「旧イギリス植民地であった所は食べ物はまずいが、インフラは整備されている。それに対して旧フランス植民地では、食べ物は美味いが、インフラは駄目だ」と言う話を聞いたことがあります。そのことを痛感したのは旧フランス領マダガスカルでした。道路の信号機はないし滅茶苦茶の悪路に悩まされました。しかし、食事は洗練されていて美味でした。と言うわけで今回のアルジェリアは旧フランス植民地であったので美味いものは食べられるが、腰痛の私には悪路を心配していました。ところが実際は全く逆で、食事はまずく、道路は良く整備されていました。
同行の方の食事の後のデザートのバナナを食べながらのコトバ「このバナナが一番おいしかった」に象徴されます。
そこで料理の味はともかく食材を中心に少し紹介をします。
アルジェリアは地理的に地中海沿岸部とサハラ砂漠に分けられます。食材も地理的に分かれるようです。写真は沿岸部のコンスタンティーヌで頂いた夕食です。イワシですね。イワシは日本ではポピュラーですが海外では比較的珍しいと思います。私の経験ではポルトガルに次いで2番目です。