修一の山田塾の仲間たちの関係をすでに知ってはいたけれど、改めてこのカイトの手によって、愛子に成り代わったほのかを絞殺する、という展開は、なかなかに無理があるな。
多分、原作だと、白黒の漫画ということもあって、淡々と猟奇的なことを行っても、小回りを含めて時間の引き伸ばしやタメを加えることができるので、それほど違和感はないけれど、アニメのように色がついて、動きが連続して行われてしまうと、いや、さすがにカイトの判断、早すぎるし、常軌を逸している、という感じしかしない。
今回のエピソードだと、なんかほのかが異常者扱いされているわけだけど、ほのか(見た目は愛子)を殺している時点で、カイトも十分、異常者でしょ。
で、もともと事件の発端になった愛子の自殺にしても、正義感を振りかざしたはてに起こした自殺となると、愛子の神経も尋常ではない。
いや、死ぬところまでは行かないでしょ、さすがに。
・・・って、思うと、もしかして、山田塾に集められた子どもたちって、両親が共働きで預けられた、という理由も含めて、すでに子どもの頃に、何らかの心理的障害を抱えていた子どもたちだった?という気がしなくもない。
確か、エレナがクレアに話していたはずだけど、彼女たちの両親にしたって、議員?をしている父親は不正をしていて、母親は会社の若い社員と不倫をしていたということだったはず。
で、それを理由にエレナは両親を殺した、というのだから、エレナにしても相当、精神を病んでいる。
そういう意味では、直人と修一は、冷静な男子だった、ということになるけれど。。。
まぁ、だから、修一とのコンビを解消せざるを得なくなった――修一の記憶はエレナに消されている――エレナが、修一の代わりに選んだパートナーが直人になったのだろうけど。
それにしても、いまさらながら驚いたのは、カイトがほのか(見かけは愛子)を殺したのって、数ヶ月前のことでしかない、ということ。
となると、それから1-2ヶ月の間に、修一はエレナとともにコイン集めに関わったけど、その過程で、100枚のコインを集めた、あるいは集めそうになったカイトと多分、揉めて、その結果、何らかのダメージを受けてしまい、エレナによって記憶を消されるようになった、ということなのだろうな。
で、その記憶を消された時点から、それほど時間が経っていないところで、今度はクレアと出会って(第1話)、再び、コイン集めに関わるようになった、ということのようで。
想像していた以上にせわしない。
いや、だって、その数ヶ月の間に、円や小柳のようなコイン集めのグループがつくられていったわけでしょ。
もちろん、愛子が自殺してほのかが入れ替わる随分前からコイン探しゲーム自体は始まっていたのかもしれないけれど。。。
このあたりは、原作も含めて、時間の流れに疑問を感じるところ。
あと、この12話の時点では、愛子が自殺した理由については、まわりからのいじめだったのだろう・・・ぐらいの理由しか明かされていないわけだけど、
このあと、物語が進んでいくと、カイトの口から、どうやらクレアが、悲劇の発端を引き起こした・・・的な発言がされるんだよね。
となると、自然に考えると、愛子が自殺する最大の理由を作ったのがクレアになり、そのクレアを問い詰めるために、記憶を失う前の修一がクレアの首を占めようとしていた、というフラッシュバック場面につながるようにも思えて。
もっとも、このあたりの「修一の消された記憶のサルベージ」は今まさに、原作で試みようとしていることだから、原作の55話以降で明らかにされていくことなのかもしれなくて、ちょっとドキドキしている。
これまでのクレアの「悪魔」的行動からすると、愛子を直接いじめるのではなく、愛子が構造的にいじめられるように仕向けたり、あるいは、自殺を選択せざるを得ない状況を作り出したのがクレアだった、ということになりそう。
であれば、カイトがクレアを見て「悪魔め!」と言ったのも理解できる。
ということで、この終盤になって一気に山田塾の「起源の物語」にまで触れてきたわけど、これ、次回でアニメは終わりなのかな?
