2001年9月19日〰10月3日「チェコ・スロヴァキア・ハンガリー」を旅行しました。
到着はチェコの首都プラハでしたが、初日はプラハより少し離れたピルゼンビールで有名なプルゼニュと温泉で著名なカルヴィ・ヴァリ(次回紹介)を訪れました。
ビール大国チェコではビールは「のむパン」と呼ばれ世界一のビール飲酒国です。一人当たりの年間消費量は145L で二位のアイルランドの125Lを大きく引き離しています。ちなみに日本は48Lです(2008年統計)。現地ガイドの話によれば風邪をひいたときには医者はビール0.5Lの処方箋を書くそうです。
皆さんが飲むビール瓶のレッテルにpilsner書かれているのを見たことがあると思います。そのpilsnerというのはチェコのビールの商標なのです。そのピルゼンビールの発祥のプルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所(1842年創業)を訪れました。写真上はちょっといかめしい豪華な入口門です。写真中は入り口付近にあった簡単なビール製造工程説明図です。写真下はビール樽倉庫の中です。ここで精製前の濁りビールを試飲しました。「美味い」の一言です。私は日ごろビールを飲まないのですが、チェコでは昼夜ビールを飲み続けました。私はチェコのビールが世界一だと思います。チェコから日本に帰った日、成田空港でビールを飲んだところ「不味い」と声をあげました。
思い出しました。52年前の大阪万博のチェコスロヴァキア(当時はチェコ+スロヴァキア)の展示室で「ピルゼンビールの国ですね」といったところ大変喜んでくれたことを。