わかってはいたけど、ウシオに続いて、ひづるも退場。
苦しいなぁ。
これでもう慎平には影ミオしかいなくなった。
にしても、まさか、あの影ミオがここまで慎平のアシスト役になるとは思わなかった。
もちろん、ウシオの退場と、さらにはひづるの消失がなければ、こうまで彼女が前面に立つことはなかったと思うけど。
なにがいいって、影ミオは、完全に澪の気持ちがわかっていて、動いているところ。
慎平のためになにかしたいとずっと思っているのに、非力ゆえに力になれないことがわかっている澪の想いに答えているところ。
それで思うのは、影って、単純なコピーじゃないよね。
もちろん、オリジナルが死滅すれば、コピーのほうがオリジナルに完全になりきれるという事情もあるのだろうけど。
コピーしてできた影には、ちゃんと自分は影でオリジナルのいる場所を占めて、オリジナルになりきらないといけないという自覚はちゃんとある。
その上でオリジナルを演じていくうちにだんだんその自覚も薄れていく、ということなのかな。
もちろん、ハイネの呼び出し、という自分が影であることに気付かされるイベントが適宜起こるわけだけど。
なんかちょっと不思議なんだよね、あの慎平殺すガール!だった、出刃包丁をふりまわす澪が、いまや最も頼りになる味方になっていることが。
それもこれもウシオが退場しないことには実現しない場面というのがね。
そういう意味でも、ループのやり直しは、作劇上、面白いことができる、ということだよね。
で、今回、ひづるが退場したわけだけど、代わりに竜之介は慎平の中に残ったわけで、そういう意味では、師匠たるひづるの言葉を胸に刻んだだけでなく、彼女の力も引き継いだことになる。
ここも上手いよね。
その上で、ひづるの遺志をつぐのだから。
逆に言うと、今までのところが、ひづるの監督の下での修行期間だったみたいなもので。
前回と今回で話が分けられたので、ちょっと忘れてしまうけど、シデとの戦いでひづるが負けた理由のひとつには、前日、シデに左肩?腕?を撃たれて万全のたいちょうではなかったってこともある。
しかも、その原因が、慎平を守るためにわざと盾になって被弾したことだったので。
つまり、ひずるはずっと慎平の守護者だったんだよね、ウシオとは違う意味で。
だから、最後に大往生と遂げた、ともいえる。
しかもズルいのは、彼女がここまでハイネとシデを止めようとした背景には、ここで命を賭すことが、彼女の中では、竜之介を死なせたことに対する贖罪であったこと。
だから、最後までひづるはぶれなかった。
といっても、最初に彼女が登場した時には、まさかそこまで意志の人だとは思っていなかったわけで。
この作品の良いところは、こういうふうにそれぞれのキャラクターが、物語の進展の中でちゃんと変貌していくところだよね。
ちゃんとドラマになっていて、やっぱ、スゴイや。
ということで、残り5話。
まだまだ紆余曲折ある展開が待っているので、今から楽しみ。
いろいろな意味で、影ミオの存在がカギを握るはず。
苦しいなぁ。
これでもう慎平には影ミオしかいなくなった。
にしても、まさか、あの影ミオがここまで慎平のアシスト役になるとは思わなかった。
もちろん、ウシオの退場と、さらにはひづるの消失がなければ、こうまで彼女が前面に立つことはなかったと思うけど。
なにがいいって、影ミオは、完全に澪の気持ちがわかっていて、動いているところ。
慎平のためになにかしたいとずっと思っているのに、非力ゆえに力になれないことがわかっている澪の想いに答えているところ。
それで思うのは、影って、単純なコピーじゃないよね。
もちろん、オリジナルが死滅すれば、コピーのほうがオリジナルに完全になりきれるという事情もあるのだろうけど。
コピーしてできた影には、ちゃんと自分は影でオリジナルのいる場所を占めて、オリジナルになりきらないといけないという自覚はちゃんとある。
その上でオリジナルを演じていくうちにだんだんその自覚も薄れていく、ということなのかな。
もちろん、ハイネの呼び出し、という自分が影であることに気付かされるイベントが適宜起こるわけだけど。
なんかちょっと不思議なんだよね、あの慎平殺すガール!だった、出刃包丁をふりまわす澪が、いまや最も頼りになる味方になっていることが。
それもこれもウシオが退場しないことには実現しない場面というのがね。
そういう意味でも、ループのやり直しは、作劇上、面白いことができる、ということだよね。
で、今回、ひづるが退場したわけだけど、代わりに竜之介は慎平の中に残ったわけで、そういう意味では、師匠たるひづるの言葉を胸に刻んだだけでなく、彼女の力も引き継いだことになる。
ここも上手いよね。
その上で、ひづるの遺志をつぐのだから。
逆に言うと、今までのところが、ひづるの監督の下での修行期間だったみたいなもので。
前回と今回で話が分けられたので、ちょっと忘れてしまうけど、シデとの戦いでひづるが負けた理由のひとつには、前日、シデに左肩?腕?を撃たれて万全のたいちょうではなかったってこともある。
しかも、その原因が、慎平を守るためにわざと盾になって被弾したことだったので。
つまり、ひずるはずっと慎平の守護者だったんだよね、ウシオとは違う意味で。
だから、最後に大往生と遂げた、ともいえる。
しかもズルいのは、彼女がここまでハイネとシデを止めようとした背景には、ここで命を賭すことが、彼女の中では、竜之介を死なせたことに対する贖罪であったこと。
だから、最後までひづるはぶれなかった。
といっても、最初に彼女が登場した時には、まさかそこまで意志の人だとは思っていなかったわけで。
この作品の良いところは、こういうふうにそれぞれのキャラクターが、物語の進展の中でちゃんと変貌していくところだよね。
ちゃんとドラマになっていて、やっぱ、スゴイや。
ということで、残り5話。
まだまだ紆余曲折ある展開が待っているので、今から楽しみ。
いろいろな意味で、影ミオの存在がカギを握るはず。