ここまできたら、『進撃の巨人』ではないけれど、丁寧に最後まで映像にしてほしいと思うけど、無理なのかな。
せめて2クールまでやってくれると、物語の全貌がだいぶはっきりしてくると思うのだけど。
というか、やっぱり、今の化け物になったカイトと、直人や修一が再会するところまでは見てみたいのだけどな。。。
そういう意味で、次回、どこまで描くのか、楽しみではある。
この先の展開が、だんだんと心理ホラーになっていくことを思うと、夏にかけて2クールやってくれるとちょうど合ってると思うのだけど。
多分、原作だと、白黒の漫画ということもあって、淡々と猟奇的なことを行っても、小回りを含めて時間の引き伸ばしやタメを加えることができるので、それほど違和感はないけれど、アニメのように色がついて、動きが連続して行われてしまうと、いや、さすがにカイトの判断、早すぎるし、常軌を逸している、という感じしかしない。
今回のエピソードだと、なんかほのかが異常者扱いされているわけだけど、ほのか(見た目は愛子)を殺している時点で、カイトも十分、異常者でしょ。
で、もともと事件の発端になった愛子の自殺にしても、正義感を振りかざしたはてに起こした自殺となると、愛子の神経も尋常ではない。
いや、死ぬところまでは行かないでしょ、さすがに。
・・・って、思うと、もしかして、山田塾に集められた子どもたちって、両親が共働きで預けられた、という理由も含めて、すでに子どもの頃に、何らかの心理的障害を抱えていた子どもたちだった?という気がしなくもない。
確か、エレナがクレアに話していたはずだけど、彼女たちの両親にしたって、議員?をしている父親は不正をしていて、母親は会社の若い社員と不倫をしていたということだったはず。
で、それを理由にエレナは両親を殺した、というのだから、エレナにしても相当、精神を病んでいる。
そういう意味では、直人と修一は、冷静な男子だった、ということになるけれど。。。
まぁ、だから、修一とのコンビを解消せざるを得なくなった――修一の記憶はエレナに消されている――エレナが、修一の代わりに選んだパートナーが直人になったのだろうけど。
それにしても、いまさらながら驚いたのは、カイトがほのか(見かけは愛子)を殺したのって、数ヶ月前のことでしかない、ということ。
となると、それから1-2ヶ月の間に、修一はエレナとともにコイン集めに関わったけど、その過程で、100枚のコインを集めた、あるいは集めそうになったカイトと多分、揉めて、その結果、何らかのダメージを受けてしまい、エレナによって記憶を消されるようになった、ということなのだろうな。
で、その記憶を消された時点から、それほど時間が経っていないところで、今度はクレアと出会って(第1話)、再び、コイン集めに関わるようになった、ということのようで。
想像していた以上にせわしない。
いや、だって、その数ヶ月の間に、円や小柳のようなコイン集めのグループがつくられていったわけでしょ。
もちろん、愛子が自殺してほのかが入れ替わる随分前からコイン探しゲーム自体は始まっていたのかもしれないけれど。。。
このあたりは、原作も含めて、時間の流れに疑問を感じるところ。
あと、この12話の時点では、愛子が自殺した理由については、まわりからのいじめだったのだろう・・・ぐらいの理由しか明かされていないわけだけど、
このあと、物語が進んでいくと、カイトの口から、どうやらクレアが、悲劇の発端を引き起こした・・・的な発言がされるんだよね。
となると、自然に考えると、愛子が自殺する最大の理由を作ったのがクレアになり、そのクレアを問い詰めるために、記憶を失う前の修一がクレアの首を占めようとしていた、というフラッシュバック場面につながるようにも思えて。
もっとも、このあたりの「修一の消された記憶のサルベージ」は今まさに、原作で試みようとしていることだから、原作の55話以降で明らかにされていくことなのかもしれなくて、ちょっとドキドキしている。
これまでのクレアの「悪魔」的行動からすると、愛子を直接いじめるのではなく、愛子が構造的にいじめられるように仕向けたり、あるいは、自殺を選択せざるを得ない状況を作り出したのがクレアだった、ということになりそう。
であれば、カイトがクレアを見て「悪魔め!」と言ったのも理解できる。
ということで、この終盤になって一気に山田塾の「起源の物語」にまで触れてきたわけど、これ、次回でアニメは終わりなのかな?
ここまできたら、『進撃の巨人』ではないけれど、丁寧に最後まで映像にしてほしいと思うけど、無理なのかな。
せめて2クールまでやってくれると、物語の全貌がだいぶはっきりしてくると思うのだけど。
というか、やっぱり、今の化け物になったカイトと、直人や修一が再会するところまでは見てみたいのだけどな。。。
そういう意味で、次回、どこまで描くのか、楽しみではある。
この先の展開が、だんだんと心理ホラーになっていくことを思うと、夏にかけて2クールやってくれるとちょうど合ってると思うのだけど。