これもどこかで見たことあるなぁ、どこぞの国の姫様を、能力抜群の兄弟がバックアップしながら、逃避行を行う、しかもドラゴンまで登場して、いまどき竜騎士かよ?・・・ということで、
ああ、廃棄王女まんまじゃん!
と思ってたら、なんと、作者まで同じ。
となると、これ、確信犯なんだろうなぁ、とすると、何かひねってくるんだろうなぁ、と思っていたら、
まさかの、赤チャイカの登場。
えー、これ、もしかしてチャイカ、量産品設定w
いやー、これはもう、これだけで凄いなー、と思った。
要するに「チャイカ菌」ないし「チャイカウイルス」があって、何かのきっかけにそれが発動する、ってことなんだろうな。それで、人格の上書きがなされてしまう。
当然、誰かの思惑はあるのだろうけど、赤チャイカも棺を背負って遺体集めをしてるってことは、その黒幕が、遺体を欲しているってことだよね、きっと。
そして、遺体集めをさせるなら、複数のチャイカにまかせて、競わせたほうが手っ取り早いだろうし。
なんていうか、こうした、分散競争は、今風だよね。
さらには、ウイルスっぽいもので、任意にチャイカが生まれるであろうところも。
それに比べれば、廃棄王女はまだ牧歌的だった。基本的に、貴種流離譚の姫様版だし、兄貴も姉貴も真っ直ぐだったからw
それに比べれば、トールとアカリはね。。。w
戦乱上等!ってほざくトールは、まんまニートだし。
俺の能力を活かす世界がないのがいけない、ってところも。
アカリに至っては、あのツッコミっぷりは、『化物語』の神原にしか見えないよw
フレドリカは、バーサーカーな幼女?だし。
なんというか、見事に今風。
というか、廃棄王女から今までの間の、いわゆるラノベキャラの「進化」をそのまま埋め込んだ感じでw
5話、6話は、結局、赤チャイカとの邂逅で終わったわけで、こうなると、彼女の一行が今後どう絡んでくるかだよな~。
あと、どう考えても「複数」のチャイカたち、要するに、禁書目録のシスターズのように複数のチャイカが存在するはずだから、それぞれがどんな思惑で絡んでくるかだな。
姿形は似ていても、性格や技能は全く異なることが今回示されたわけだから。
当然、それぞれのチャイカにそれぞれの過去があったはずだし。
個々のチャイカからすれば、操られているかも?という疑念はつきまとうわけで。
その意味では、アイデンティティを巡る話でもあるよね。
うーん、派手さはないけど、続きが気になる。
ということは、ストーリーテリングが優れてるってことだよな。。。
廃棄王女も佳作だったしw
しかし、そろそろ次回辺りから大きく話を動かして欲しい・・・と思っていたら、これ、2クール決定なのね、しかも分割。そうなると、結構最後まで行くのかな。
いずれにしても、次回が楽しみ。