街を散歩していて出会いました。(写真右上)「柔道」は時々見かけますが「武道」は初めてでした。
写真左、右下は同じ室内ですがなんだと思いますか。落書きで埋め尽くされていますね。実は1712年から1914年まで実際に使用されていた「学生牢」の一室です。大学は高度な自治権をもっていました。そこで大学当局は学生に対しての裁判権を持っていました。そのための牢でした。学生の中にはここに入るのがカッコいいと考える者もいてこのような落書きをしたようです。また、裁判、入牢に対して手数料、罰金が課されそれが大学当局のかなりの収入になったそうです。(「ドイツ歴史の旅」坂井栄八郎著p98)