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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「世界の酒」編 オランダ ジェネヴァ

2012年12月16日 08時13分31秒 | 

 

 この「世界の酒」編の第1回(2010年5月8日)で19世紀に「イギリスで絶対禁酒運動の福音を広めるために鉄道利用の小旅行を組織したトーマス・クックは近代ツーリズムすなわちパックツアーの創始者とされています」と書きました。18世紀~19世紀にかけてイギリス労働者階級の「飲酒癖」の害は相当ひどかったようです。当時、労働者の収入の6分の1ないし4分の1がアルコール飲料に充当されとする社会調査の結果があります。(「路地裏の大英帝国」角山栄 川北稔編p220 平凡社)そのアルコール飲料の大部分は「ジンgin」でした。ところがこのジンはイギリス原産ではなくオランダのジェネヴァに起源があります。

 このジェネヴァは1660年オランダのライデン大学医学部のフランシスク・シルヴィウスが作成した解熱、利尿薬用酒でした。このジェネヴァがイギリスで改良されジンになりました。

 このジンの基になったジェネヴァをオランダの酒屋で見つけました。熟成されるお酒のようで購入したのは(写真)5年ものです。確か10年、20年ものもあったようです。瓶が陶器でなかなか洒落ていて味もよく7年も前のことですが、ジンよりおいしかった記憶が残っています。値段は確か日本円で1000円程度でした。オランダはハイネッケンビールが有名で、このジェネヴァはあまり日本では知られていませんが土産物としてもお勧め品です。

「p」さんコメント有難うございました・今後ともよろしく。

 

コメント (1)
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