というわけで、イリ大橋を渡りシボ族の人たちを探して歩きました。出会えませんでした。ところが色々聞いているうちにロシア人と自称する人(オロスと発音したのを直感的ロシアと理解しました)に出会いました。写真の人です。どう見ても、スラブ系には見えませんよね。東洋系ですよね。本人が私をからかったのかどうかは、よく分かりませんが、民族というのは主観的なもので本人の帰属意識が優先されるので、この場合も彼を信用しようと思います。
彼らはオロス族と呼ばれ18世紀にロシアからこの地に移住してきて現在もロシアの習俗を強く遺しており少数民族と認定されています。人口は1万5千人です。