100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

89
歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

[英国物語」編 名誉革命は名誉な革命か?1

2020年09月05日 08時18分21秒 | イギリス
1997年6月22日~7月6日「英国物語」というツアーに参加しました。この当時まだこのブログを開設していなかったので未紹介のことを中心に「英国物語」編を始めます。
 日本語で「英国」または「イギリス」と呼ばれる国の正式な名称は”The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland"で”UK"と略されることがあり、Britain=England +Scotland+Irelandであることを最初に確認しておきます。わたくしのいつものセリフ"Where are you from?" は国の名前を期待して尋ねますが、「スコットランド」「バスク」という返事が返ってきたことがあります。
 そのスコットランドのGlencoeとGullodenの博物館の土産物屋の売り子さんに「Glorious Revolution はスコットランドにとってgloriousではないですね?」と質問しました。どう答えたと思いますか。さてこの私の質問に対する答えは両者ともキョトンとしたままでした。わたくしの英語が通じないないのかと思い添乗員の英語で再度尋ねてもらいました。やはり同じ反応でした。どうやらGlorious Revolution という単語を知らないようです.GloriousRevolution
は1688年のイギリスでの革命で日本の高校の教科書などではこの国名では血が一滴も流されなかったので名誉革命と呼ぶと書かれています。しかし、これには注が必要です。Englandではbloodlessだったということを。ところがこのスコットランドのGlecoeとCullodenでは1688年の革命の反対勢力が(ジャコバイト)がイングランドに虐殺されているのです。それでこの地の人に前記のような質問をしたのです。現地のガイドさんに同じ質問をしたところ猛烈な勢いの反応があり、どうやらわたくしの意見に賛成のようでした。そうですスコットランドにとって1688年の革命はbloodlessではなかったのです。写真はGlencoeとGullodenの戦場跡です。次回に続きます。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする