前回の引きで人工心臓になにかされそうになっていた千束だけど、それは人工心臓の充電機能を停止させることで強制的に千束の寿命をあと2ヶ月!にすることだった。
もっとも、たきな以外はその事実にあまり驚いてはいなくて、なぜならもともと人工心臓には稼働限界があって、せいぜい18歳くらいまでしかもたない、ということで、おおむね千束の周りにいる人はそのことを知っていたみたい。
で、実は物語が始まった時点で千束はすでに17歳だったので、余命はせいぜい1年ちょっとだったことになる。
となると、千束が、時間が早まっただけ、といったのも理解できる。
つまり、余命が少ないことに対する覚悟はもうついていた、ということなんだよね。
だから慌てふためきもしない。
その一方で、この千束の余命のことを知ると、物語冒頭からやたらと吉松がミカに、千束には使命があるはずだ、と告げていたことも理解できる。
むしろ、時間がないことに焦っていたのは吉松の方だったわけでしょ?
だから、彼から事態を動かすべく、たとえばクルミの襲撃事件を開始早々に仕込んできたのだし。
そもそも千束自身、なんであの状況で人工心臓のタイムリミットを早めるだけのことをして、自分のことを殺さなかったのか、という問いから、これが自分に決断の再考を迫る吉松からのメッセージであることにも気づいている。
・・・ということを考えると、結局、吉松の真意はなに?ってことになる。
で、それは多分、吉松としては、千束の延命を図りたい、というのが本音なんでしょ。
その意味では、ミカにかけて、千束は僕たちの娘だから、というのもまんざら嘘ではないと思うのだよね。
むしろ、平然と僕ら二人の娘であるはずの千束を見殺しにしようとしているミカに対して苛ついているわけで。
で、それはミカが、千束に不殺の弾を与えてしまったことだよね。
そういう意味では、手術前の千束に吉松が会ってしまい、自分のことを「救世主」と見られしまったことが、吉松的には大きな誤算だった。
多分、大きなポイントは、吉松が別にアラン機関の総帥とかではなく一エージェントでしかないこと。
であれば、アラン機関の意向と、吉松の意向がずれてしまうことも大いに有り得る。
で、そうなると、吉松の本当の願いは、千束の解放、なんじゃないのかな?
アラン機関の期待に応えれば、もっと性能の良い人工心臓を与えることもできるはずだから。
要するに、今までの事件はすべて、吉松が書いた「千束解放計画」のための準備だったんじゃないか、ということ。
想像するに、クルミをミカたちに吸収させたのも、世界随一のハッキング能力をもつクルミであれば、適切な時間さえあれば、千束の人工心臓のプログラムもロックを外して書き換えることができる、と期待してのことだったんじゃないかな。
でなければ、今回のCパートで、これみよがしにスペアの人工心臓が入っているであろうアタッシュケースを持ち運んでたりはしないでしょ。
まぁ、それは真島が強奪しそうな勢いにあるけどw
千束の天賦の才とは、殺しの才能だから、その才能を使って、とにかく一度でもその才能を実践してほしい、だったら自分が憎まれ役を買ってでて、千束に自分(=吉松)を殺させればいい、とか考えていたんじゃないかな。
ただ、そこでイレギュラー真島が介入してきたので、そのシナリオも書き換えられてしまうだろうけど。
あと、たきなも不安定要素だよね。
前から言っているように、たきながリコリコに行くことになったのは、楠木がこういう事態が生じる可能性を考えていたからじゃないかなとは思う。
つまり、吉松はクルミを、楠木はたきなを、千束の近くに置こうとした。
この2人がなんとかしてくれるといいのだけど。
あ、ミズキはきっと、ミカの昔の教え子かなんかだよねw
だから、土壇場で、ミズキも本性を表すと思うけどw
それにしても、今回地味に驚いたのは、え、千束の弾丸回避能力って、人工心臓関係なかったんだ、ってこと。
マジで才能だったのね。
そうなると、千束が不殺を決めたのは、本当に吉松に「救世主」の誓いを立てたからだったからなんだ、ってのもびっくりだった。
吉松にとって、それは大きなジレンマになったのだろうなぁ。
ともあれ、次回、真島の時間の開幕だぁ!!!
