ミャンマーは国民の90%が仏教徒の国です。日本の大乗仏教とは違い上座部仏教です。以前小乗仏教と呼ばれていましたがそれは大乗仏教から見た侮蔑語ということで現在は上座部仏教と呼ばれています。敬虔な仏教徒が多くわたくしが朝散歩をしていた時周りの民家から読経が聞こえてきました。現地ガイドのオウマ(オンマータイ)さんも朝または夕方必ず読経をするそうです。また全員が一生の内一度は必ず出家します。(ただし男子のみ)したがって、国民の巡礼地であり、我々外国人たちの観光地であるお寺やパゴダ(仏塔)が数多くあります。そこでそのいくつかを紹介します。まず、ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ(後日紹介)、マンダレーのマハムニダ・パゴダ(後日紹介)と並んで3大巡礼地として著名なチャイティーヨー山にあるパゴダ、別名ゴールデン・ロックに案内します。なお、パゴダという単語は英語で日本でもそのまま用いられていますが仏塔と言う方が分かりやすいと思います。ミャンマー語ではPayaパヤ、lonely planetでもPayaと表記され、日本語のガイドブック「地球の歩き方」でもパヤと書かれています。ただ一般の本ではパゴダと書かれているのでここではパゴダと表記します。
標高1100メートルのチャイティヨー山にあるゴールデン・ロックに向けて出発です。旅行社の最初の案内では頂上まで混戴トラックで50分、その後歩いて50分とあり、どうなるかと心配していましたが、最近トラックだけで行けることになったそうで一安心。ところがこの混戴トラックは写真のような状態でギュウギュウ詰のガタガタ道の難行苦行でした。なおこのトラックは国営だそうです。