BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

【推しの子】 第120話 『実力不足』 感想: 徹底的にルビーに天童寺さりなの過去を振り返させるんだな。。。

2023-06-08 18:19:52 | 推しの子
うーん、エグいなぁ。

このまま役作りに悩み、どんどんルビーは、さりなとしての前世を振り替えざるを得なくなる。

で、この流れだと、遠からず、実母と稽古場で再会・・・なんてことになるのだろうな。

で、一回、ルビーはブチ切れる!

で、そこでようやく、今回、かな「先輩」がアドバイスしてくれた、自分の本質と向き合う。

これって、要するに自分の普段の感情や行動様式をデフォルトして強く認識して、そこからの距離をチューニングして、これから行う役の価値基準や行動倫理を見定めて、それを素の自分に上書きする、ということでしょ、きっと。

だとすれば、さりなは、とにかく自分の過去から目を話してはいけない。

端的に、実母には愛されてなかった、という事実に気づき、それを受け入れ、だからこそ、アイもきっとそうだったと思うけど、愛に焦がれる姿を描ける。

実母とアイの二人の愛情の距離を測ってようやく役作りに行けるんじゃないかな?


問題があるとすれば、この過程で、多分、アクアが、ルビーの前世に気づき始めること思うけど。

それはどうなるんだろうね。

ルビーは、吾郎への思いを、一度、(吾郎の名前は出さずに)あかねには伝えているから、もしかしたら、あかねがそのことをアクアに伝えるかもしれないけど。

しかし、こうなると、本当に「あかね」は、アクアの闇を明らかにしていくという、嫌な役回りがまっているよね。

ついでに、きっと、ルビーの過去にも気づき始める。

もしかしたら、あのアクアとルビーの前に現れた「神様」っぽい子が、あかねの前に現れて、二人が前世をもつ転生者だ、ってことを伝える時が来るのかもしれない。

もしくは、劇団の先輩としてカミキヒカルがあかねの前に現れて、転生の可能性について語るのかも。

いや、だんだん気になってきたのは、アクアとルビーって、もともと「魂のない双子」だったんじゃないかなって。

で、魂が空っぽだったのは、そこにカミキヒカルがじぶんの魂を定着させるためだったんじゃないか、ってこと。

そうやってカミキヒカルが今までも転生を繰り返してきた存在だった。

だから、新しい器としての人間を得るために、アイたちを孕ませて来たんじゃないの?って思ったり。

まぁ、完全に妄想の域なんだけどw

でも、もはやカミキヒカルくらいしか、アクアたちの転生の秘密を明かしてくれる人物がいないように思えるし、実は彼に一番近い存在は「あかね」なんじゃないかって思うんだよね。

だって、あかねが賞を得たときに、すでに一度すれ違っているわけだし。

なんか思い切り脱線しちゃったけど、でも、このルビーの話は、こんなふうに物語のステージをひとつ上げてしまうような気がするんだよね。。。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【推しの子】 第8話 『初め... | トップ | 100万の命の上に俺は立ってい... »

推しの子」カテゴリの最新記事