いやー、びっくり!
この物語の本当のタイトルは『ぼっち・ざ・ひーろー!』だったのか!
てっきりぼっちちゃんが主役の物語だと思っていたら、本当の主人公は虹夏だったんだね。
いわば、知る人ぞ知る剣豪のぼっちちゃんが、救国の英雄を探し求めていた虹夏姫を救う物語。
「ぼっちちゃんがギーターヒーローだったんだね!」と、虹夏が告げたところから以後の展開って、完全に、お姫様と騎士の物語だよね。
虹夏姫は、騎士ぼっちちゃんの活躍できる場を用意し、
騎士ぼっちちゃんは、虹夏姫の夢を叶えるべく活躍することを誓う。
あそこは、完全に英雄譚で、姫と騎士が契約する場面じゃんw
で、姫が騎士に授けた二つ名が「ぼっち・ざ・ろっく」なわけで。
痺れたなぁ、ここは!
名もなき「ぼっち」でしかなかったぼっちちゃんが、新たな名と場所を叶えるべき目標まで与えられたのだから。
一方、虹夏は虹夏で、自分の長年の夢を、そして大好きなお姉ちゃんへの恩返しを、これで叶えることができると「確信」したのだから。
静かに燃えるシチュエーションだよねw
これもう、まるっきり少年マンガのノリじゃん!
いや、だからぼっちちゃんは「ギターヒーロー」を名乗っていたんだ、とか、
そういえば、虹夏がむりやりぼっちちゃんを引き込んだんだ、とか、
いろいろ、ここに至るもろもろの伏線はしこまれていたんだなぁ、と思った。
もっとも、今回は、てっきり初のライブ回として熱い演奏の場面が見られると思っていたのだけど、確かに駆け出しのバンドにそんな喝采が生じるわけもなく。
それでも2曲目でぼっちちゃんがギターソロから入ってやる気を見せたわけで。
だから、そのままラストの3曲目で超盛り上がったステージの様子が描かれると思っていたのだけど。
それがいきなり打ち上げの居酒屋に移ってしまって。
そうか、これは、きっと3曲目は回想として、すごかったね!とかいいながら描かれると思いきや、いつまでも経ってもそれは描かれず。
そうこうするうちに尺がどんどん迫ってきて、なんだよ、この不完全燃焼な展開はー!!!、って思っていたところでの、
ぼっちちゃんがギーターヒーローだったんだ、
のくだりなんだもん。
不意打ちだったよ、これは。
そういう意味では、まんまと監督にやられたよw
ちょうどアマプラで『シン・ウルトラマン』を見て、なんかただの懐古厨な特撮でイタイなぁ、と思っていたところだっただけに、
まさか、「ヒーローの正体を看破する」名場面を、虹夏とぼっちちゃんに演じられるとは思わなかったよw
本当に不意打ち。
これこそが「ものがたり」の妙、「構成」の妙。
居酒屋場面が出てきたからではないけど、『チェンソーマン』の監督は、今回のぼっちちゃんたちのお話の流れを、演出を、セリフを、その間も含めて、よくよく勉強すべきだよ。
このさき、結束バンドはきっと成長していくはず!と期待をもたせたところも含めて、こういうのこそが、物語なんだよ。
ということで、ノリとしては、この第8話が最終回でもいいくらいの完成度。
だって、第1話から見なおしたくなる構成なんだもの。
最後まで見て、最初に戻りたくなるお話は、いい作品の絶対条件。
初見で十分楽しませ、二度目、三度目でさらに面白がらせる。
そうすると、もう忘れられなくなるから。
いいものが見れたなぁw
この物語の本当のタイトルは『ぼっち・ざ・ひーろー!』だったのか!
てっきりぼっちちゃんが主役の物語だと思っていたら、本当の主人公は虹夏だったんだね。
いわば、知る人ぞ知る剣豪のぼっちちゃんが、救国の英雄を探し求めていた虹夏姫を救う物語。
「ぼっちちゃんがギーターヒーローだったんだね!」と、虹夏が告げたところから以後の展開って、完全に、お姫様と騎士の物語だよね。
虹夏姫は、騎士ぼっちちゃんの活躍できる場を用意し、
騎士ぼっちちゃんは、虹夏姫の夢を叶えるべく活躍することを誓う。
あそこは、完全に英雄譚で、姫と騎士が契約する場面じゃんw
で、姫が騎士に授けた二つ名が「ぼっち・ざ・ろっく」なわけで。
痺れたなぁ、ここは!
名もなき「ぼっち」でしかなかったぼっちちゃんが、新たな名と場所を叶えるべき目標まで与えられたのだから。
一方、虹夏は虹夏で、自分の長年の夢を、そして大好きなお姉ちゃんへの恩返しを、これで叶えることができると「確信」したのだから。
静かに燃えるシチュエーションだよねw
これもう、まるっきり少年マンガのノリじゃん!
いや、だからぼっちちゃんは「ギターヒーロー」を名乗っていたんだ、とか、
そういえば、虹夏がむりやりぼっちちゃんを引き込んだんだ、とか、
いろいろ、ここに至るもろもろの伏線はしこまれていたんだなぁ、と思った。
もっとも、今回は、てっきり初のライブ回として熱い演奏の場面が見られると思っていたのだけど、確かに駆け出しのバンドにそんな喝采が生じるわけもなく。
それでも2曲目でぼっちちゃんがギターソロから入ってやる気を見せたわけで。
だから、そのままラストの3曲目で超盛り上がったステージの様子が描かれると思っていたのだけど。
それがいきなり打ち上げの居酒屋に移ってしまって。
そうか、これは、きっと3曲目は回想として、すごかったね!とかいいながら描かれると思いきや、いつまでも経ってもそれは描かれず。
そうこうするうちに尺がどんどん迫ってきて、なんだよ、この不完全燃焼な展開はー!!!、って思っていたところでの、
ぼっちちゃんがギーターヒーローだったんだ、
のくだりなんだもん。
不意打ちだったよ、これは。
そういう意味では、まんまと監督にやられたよw
ちょうどアマプラで『シン・ウルトラマン』を見て、なんかただの懐古厨な特撮でイタイなぁ、と思っていたところだっただけに、
まさか、「ヒーローの正体を看破する」名場面を、虹夏とぼっちちゃんに演じられるとは思わなかったよw
本当に不意打ち。
これこそが「ものがたり」の妙、「構成」の妙。
居酒屋場面が出てきたからではないけど、『チェンソーマン』の監督は、今回のぼっちちゃんたちのお話の流れを、演出を、セリフを、その間も含めて、よくよく勉強すべきだよ。
このさき、結束バンドはきっと成長していくはず!と期待をもたせたところも含めて、こういうのこそが、物語なんだよ。
ということで、ノリとしては、この第8話が最終回でもいいくらいの完成度。
だって、第1話から見なおしたくなる構成なんだもの。
最後まで見て、最初に戻りたくなるお話は、いい作品の絶対条件。
初見で十分楽しませ、二度目、三度目でさらに面白がらせる。
そうすると、もう忘れられなくなるから。
いいものが見れたなぁw