この写真は弓を射る近くから的を見たものですが「的」がよく見えませんね。的までの距離が150メートルもあるのです。私の老いた目には的はほとんど分かりませんでした。オリンピックの「アーチェリー」では的までの距離は70メートルだそうです。1988のソウルオリンピックに出場したブータン選手は、いい成績残せず「的が近すぎて当たらなかった」という名言残したそうです。(「現代ブータンを知るための60章」p81)
ブータンの国技は国王もたしなむ「弓」(ダーチェ)です。ただ伝統的な2本の竹の棒を結んだ弓は現在では使われることが少なく「洋弓」の使用が普通のようです。この弓の競技にパロで出会いました。数人が2組に分かれて競技をします。