風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

静かだぁ~

2010年12月16日 | こたろう語録
我が家が、騒がしくなって10日あまり。

今朝は、ことのほか静か。

2歳半のギャング坊やが、昨夜からいないからだ。

耳の敏感な僕は、ほんとに、うるさくて、それでなくても、赤ちゃん部屋にははいれないし、異常事態が続いている。

我が家が我が家でなくて、唯一、夜母さんの布団の上で寝るときだけが、平和な時間なんだ。


昨日は、パパが会いに来て、くたくたになって抱っこされて眠って帰ってきた。
御昼寝からおきてもパパがいて、晩御飯もパパのお膝の上で。
さぞ、しあわせだったことだろう。

外遊びになれないばぁばとの遊びで、体力の不消化、家の中では、赤ちゃんが寝てるから静かにねと言われ、抱っこして欲しいときにその胸には赤ちゃんがいて。。。

家猫の俺様にとって、体力のある男の子の運動量ってのは、どの程度かわからないけれど、
彼が家に来てから、ぐったりと寝込んで抱かれて帰ってきた様子は、始めてみた。


そして、夜、パパがお決まりの言葉「お父さんと一緒に帰る?」の問いに、みんなの期待に反して、「かえる!」と言い切った。


ママもいないし、バァバ(ぼくのかあさんのこと)もいないよ。
お風呂はお父さんと入るんだよと、「いやだ」と日ごろ応えることを何度確認しても、「かえる」と。

お父さんは戸惑いながら、相好を崩してうれしがっている。

決心は固いと見たお父さんは、電話をして仕事の間の世話をバァバに頼んで了解を得たみたい。

それでも、車に乗ってママがいなかったら、気持ちを変えるかと思ったのだけれど、ドアの音も電話の音もしない。

ママとかあさんは、いつ帰ってきてもよい準備をしながら、待って2時間。
顔を見合わせて、もう家についたねぇと、かおをみあわせていた。

ママは、なんともさびしそうな顔をしていた。

これで、男の子のお父さんが、生まれたことになる。
あちらで、数日過ごしてさらに甘やかされて、帰ってくるか、お兄さんになったままで帰ってくるか。

よほどのことがなければ、日曜日に帰ってくるらしい。


そのあいだに、ママは、睡眠をとり、赤ちゃんは静かな環境ですごし、良い循環がうまれたらいいなぁと、かあさんは思っている。


ママは、いろいろと考えすぎてしまうみたいだなぁ。
今ある環境で、最上のことを選び取るのは、ギャング自身なんだから、あちらに帰ったら甘やかすことになるとか、こちらでは厳しくしかりすぎたのではと、思い悩むことはないと思う。


かあさんが、ママを育てたときは、お姉ちゃんがおとなしくて、わがままを言わなかったから、とうさんが出張で留守勝ちでも、実家が遠くて手助けはお産のときだけでも、なんてことなく過ぎたらしい。
2歳半のまだわけのわからない男の子と赤ちゃんとの生活は、かあさんにもはじめてのことだ。


今出来ることが一番のことと、思って心安らかに、いてほしいなぁ。

そんな風にしていてくれたら、ぼくも、安心していられるんだから。ぼくのためでもある。

コメント