このピエロが一体どんな感じで場を乱してくれるのか、楽しみだな。
もっとも真島はアラン機関から人工眼を移植してもらったようだから、彼が何をしようとしているのか、については、吉松がすでに知っていた可能性も高い。
真島が見ているものをそのままモニターしていればいいのだから。
ということで、残り話数は少ないけれど、まだまだこの先、いろいろとちゃぶ台返し的な状況の変化は続きそうw
もっとも、たきな以外はその事実にあまり驚いてはいなくて、なぜならもともと人工心臓には稼働限界があって、せいぜい18歳くらいまでしかもたない、ということで、おおむね千束の周りにいる人はそのことを知っていたみたい。
で、実は物語が始まった時点で千束はすでに17歳だったので、余命はせいぜい1年ちょっとだったことになる。
となると、千束が、時間が早まっただけ、といったのも理解できる。
つまり、余命が少ないことに対する覚悟はもうついていた、ということなんだよね。
だから慌てふためきもしない。
その一方で、この千束の余命のことを知ると、物語冒頭からやたらと吉松がミカに、千束には使命があるはずだ、と告げていたことも理解できる。
むしろ、時間がないことに焦っていたのは吉松の方だったわけでしょ?
だから、彼から事態を動かすべく、たとえばクルミの襲撃事件を開始早々に仕込んできたのだし。
そもそも千束自身、なんであの状況で人工心臓のタイムリミットを早めるだけのことをして、自分のことを殺さなかったのか、という問いから、これが自分に決断の再考を迫る吉松からのメッセージであることにも気づいている。
・・・ということを考えると、結局、吉松の真意はなに?ってことになる。
で、それは多分、吉松としては、千束の延命を図りたい、というのが本音なんでしょ。
その意味では、ミカにかけて、千束は僕たちの娘だから、というのもまんざら嘘ではないと思うのだよね。
むしろ、平然と僕ら二人の娘であるはずの千束を見殺しにしようとしているミカに対して苛ついているわけで。
で、それはミカが、千束に不殺の弾を与えてしまったことだよね。
そういう意味では、手術前の千束に吉松が会ってしまい、自分のことを「救世主」と見られしまったことが、吉松的には大きな誤算だった。
多分、大きなポイントは、吉松が別にアラン機関の総帥とかではなく一エージェントでしかないこと。
であれば、アラン機関の意向と、吉松の意向がずれてしまうことも大いに有り得る。
で、そうなると、吉松の本当の願いは、千束の解放、なんじゃないのかな?
アラン機関の期待に応えれば、もっと性能の良い人工心臓を与えることもできるはずだから。
要するに、今までの事件はすべて、吉松が書いた「千束解放計画」のための準備だったんじゃないか、ということ。
想像するに、クルミをミカたちに吸収させたのも、世界随一のハッキング能力をもつクルミであれば、適切な時間さえあれば、千束の人工心臓のプログラムもロックを外して書き換えることができる、と期待してのことだったんじゃないかな。
でなければ、今回のCパートで、これみよがしにスペアの人工心臓が入っているであろうアタッシュケースを持ち運んでたりはしないでしょ。
まぁ、それは真島が強奪しそうな勢いにあるけどw
千束の天賦の才とは、殺しの才能だから、その才能を使って、とにかく一度でもその才能を実践してほしい、だったら自分が憎まれ役を買ってでて、千束に自分(=吉松)を殺させればいい、とか考えていたんじゃないかな。
ただ、そこでイレギュラー真島が介入してきたので、そのシナリオも書き換えられてしまうだろうけど。
あと、たきなも不安定要素だよね。
前から言っているように、たきながリコリコに行くことになったのは、楠木がこういう事態が生じる可能性を考えていたからじゃないかなとは思う。
つまり、吉松はクルミを、楠木はたきなを、千束の近くに置こうとした。
この2人がなんとかしてくれるといいのだけど。
あ、ミズキはきっと、ミカの昔の教え子かなんかだよねw
だから、土壇場で、ミズキも本性を表すと思うけどw
それにしても、今回地味に驚いたのは、え、千束の弾丸回避能力って、人工心臓関係なかったんだ、ってこと。
マジで才能だったのね。
そうなると、千束が不殺を決めたのは、本当に吉松に「救世主」の誓いを立てたからだったからなんだ、ってのもびっくりだった。
吉松にとって、それは大きなジレンマになったのだろうなぁ。
ともあれ、次回、真島の時間の開幕だぁ!!!
このピエロが一体どんな感じで場を乱してくれるのか、楽しみだな。
もっとも真島はアラン機関から人工眼を移植してもらったようだから、彼が何をしようとしているのか、については、吉松がすでに知っていた可能性も高い。
真島が見ているものをそのままモニターしていればいいのだから。
ということで、残り話数は少ないけれど、まだまだこの先、いろいろとちゃぶ台返し的な状況の変化は続きそうw