BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ 感想

2023-05-30 12:27:13 | SAO/AW
原作は既読。

その記憶に従うなら、うーん、ちょっとね、やっぱり今更って感じのほうが強いかなぁ。

いや、キリトもアスナもアルゴもいいんだよ。

特にアルゴ姉は、プログレッシブの頃が最も活躍しているので。

それはいい。

ただ、劇場版オリジナルで登場したミトの位置づけが、いまいちよく分からなくて、少なくとも今回のを見る限りは、ただの便利キャラになってるかなぁ、と。

あとは、正直、原作でもPK集団のラフィン・コフィンの奴ら、好きじゃないんだよね。

なので、それが今更感の源泉かなぁ。

ラフィン・コフィンについてはアリシゼーション編でもう決着が突いていると思っているので。

奴らまで含めてアインクラッドをやるとなると、やっぱりめんどくさいなぁー、という感想のほうが先に立ってしまう。

作者的には、こうしてアインクラッド編を何度もこするだけで、十分食っていけるのだから、きっともう創作意欲も落ちているんだろうね。

でも、もうちょっと本編のほうを(あとアクセル・ワールドのほうも)、話を先に進めてくれればいいのだけど。

でもまぁ、SAOがウェブに掲載された当初を考えれば、SAOもすでに20年越えのコンテントなんだよね。

そりゃ、作者もこれに決着をつけたいなんて思えないのかもね。

単純に書き手の情熱、筆圧の問題として。

しかし、このままだと『ハルヒ』の二の舞いになりそうだな、SAOも。

未完の大作で終るのだけは勘弁してほしいけど。

でも正直、旬を過ぎたのだけは間違いないと思う。

いや、確かに今回もフロアボス戦は面白かったよ、いろいろと工夫がされていて。

映像的に見どころも多かったし。

でも、もう、それだけなんだよなぁ。

中の人たちの演技も含めて、そろそろ決着をつけないと、作品の周りにまとった雰囲気だけで、オワコン認定されてしまいそうな気がしてきている。

現実がどんどんSAOの環境に近づいてきているだけに、どんどん古さが際立ってきているのはねー。

とにかく、ユナイタルリング編をガシガシ進めて欲しい。

あれもなんか、とっちらかって来ているだけになってるからなぁ。。。

なんか悲しいなぁ。。。

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