またもピール作りの話題で失礼!
苦味もなく、すっきり透明に煮上がり、しかも良い香りのBigレモンの皮、感激していたら、miyakoさんがもう一度送って下さいました。(miyakoさん、本当にありがとうございます!)
以前頂いたものの最後の1個は、比較的長くおいたせいかやや乾燥してしぼみ気味でしたが、木の上にあったものはピカピカつやつやです。
切ってみると、皮の白い部分が前よりポクポクして、デンプンが含まれているような気もします。
以前作った経験から、もっと苦くてもいいなーと思い今回は全然茹でこぼしをしないことにしました。
また、表面の皮がやや固かったので、圧力鍋で少し煮てみました。
■■Bigレモンピール(2回目)
■今回の作り方
(1)Bigレモンをよく洗い、半分に切る。
(2)縦に切り目を入れ、皮を剥く。
(3)なるべく均等な平行四辺形大きさになるように、切り分ける。
ハッサクの場合は、6分の1程度に剥いた皮をほぼその大きさのまま煮ましたが、このレモンの場合かなり皮が分厚く大きいため、砂糖の浸透に時間がかかりそうでした。なので、ピール2~3本分程度の小さめに切りました。
乾かすと縮むため、生の段階での1本分の適切な大きさが分からなかったせいもあります。後から気づいたのですが、乾かした後切り分ける方が綺麗な形になるという利点もあります。
(4)このあと、通常なら1回茹でて晒すところ、今回は苦味をなるべく残そうと何もせず煮始めました。でも、一度ゆすいでもよかったかも。
その方がシロップが濁り難い気がします。ただ、糖分濃度をとても高くするため、最初は多少濁っていても、最後には透明になります。
(5)薄い砂糖液をたっぷりめに用意し(このあと蒸発して減ってしまうので)、しっかり、中が透明になるまで煮る。
このとき試食してみたら、表面の黄色いところが結構固く感じました。
なので圧力鍋で少しだけ煮ることにしました。
(6)圧力鍋で湯煎状態で皮とシロップを煮る。
このとき内鍋に半分程度の量にとどめる。
一度に済ませてしまおうと満タンにすると、せっかくの香りの移ったシロップが吹きこぼれてしまい大変勿体ないです。湯煎方式にしないのであればあまり関係ないですが。
加圧3~5分程度で急冷し、固さを確かめる。固いようなら更に数分加圧。
ママレードと違ってやや柔らかめでも大丈夫だと思う(煮くずれるとだめだけど)。
(7)このあと数日間、ほかの仕事のあいまに砂糖・水飴・(酸味づけ用)レモン汁を足して、ほどよい状態まで糖分濃度を上げる。
本来なら、シロップのみとりわけそれを煮立て、皮に注ぎ戻すらしいけれど、分厚い皮に浸透圧だけで染みこませるのは大変そう。なので皮ごと弱火で煮立て、皮への糖分の浸透を早めようと思いました。
(8)ほどよい濃度になったら、干す。
(長期保存する場合はシロップにひたるようにして瓶詰め・脱気する)
(9)ある程度乾いたら一度ビニールにしまい、1日程度おいた後、再度干す。
(中心部の湿気が均一化して、表面がまた湿ってくる)
(10)チョコがけするために細く切ったら、また少し干すと安心。
(八朔ピールより前の出来事です)
伊予柑ママレードを作った際、果肉の割合を増やそうと、皮の一部をピールにすることにしました。
作り方は八朔ピールの時とほぼ同じです。
伊予柑の場合は皮が柔らかいので、圧力鍋は使いませんでした。
伊予柑に加えて、デコポン(中身はママレードにせず食べてしまいました。miyakoさんありがとう!)の皮も混ぜてしまいました。
伊予柑ママレードを作った際、果肉の割合を増やそうと、皮の一部をピールにすることにしました。
作り方は八朔ピールの時とほぼ同じです。
伊予柑の場合は皮が柔らかいので、圧力鍋は使いませんでした。
伊予柑に加えて、デコポン(中身はママレードにせず食べてしまいました。miyakoさんありがとう!)の皮も混ぜてしまいました。