この写真は8年後(2006年)にトルファンを再訪したときの楼蘭です。かなりワインも飲み物として一般的になっているようで味も充分に熟成されていました。
“Ayaka”さんコメント有難うございました。私も数年前「スキャンダルの世界史」(海野弘著)を読み面白かったのでつられて同じ著者の「陰謀の世界史」、「スパイの世界史」も読みました。今後ともこのブログをよろしく。
この写真は8年後(2006年)にトルファンを再訪したときの楼蘭です。かなりワインも飲み物として一般的になっているようで味も充分に熟成されていました。
“Ayaka”さんコメント有難うございました。私も数年前「スキャンダルの世界史」(海野弘著)を読み面白かったのでつられて同じ著者の「陰謀の世界史」、「スパイの世界史」も読みました。今後ともこのブログをよろしく。
マダガスカルから帰って来たので「マダガスカル」編を書く予定でしたが、予定を変更して引き続き「世界の酒」編を続行します。「世界の酒」編の完結後「マダガスカル」編を掲載の予定です。
1998年中国のトルファンでワインをリクエストしました。同行の皆さんは少し怪訝な顔でした。しかしその時、私は唐代の詩人王翰(587?~726?)の以下のような詩を思い出していました。
葡萄の美酒、夜光杯
飲まんと欲すれば、琵琶、馬上に催す
そこで、王翰の時代の皇帝は玄宗なので楊貴妃と夜光杯で葡萄酒を交わしていたのではないかと妄想していました。
トルファンは干し葡萄の産地として有名なので必ず美味い葡萄酒があるに違いないと確信していたのでリクエストに及んだというわけです。
出されたのは「楼蘭」というワインでした。68元(約1000円)という中国の物価水準としてはかなり高価なものでした。味はやや若い感じで充分に熟成されていないように感じました。
写真はレストランに隣接している土産物屋さんで飲み残しの楼蘭を店員さんに振る舞い喜ばれているところです。