風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

須藤論語素読の会

2024年05月15日 | 詩吟
新越谷駅地下の越ケ谷コミュニティセンタ―に場所を変えて、2回目の講座です。
今日の須藤先生の特に取りあげたい漢詩のお話は、関吟のテキストにもある
「可意  良寛」ですが、この詩の前には、以下の漢詩があるのです。

鳶は喬木の顚に巣くい
黄雀は其の株に聚まる
鳶は雀をして鷇(ひな)を啄めしめ
雀は鳶に憑って烏より護る
此の物猶ほ尚爾り
両箇逓互いに扶く
如何ぞ其れ人と為って
彼此相誅することを為すや

須藤先生のその漢詩にまつわる話や、先生の思いをきいていると、女性なら
ではの受け取り方があって、よりその詩が好きになります。
そしてお話の後、私の吟詠をお聞きいただく機会を下さいます。
かつては、三人の吟者がいて、交代で吟じていました。
須藤先生も、あの頃の先生方のことを懐かしんでおられます。

来月は、双雲美術館で須藤先生との距離を縮めた「山中問答」が語られます。


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夢松風

2024年05月14日 | 詩吟
前回お休みだった教室幹事さんが、出席されました。
どこでブラッシュアップしてきたの?といぶかるほど、お元気でした。

病気明けとは思えない吟詠に、みんなで驚きました。
おやすみ前に、随分と後ろ向きだったので、萎れてお見えになるのかと思いきやです。
体長が下り坂だったので、後ろ向き発言が多かったのですね。
早めに対処して、お元気になられての参加で、みんなで大いに沸きあがって
喜びました。

偶々今日の吟題は、持ち吟で、お名前を頂いたときに添えて拝受した吟題です。
何という偶然かと、喜びながら、そのせいもあって、高らかに吟詠なさったのです。
やぁ、ほんとうにおめでとう!

その、元気さと前向きに刺激されて、他の参加者も大いに頑張って、
その人らしい吟詠をなさいました。
おかげ様、ありがとう。
次回は、和歌です。頑張りましょう。
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令和6年度東京都代表選出全国吟詠コンクール東京都大会応援

2024年05月12日 | 詩吟
5月12日は、夢松風土曜日のAさんが都大会進出なさったので、応援です。
この日は、幼・少・青年の部と一般一部の関東地区予選に向けての戦いです。

小学生までの幼年部は、かわいらしいばかりでした。
中学生以上になると、可愛いだけではなく、それなりに勝ちたい気持ち満々の
お子様も見られて、やぁ、やっぱりコンクールだと、思いました。

青年部までは、幼いころからの訓練が行き届いている英才組がそのほとんどで
基本の声の出し方から違っていると感じました。

そしてその先、一般一部となるとそれらの比率が低くなって、大人になって
吟詠を始めたのだろうという声が増えてきます。
どなたの事も知らないでいっておりますので、私の単なる想像であることを
ご承知ください。

なかでも、Aさんは、特別優遇措置で、初出場初都大会と言う幸運を手にした
人です。
吟詠を始めて二年、今夏二段の昇段試験予定の実力ですから、良く、頑張って
壇上で吟詠をしたものだと、その勇気を買いました。

その天真爛漫さは、他に類を見ないほどですが、帰り道二人になると、
実力の差を感じたとポツリとおっしゃっていました。
あ、そうなの?ちゃんと見るところ聞くところはちゃんと抑えていたのね。
ちょっと安心。

来年の挑戦を楽しみにしています。
私の悪い癖をどう取り除くかが、一番の課題ですが、私自身の戦いでもあります。

重い宿題を頂いて、奮起するしかないなぁ。
後ろ向きになんてなっていられないぞ。
今回初めて二人で向き合う時間があって、ちょっとした心配が吹き飛んで
しまいました。
何とかなるかもと、意を強くしたところです。

愉快で刺激的な教室は、まだまだ続きますよ。

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原稿を書いてもらってます

2024年05月09日 | 詩吟
新規入会のFさんに、先日の中央会で受け取った「会員証、バッチ、関吟
パンフ」をお渡ししました。
そして新・再入会キャンペーン対象者として、すでに納めた入会金をお返ししました。

嬉しそうに、バッチはいつ付けるんですか?
会員証は、名札の中に入れとくんですね。と、嬉しそうでした。
思いがけない可愛いといえるような喜び様にこちらもはしゃぎそうになる。

がんばりましょうね。

今作業中の事、Iさんに、文章を書いてもらっています。
楽に書ける人なので、筆の滑りが良いのです。
体調が悪くて却って暇なので、、、と書いたのは良いが、達者な筆は上滑りで
軽かったので、容赦なくダメ出しさせて頂きました。
サンプルに書いた私の方が良いじゃない?と、第三稿を要求。
私も、必死ですから。ご容赦!

その代わり、今日の吟詠は良かったです。
開眼して、音符に落とせるようになって、仕組みがわかって、理解度があがり
ました。
テキストのその2にも楽譜があるといいのにと、ブツブツ。
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味方出現!

