旅行前はモルドヴァと聞けばワインでしたが、旅行後もやはりワインが一番印象に残っています。モルドヴァは旧ソ連邦の一員でしたが独立後もヨーロッパの最貧国でおもな産業はブドウとワインです。したがってロシアとの関係が悪化するとロシアからワインの輸入を止められということが起きています。
首都キシニョウの近くにあるミレスティ・ミチというワイナリーを訪ねました。1969年設立の比較的若いワイナリーですが石灰岩切り出しの跡の地下にあり総面積250km2の敷地をほこり2005年には世界最大のワイナリーとしてギネスブックにも登録されました。内部は一年を通じ湿度85%~95% 温度120C~140Cに保たれています。
見学はあまりにも広いのでバス移動でした。此の地下の条件がよいため各国富豪からのワインの熟成場所にもなっています。中国の名前も見ました。
見学後この地下で試飲会になりました。一人ひとりにいくつものワイングラス(数は忘れました)があり、ブドウの種類、醸造年の説明があり試飲をして後はお好みを飲み放題になりました。最後にはお土産として2本いただきました。ただし8%の度数でした。
写真はワイナリーの入り口にある赤ワインの噴水(?)です。