100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

特別編 ワンちゃん マッターホルン チェルマット4

2006年01月10日 10時35分03秒 | スイス

 チェルマットでの自由時間には山岳博物館に行きました。写真はウィンパーの写真とそのとき切れたザイルなどです。

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特別編 ワンちゃん マッターホルン チェルマット3

2006年01月10日 10時29分08秒 | スイス

 少年時代確か中学生の時、ウィンパーの「アルプス登攀記」を読み感激しました。当時は病弱であったためマッターホルンに出会うことなどはまったく諦めていました。ところが今回の旅で展望台のゴルノグラードでこそ見ることができませんでしたが,麓のチェルマットからのその雄姿に出会い大感激でした。

 しかもチェルマットでの宿泊がウィンパーの定宿ホテル・モンテローザということでこれまた大感激でした。

 ここでご存じない方のため、簡単にウィンパーについて紹介しておきます。彼は1840年ロンドン生まれの英国人です。アルプス登山で最後の登攀不可能といわれたマッターホルンを1865年にこのウィンパーが征服したのです。 「苦闘6年、七たびにおよぶ敗退にもめげず、とうとう彼は目的を達してマッターホルンの頂上に立った。しかし下山にかかってまもなく悲劇は起こった」(岩波文庫「アルプス登攀記下」のカバーより) 

 その悲劇とは下山時にザイルが切れ7人の内4人が転落死したのです。

  写真はウィンパーの初登攀60年を記念するためイギリス山岳会から1925年送られたウィンパーの浮き彫りでホテルモンテローザの道路沿いの壁にはめ込まれているものです。

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