2024年05月08日 | 徒然に日々のことを
嬉しい限り。

仁義を切る。
礼節。
 
同じところで共鳴する。ほんとうに嬉しい。

えっ! SOS キャッチしてくれたの?
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須藤論語試みの提案として

2024年05月07日 | 論語と
      「ありがとうの言葉たち」   須藤明実著
        
                 2024年2月16日発行

十五にして学に志し
三十にして立つ
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順う
七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず
ここまでは、孔子がおっしゃったことば

荘子の言葉でそれにつづけるとしたら須藤先生はこの三つを選ばれました。
八十にして将(おく)らず -過ぎ去ったことは悩まない 淡々と受け入れる
九十にして迎えず (取り越し苦労をしない)
百にして藏(おさ)めず (結果はどうであれとらわれない)
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カラオケ開眼した曲

2024年05月06日 | 詩吟
山本譲二の「奥入瀬」は、デュエットしてくださる方が居て覚えた歌。
なかなか歌謡曲を歌いこなせなくて、ずっとずっと、この歌に限らず苦労して
いました。
その頃は、カラオケに行く機会も今と違ってたくさんあり、どうやったら
歌わなくて済むかを思いめぐらすことの方が多かった。
サイドバイサイドでの練習は、効果が上がります。
吟詠でも、サイドバイサイドで吟じた練習を懐かしく思い出して、感謝して
下さる会員さんがいます。その方と同じ思いで、カラオケ開眼できたことを
感謝しています。

今日、久しぶりにデュエットに誘われ、始めて満足してマイクを置きました。
快感!


今日は、カラオケに行くけれど歌わないでお話がしたい。
そう、同僚に言われて、私もと喜んで参加したのに。

せっかく若いメンバーが近くに揃ったのに、聞きたかった話は切り出せず、
切り出される話もなく、近況を聞くに終わったけれど、ま、それはそれで良し
とするしかない。

私と話がしたかったのではなく、若い人たちで大事な話があったのではないか
私は遠慮すべきだったのではと、そんな風に思い至ったのが、二日後の今日。
あぁ、またやってしまった。あぁ、勘違い。

  今まで通り、耳に入ってくる言葉を聞いていれば良いのです。
        今日の収穫は、「声」そして「笑顔」
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五月1日に思ったこと

2024年05月05日 | 詩吟
鼓太郎の三回忌 今年は、孫の骨折騒ぎで、ゆっくりと偲ぶ時間がありませんでした。
鼓太郎さん、そばに居てくれてありがとう。
預かり猫の福ちゃんに、適切な助言をしてくれているよね。
平気で膝に乗ってくるし、夫の習性?を良く知って馴染んでいるし。。。
様々な理由で、預かり期間が延び延びになっている。
娘は、年寄家族の「ボケ防止」にいいんじゃない?と、失礼なことを言ってくるし。
未だ私は、「ロス」ただ中である。
詩吟があるおかげで、ぺちゃんこにならなくて済んでいる。
また、1年、続けよう。


来年は「総師範」の昇格の時期が来ると、T昇段昇格担当先生から告げられました。
私は、総師範は拝受しません。なぜなら、会員10名以上を達成していませんから。
別枠の拝受の仕方はありますが、その方法は取りたくない。


若い世代が台頭して、コンクールに後ろ向きな私が、永らえる必然はない。
片隅で静かに、それで良しとする人が居れば続けるが、そうでなければ
終わりにしよう。
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東京芦孝会春の集いもりあがる

2024年05月04日 | 詩吟
令和6年度 関吟東京芦孝会 春の集いが5月4日東部区民館ホールにて開催されました。
総会に引き続いて、コンクール上位入賞者吟詠披露と懇親&交流会と進みました。

小ぶりなお弁当とオードブルのどちらかというと女性好みのチョイスでした。
目に楽しく食しておいしい昼食でした。
最近では、食べるものはちょっぴりでよい、そしておいしいものが良い。
デザートに果物があったのは、アルコールの出る食事会では、出色の出来でした。

欠席の方のお弁当を持ち帰り、お届けできる距離ではないので、お土産に
致しました。ごちそうさまでした。

総会は予定通り問題もなく終了。
去年から、特に懇親会にもエネルギーが注がれて、挙手による投票で1等賞が決められました。
吟詠だけでなく、このようなお楽しみにも力の注がれるゆとりの芦孝会へと
目覚ましい成長を遂げたことを思う。

懇親会がこのような形になるには、やはり会の成熟と人数の確保が、必要。
その時期がやってきたのだなぁと、思う。

それには賛否両論があり、それもまたよきかなと、鷹揚に言って笑う。

その中に、「モスラと〇〇たいそう」という出し物があり、興味深く観賞。
「たいそう」は一部取り入れられるだけかとおもいきや、全編に繰り返し
優雅なダンスに変身しておりました。題名にそれがなければたいそうからの
脚色とは思いもつかないことだったでしょう。
良い姿勢から良い声をという思いからできたたいそうがこんな風に取りあげ
られたことに、嬉しさと喜びと続けて良かったという思いが湧き上がりました。
K先生曰く「名前を付けて継続すること」ですよ。

その他、雅楽に合わせたダンスをバックに紫式部に扮した最高齢?の女性に
よる朗々たる和歌は圧巻。今年もこのグループが一位を獲得。
その他、思いがけないところに落ち着いていく朗読。
黒田節変奏曲、大漁詠いこみの舞踊、詩吟ブギウギと命した歌と踊り、真っ赤
な太陽を頭にフラの腰蓑風のスカートの踊りと、みなさん工夫を凝らして
優劣つけがたい演技でした。その他飛び入り参加もあり、盛り上がりました。

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田村仁美 令和6年のカレンダー 5月6月

2024年05月03日 | 詩吟
       田村仁美 ーよろこびを描くー

         
               「楽園」 極楽鳥花・太陽鳥


太陽鳥  
スズメ目タイヨウチョウ科 Sunbirds(英名) タイヨウチョウ(和名 大陽鳥)
雄の羽は金属光沢があるそうです。
ハチドリのような嘴ですが、体長8センチから25センチとの表記ですから、
ハチドリのようにホバリングをしながら密を吸うのではないのかな?
極楽鳥花と太陽鳥の取り合わせの妙。
はじめて極楽鳥花を看た時、あでやかさに驚き造花かと思ったよね。
もうすっかり慣れてしまったけれど。
世の中には、見たことのない物ばかりに溢れている。                
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