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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

リコリス・リコイル 第10話 『Repay evil with evil』 感想: 今回は最終話に向けての仕込み回だったので、ちょっと退屈だった。

2022-09-04 01:18:20 | リコリス
うーん、なんかいろいろちぐはぐだったなぁ。

いや、千束の晴れ着姿はよかったよ。

晴れ着を着ている千束は確かに素敵だし、それをこの余命2ヶ月弱というところで出してきたのは姑息だけどジーンとくる。

本当は20歳を迎えられたときにと思って・・・ってミカは言っていたけど、でも多分、20歳までは人工心臓でももたないってことだったから、一種の死に装束みたいな感じで、きもの好きのミカは用意していたんだろうな。

でも、むりやりミカと千束の二人っきりにするために、くるみとミズキの二人も追い出すことはなかったかなぁ、と。

てかさ、二人ともドライすぎじゃない?

まぁ、くるみは、むしろ千束とミカから離れたほうが好き放題に人工心臓のことやアラン機関のことを調べられるとかおもったのかもしれないけれど。

ミズキにしてもくるみの護衛役を買って出たのかもしれない。

要するに、2人が終盤、いいところで出てくるために、あえて一度お隠れいただいた、ということなのだろう。

たきなはDAに復職してるから、すでに現場担当者だし。

ということで、リコリコの面々は、とにかく一度バラして再結集させるぜ!ってのがミエミエだからいいのだけど。


問題は、真島と吉松。

意外と真島は、真っ当な正義を説く告発マンだった。

1000丁の銃をばらまいて東京を恐怖に陥れて、と言うのはわかるけど、それを阻止するのは警察であってDAじゃないよね?

DAは、要するに、もともと超法規的な御庭番集団で、それらを動かしているのはディープステイト、ってことだよね。

で彼女らは、御庭番だから、国家の危機、公安案件でない限り出動しない、となると、1000人の銃を使うのが素人ではなくそれ相応の武装集団経験者でないとどうしようもないと思うのだけど、そこらへん、あの真島はちゃんとしきったのかな?

もちろん、そんな詳細はリコリコの本来の面白さとは関係ないから、ガバガバでもいいんだけど。

でもね、そんなズルズルな真島が吉松をピーチ姫にして千束とミカを呼び出す、というのが、どうもね。

そんな大規模テロもどきみたいな雑な悪事でなく、やるならもう少し対象を絞った、でもそれ故可能になる凄惨な事件のほうが良かったと思うのだけど。

とにかく、真島があんなにイキっていたわりには、まとめな正義マンっぽかったのがね、ちょっとイメージしてたのと違ったかなぁ、って。

要するに、今回は、次回、次次回の盛り上げのための溜め回でしかなかったので、正直退屈だった。

次回の本番開始に、一応期待w
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