(感想1、感想2、感想3、感想4、感想5、からの続き。感想7、感想8もあります。)
ユーフォ12話については、もうあらかた語ったので、もういいや、と思っていたのだが、一つ、どうにもネットを見ていて引っかかったので、書いておく。
よく見かけるものに、「アニメ勢と原作勢の対立」とか、まるっとくくって、
原作勢は、原作改変したことに騒いでいて、
原作知らないアニメ勢は感動の嵐!
みたいな対立を紋切り型に作り出して、偉そうに語ってるやつがいるけど、いや、それ嘘だから。
原作通りに作っていないからダメだ!なんて単純な話ではないから。
だって、ここでこれだけ12話、ダメだろ!って書いてる本人は、原作、そもそも読んでないし。
一応、読もうと思って手に取ったことはあったけど、久美子たちの言葉が京都弁?なので、あー、これ、絶対細かいニュアンス理解できないから、無理だ、やめとこ、って思って、原作には手を付けずじまいだったから。
まぁ、それでもユーフォくらい以前からやっているものだと、その都度、その後の展開は目に入ってきたりするので、漠然と展開は知っていた。
でも、上でも書いたように、そもそも京都弁の主人公たちを、標準語で話させている時点で全く印象は異なるのだから、それも含めてどうアレンジしてくるのか、とは思っていた。
でもさ、あの12話は、ないよ。
それは、1期、2期、あるいは、劇場版とか含めて、これまで積み上げてきたシリーズの記憶を、根こそぎ、ぶっ壊すものだったでしょ、物語として。
そういう過程を無視して、文句言ってるのは原作期読者で、連中は原作通りにつくらなかったから暴れている、というのは、あまりに無知で無理解。
むしろ、お前、今まで何見てきたんだ?ってそのまま返したいくらい。
読解力とか理解力とかすっ飛ばして、お前、ただ涙腺、緩ませたいだけなんだろ? とか、思ってしまうよ。
むしろ、それでオッケーな連中がこれだけいるのが悲しい、というふうに、自分の残念さの矛先もずれてきているのに、忸怩たる思いもしてきている。
あと、これも紋切り型だけど、解釈は人それぞれだから、という、相対主義をしたリ顔に持ち出してくるやつも見かけるけど、おいおい、そういうのは、まともに自分の言葉で物語を論評できるやつが言う言葉で、単に自分の感情を代弁してくれる文章に一票いれる奴らが言っていい言葉じゃないぞ、と言い返したい。
よく言われることだけど、キャラクターも物語の中で生きているし、キャラクターにもそれぞれ物語の中で積み上げてきた経験がある。
その積み重ねに対して、創作者はちゃんと寄り添いながら、物語を紡ぎ出す必要がある。
しかも、長年かけて作られてきた物語に対しては、当然、それとともに育った読者なり鑑賞者もいる。
物語とは、だから、創作者だけでなく読者も含めてものである。
その基本的な認識を、3期の制作者たちが、無視とはいわずとも、軽視したことに対して、憤りを感じている人たちが多い、ということ。
まぁ、だから単純に残念だし、そう思った読者たちが、自分の感じた無念を表明するのも当然の権利でしょ。
それをあたかも原作厨が改悪に激怒!みたいな理解で済ますのは、さすが脳死してるとしかいいようがない。
ということで、12話はひどかった。
ブルーレイの予約をキャンセルした、って人が出てくるのも理解できる。
そういうこと、結局、「裏切られた」という思いからでてるんだよ。
(感想7へ)
ユーフォ12話については、もうあらかた語ったので、もういいや、と思っていたのだが、一つ、どうにもネットを見ていて引っかかったので、書いておく。
よく見かけるものに、「アニメ勢と原作勢の対立」とか、まるっとくくって、
原作勢は、原作改変したことに騒いでいて、
原作知らないアニメ勢は感動の嵐!
みたいな対立を紋切り型に作り出して、偉そうに語ってるやつがいるけど、いや、それ嘘だから。
原作通りに作っていないからダメだ!なんて単純な話ではないから。
だって、ここでこれだけ12話、ダメだろ!って書いてる本人は、原作、そもそも読んでないし。
一応、読もうと思って手に取ったことはあったけど、久美子たちの言葉が京都弁?なので、あー、これ、絶対細かいニュアンス理解できないから、無理だ、やめとこ、って思って、原作には手を付けずじまいだったから。
まぁ、それでもユーフォくらい以前からやっているものだと、その都度、その後の展開は目に入ってきたりするので、漠然と展開は知っていた。
でも、上でも書いたように、そもそも京都弁の主人公たちを、標準語で話させている時点で全く印象は異なるのだから、それも含めてどうアレンジしてくるのか、とは思っていた。
でもさ、あの12話は、ないよ。
それは、1期、2期、あるいは、劇場版とか含めて、これまで積み上げてきたシリーズの記憶を、根こそぎ、ぶっ壊すものだったでしょ、物語として。
そういう過程を無視して、文句言ってるのは原作期読者で、連中は原作通りにつくらなかったから暴れている、というのは、あまりに無知で無理解。
むしろ、お前、今まで何見てきたんだ?ってそのまま返したいくらい。
読解力とか理解力とかすっ飛ばして、お前、ただ涙腺、緩ませたいだけなんだろ? とか、思ってしまうよ。
むしろ、それでオッケーな連中がこれだけいるのが悲しい、というふうに、自分の残念さの矛先もずれてきているのに、忸怩たる思いもしてきている。
あと、これも紋切り型だけど、解釈は人それぞれだから、という、相対主義をしたリ顔に持ち出してくるやつも見かけるけど、おいおい、そういうのは、まともに自分の言葉で物語を論評できるやつが言う言葉で、単に自分の感情を代弁してくれる文章に一票いれる奴らが言っていい言葉じゃないぞ、と言い返したい。
よく言われることだけど、キャラクターも物語の中で生きているし、キャラクターにもそれぞれ物語の中で積み上げてきた経験がある。
その積み重ねに対して、創作者はちゃんと寄り添いながら、物語を紡ぎ出す必要がある。
しかも、長年かけて作られてきた物語に対しては、当然、それとともに育った読者なり鑑賞者もいる。
物語とは、だから、創作者だけでなく読者も含めてものである。
その基本的な認識を、3期の制作者たちが、無視とはいわずとも、軽視したことに対して、憤りを感じている人たちが多い、ということ。
まぁ、だから単純に残念だし、そう思った読者たちが、自分の感じた無念を表明するのも当然の権利でしょ。
それをあたかも原作厨が改悪に激怒!みたいな理解で済ますのは、さすが脳死してるとしかいいようがない。
ということで、12話はひどかった。
ブルーレイの予約をキャンセルした、って人が出てくるのも理解できる。
そういうこと、結局、「裏切られた」という思いからでてるんだよ。
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