写真のようにここを4輪駆動車でドライブしたのですが、殆ど砂(土)埃はしませんでした。砂(土)の粒子がタクラマカン砂漠と違って大きいのでしょう。
「満天の夜空に輝く銀河、日の出と落日の豪華ショー」とはガイドブックlonely planet(p211)のセリフですが残念、機会がありませんでした。
ヨルダン政府はこの地の環境保護を訴えており王立自然保護協会(Royal Society for the Conservation of Nature )を1966年に立ち上げ、ここを訪れる人たちに「足跡以外は残さない、思い出以外は持ちかえらない」を呼びかけています。
Coloさんコメントありがとうございました。ここの説明?に最初は「ここでは夫婦喧嘩なんて考えられませんよね」と俗物的に書く予定だったのですが。
「赤く細かい砂の大地の中に、これ以上に武骨で荒々しいものはないと思われるような巨大な岩山が、あちらこちらそそり立っている」(地球の歩き方p95)とはガイドブックの説明ですが上手い表現なのでそのまま借用させてもらいます。
タクラマカンとワディ・ラムは対照的な砂漠です。色彩?もそうですが、タクラマカンを女性的とすればこのワディ・ラムは男性的です。
前述したようにタクラマカン砂漠の粒子は非常に小さいので移動が激しく「動く砂漠」とも呼ばれています。そのため砂漠縦断道路が作られたときの最大の心配事は砂(土)で埋もれるということでした。そこで考えられたのが写真のように葦による砂(土)防工事でした。
胡楊は100タ0年の樹齢があり、死後も1000年は倒れず、倒れた後も1000年は腐食しないと称されて砂漠の乾燥、塩分に強い木です。中国では特別保護の対象になっています。奥に見えるのが枯れた胡楊です。手前はタマリスクです 。
以前紹介したタマリスクと並んでタクラマカン砂漠の植物に胡楊があります。砂漠に消えた楼蘭王国の住居もこの胡楊で作られていました。この胡楊のところで江沢民が「立ション」をしたというエピソード?があると添乗員の中山さんが教えてくれました。
伊藤さん2005年12月17日へのコメントありがとうございました。
実は私が今度の伊藤さんの添乗が「コーカサス」と言うことなのでアルメニア人大虐殺で「伊藤さんが知らないことを書いているかも」という釈迦に説法みたいな失礼なメールを入れたところこのようなコメントをいただいたというわけでした。なお、伊藤さんのレポートは今回忙しくてダメでしたが、次回は多分2週間後になる予定です。ご期待ください。