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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

なぜ『わたしの幸せな結婚』は世界中のNetflixで注目を集めているのか?

2023-07-22 19:52:28 | Weblog
世界中のネトフリで『わたしの幸せな結婚』がウケているというのを聞いたので、遅ればせながら最新の3話までネトフリで見てみたw

で、見終わったら、なるほどなぁ、と納得がいった。

大正時代の日本を舞台に、異能使いの名家の間で、シンデレラを演る。

そりゃ、ウケるよね。

映像を見ればわかるけど、大正ロマンスって、和装の日本人が西欧風に振る舞っているという点では、普通に外国人の関心を惹くよね。

ネトフリって基本意識高い系の視聴者が多いから、外国文化に対する関心も高いはずで、その人たちが、あれ?と思う和装で、でもそれほど自分たちとは変わらない生活様式を享受していたら、理解もしやすい。

その上で、異能の話でしょ?

第3話の最後で久堂が使った異能をみれば、系譜的には陰陽道っぽいものっぽいし。

彼を襲ったのも式だったしね。

で、そうなると、これ、和風のハリポタ、あるいは指輪物語、として見れば良い。

つまり、一種の魔法ファンタジー。

大正で異能までふくめれば、基本的には『鬼滅の刃』と同じ系統だよね。

そこでさらにシンデレラストーリーなわけでしょ。

こんなにわかりやすいものはない。

そういう意味では、久堂家が贔屓にしている呉服屋の店主が、ヒロインである美世を「原石」として強調したあたりなんて、賢人の誉れの高い占い師のオババ様が、予言で一押ししたようなものじゃない。

原石を磨くのだから、もう美世については上昇一辺倒ってことでしょw

久堂と美世の間で10歳近く年齢差がある、というのもその原石を育てる余裕が精神的にも財力的にもあるということだから。

そりゃ、見ていて安心できるよね。

しかも、どうやら美世には、とんでもない異能がまだ眠っているみたいだしw


普通に見ていて面白い。

美世の卑屈さにはちょっとまいるけど、それもこれから向上するばかり、というなら我慢もできる。

ということで、これだけプロットがわかりやすくて、和装ファンタジーってことなら、意識高い系の外国人もアピールするよね。

それこそネトフリとしてはいい「原石」を見つけられたんじゃないのかな。
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