100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「スリランカ」編 国立博物館3

2015年12月09日 08時46分25秒 | スリランカ

 

 世界3大宗教はいずれも当初は偶像崇拝禁止でした。現在それを守っているのはイスラーム教だけです。仏教もはじめは禁止でしたが、次第にそれが緩んでいきます。その最初の表れがこの写真の仏足石です。この仏陀の足跡を拝むということから次第に偶像崇拝禁止の掟が緩んでいきました。以前ミャンマーを旅行したとき涅槃仏をたくさん見ましたが、なぜか足の裏が強調されていて、私もたくさんの足の裏を撮影していました。足の裏の強調は私の今での推測ではこの仏足石の崇拝に起源するのではないかと思っています。

 余談ですが、キリスト教の偶像禁止の緩みは魚が始まりのようです。イエスの名前と魚の名前とがダジャレ的に似ていることから始まったようです。(この件については鹿児島のバプティスト教会の牧師さんの話にヒントを得ています。牧師さんが魚が偶像崇拝の始まりであると説明されたのではありません。念のため)

ウィクペディアには次のような記載がありました。

魚は「初期キリスト教徒が隠れシンボルとして用いた」 魚は「十字架に次いで多く使用されているキリスト教シンボルである」

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「スリランカ」編 国立博物館2

2015年12月09日 08時42分31秒 | スリランカ

 

 

 スリランカは古くからの文明国です。その証拠品がこの博物館に満載です。そのなかで私の記憶に残るのはこの8世紀に作られたトイレです。(変かな?)

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「スリランカ」編 国立博物館1

2015年12月09日 08時39分29秒 | スリランカ

 

 最初の観光はコロンボ国立博物館でした。1877年イギリスのセイロン総督ウイリアム・グレゴリーによって作られました。博物館というのは事前にかなりの問題意識を持っていないと後に何も残りません。私の場合は。今回は写真も撮れたので(普通、博物館はダメ)少し記憶に残ったものを3つ紹介します。

 スリランカはシンハラ人とタミル人との抗争で私には強く印象付けられています。入り口にこのような掲示がありました。左からシンハラ語、タミル語(注)、英語です。見にくいので拡大してみてください。当たり前のことですがシンハラ語とタミル語が併記されているのでなんとなくほっとしました。シンハラ語とタミル語はもちろん公用語ですが英語も第二公用語的な位置にあるようです。日本から英語留学に行く人もいるようです。

(注)大野晋氏はタミル人が日本に来てタミル語が日本語の起源になったという学説をとなえています。

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