ちょっと前ですが、パレ・オ・シトロンやりんごタルトと一緒に、フルーツケーキも焼いてみました。
お菓子作りって、材料を冷蔵庫から出して、量って、また冷蔵庫にしまって、というのが手間の大半の気がします。なので何個も(何種類も)同時に準備する方が効率的という訳です。
フルーツケーキは4同割を基本に、その時の気分で適当に変えてみたりしています。
卵白のうち半分をメレンゲにして入れるようにしてから、バターが分離しにくくなった気がします。
今回は、バターを少なくしてみたらどうかな、と実験してみました。
■■トロピカルフルーツケーキ
■材料(100円のパウンド型2個分)
バター 150g
砂糖 160gくらい? (今回はコスタリカ産ブラウンシュガーというもの使用)
卵 4個 (卵白2.5個分をよけておく)
小麦粉 200g
スパイスミックス ごく少量
ドライフルーツのトロピカル酒漬け 適量(フルーツ合計で400gくらいだったか)
レーズンとクランベリーのコアントロー漬け 適量
干し柿のコアントロー漬け 少々
クルミ 適量 炒って砕いておく
■作り方
(1)バターと砂糖の7割を深めのボウルで泡立てる。
(2)よけた卵白以外の卵を混ぜていく。
(3)卵白と残しておいた砂糖でメレンゲを作る。
(4)バター生地を、浅くて大きい器(中華鍋型フライパン使用)に移す。
(5)メレンゲ、粉、フルーツ、粉、みたいな感じでフルーツに粉をまぶしつつ適当に混ぜていく。
(ツヤが出るまで混ぜる、というレシピもあるけれど、いつも迷って中途半端です。粉が見えなくなってからもう少し混ぜてるかな)
(6)紙を敷いた型にぽったり落とす様に詰めて、表面をならす。
このとき、型ほぼ満タンであせりました。
満タンだと、焼いている最中にあふれてしまいますよね。今度からもう少し量を減らして作った方がいいかも。
(7)160度~170度で30分~40分、表面の裂け目がすっかり乾き、串をさしても何もついてこなくなるまで焼く。
(8)あら熱がとれたら型から出し、熱いうちにシロップ(ドライフルーツの漬け汁など)を塗る。
さて出来上がりは・・・。

2008/10/25作 フルーツケーキ
いまいちの写真。せめてパレ・オ・シトロンはどけてあげればよかったわ。
表面のアイシングは、パレ・オ・シトロンのが余ったので、ちょろちょろとかけてみたのですが、ダンナサマは、このアイシングに大きく反応しました。
(ダンナサマがクリーム絞り出しやとろりとしたアイシングの飾り、粉砂糖をはたいたり、が好きなのにもかかわらず)普段こういう飾りを滅多にしないので、嬉しかった模様です。
私は、飾りはすべからく排除の質実剛健派。
というのも、どれも経時劣化がありますよね。
アイシングはベタベタになったり、粉砂糖は溶けてしまったり。塗ったり絞ったりした生クリームも二日もたてば何だかおいしくなくなってしまいます。
1日目も、二日目も、三日目もほぼ同程度においしい方がいいな、と思うのです。
でも、もしかして、沢山作りすぎ? 1日でなくなる分だけ作るべきなのかな?

フルーツケーキ断面
黒糖を使っただけあって、焦げ茶色のケーキになりました。
黒っぽく見える具は干し柿です。
トロピカルフルーツ漬けは、けっこう癖があって心配でしたが、黒糖とはそれほどケンカしていなかったと思うけれど、どうかな?
バターが少ないけれど、こちらも、それほどぱさぱさすることもなかった気がします。
ドライフルーツはしっとりお酒を含んでいるし、外側からシロップも塗ったためでしょうか。