話をするにはちょうどいいタイミングで、それなりに時事性もあるガンダサーガムの脚色だと思っていた。

なので、デスティニィ・プランという人為的な強化人間の社会的扱いを物語の幹に据えたDESTINYのほうがむしろ話としては面白いと感じていたほう。

シン・アスカがあまりにも精神的に幼稚で、それゆえキラが前面復活するまでのつなぎのなんちゃって主人公だったことで、一般的には評価が低いこともわかっているけど、

デスティニィ・プランによる調和ある社会の構築とか、SF的設定の定番でそんなに無理があるとも思わなかったので。

・・・とまぁ、これくらいにはSEED/SEED DESTINYを評価していた者からすると、とにかく呆れたのが、

なに、このできの悪い昼ドラみたいな、安っぽい「愛」の押し売りw

ってことだった。いや、これマジでひどいよ、弁護の余地なく。


で、思いつくままに、えええ???って感じたことを列挙すると、

こんなに悩むヘタレなキラなんて、今更見たいか? 

デスティニィ・プランを墓場から掘り返してまで再利用する意味あった?

その墓堀人の敵ラスボスがロリババ(CV田村ゆかりw)じゃ、デュランダルも報われないw

キラのライバルが下野紘って時点でキモい、アウトでしょ? 下野が話すといまなら、善逸が真っ先にイメージされるので、ギャグにしか聞こえないw

そもそも、コーディネーターの上位互換のアコードなんて、あまりにも安易な後出し設定に嗤うしかないw

おいおい、アスラン、謀略に気づいていたなら、もっと早くに助けに来いよw せめて先に警告くらい、キラにしておけよ、友達だったんだろう?

それに、なんでわざわざズゴックの中にジャスティス、隠すかなw ネタかよw

シン、いつからキラの犬っころになったw

・・・という具合に、苦笑場面の連続。

マジで、でてくるわ、でてくるわ、・・・、だったw

ほんと、『復活のルルーシュ』と同じ、蛇足にしかならない続編と感じたのが、見終わっての第一声だった。

端的に、作らないほうがよかったんじゃないの?って思うくらい、できの悪いファン・ムービーでしかなかった。

ていうか、キャラが崩壊してたんだよ。

悩むキャラはアスランで、キラは、ある意味、コーディネーターらしく冷めた完璧超人でよかったのに。

ああいう感じで、泣き言をみんなの前で話すキラなんて見たくなかった。

いいじゃん、無双するキラで。

それがキラのキラたる所以でしょ

せっかく一応は、きれいにまとめたDESTINYの物語を、キャラの上でも、設定の上でもメチャクチャにしただけだった。

結局、どうしてキラたちコーディネーターが、アコードに勝利できたのかも、今ひとつ、よくわからなかったし。

それも「愛」でごまされた気がしたしね。

まぁでも、なにがひどいって、あの伝説の戦艦アーク・エンジェルをあんな簡単に、安っぽく撃沈させた時点でアウトでしょ?

なに、自分たちで、自分たちのレジェンド、ぶっ壊してんだよ、って思ったもの。

ほんと、ただの蛇足。

見たそばから黒歴史化して斜線を引いてなかったことにしたい話だった。

超残念。。。

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