採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

文旦ママレード

2009-03-16 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
近くの農産物直売所で高知産文旦が売っていました。
よっしゃと10キロ箱買い。
剥くのに手が汚れず、あっさりした甘みと酸味がとても好みなのです。

この分厚い皮が勿体ないわよね、と以前(ブログ始める前)、ピール作りに挑戦するも、あまりに苦くて途中で放棄。
(しかも表面の黄色い皮も硬いし)
それ以来文旦の皮を利用することはあきらめていました。
なので、心おきなく皮を捨てて、実を食べるのに専念できたのでした。


ところが。


今年各種ピールを作ってみて、意外とピールに苦味って出ないものだと感じました。
1回下ゆでして囓って、丁度良いほろ苦さの皮でも、煮上がってみると大した苦さではありません(苦~い、という感想の方もいらっしゃいましたが。私はもっと苦くても大丈夫なので)

だったら歴代最高の苦さの文旦では?


心穏やかに果肉だけ食べていられる時代は終わりを告げた模様。
文旦でも色々実験しなくては。
という訳で、現在ピールを煮詰め中。

同時に仕込んだママレードは出来上がりました。
母が、もっとほろ苦いママレードがいいわ~というので、文旦でどうかな、と。


■■文旦ママレード
■今回の作り方
(1)文旦を洗い、6等分に皮を剥く。果肉は袋から出して、種もとる。袋は使わない。
(今回は種も使いませんでしたが種を煮出して?ペクチンをとる、という方法もあるかも)
(2)皮を、湯がいて水にさらす。今回、一度茹でたあと味見してみると非常に苦かったので2度茹でました。
でも苦さを追求するなら1度でよかったかな・・・。むむむ。
---(ここで1日おいてもよい)---
(3)皮を適当な大きさに切る。水にはさらさない。
(湯がくのを1回にして、切ったあと晒す、という手もあったかも)
(4)果肉をスティックミキサーで粉砕する。
(5)刻んだ皮、(4)の粉砕した液体(ヒタヒタ程度)を小鍋に入れ、圧力鍋で湯煎で加熱。6分くらい経ったら急冷してフタを開ける。ここで、少し固めでもOK。
(6)砂糖、レモン汁を加え適宜煮詰めて出来上がり。
今回、買ってしばらくおいた間に文旦の酸味がだいぶ消えてしまい、レモン汁を多めに使いました。



2009/3/9作文旦ママレード なんだかオレンジ色かがっていますが、もっと黄色のママレードです。
今回は果肉全部を使ったのだけれど、モロモロを漉すようにしたら、透明なママレードが出来るのかなあ・・・。
2009/3/9作文旦ママレード 2009/3/9作
ほろ苦文旦ママレード
(文旦、果糖、レモン汁)

苦さはどうだろうか。
苦すぎるということはなさそうだけど。
全部瓶に詰めてしまったので、開けて確かめてみなくては。

苦味が足りなかった場合、次回は下ゆで1回にすべし。
2009/3/18作オレンジピールと文旦ピール

皮の一部はよけておいて、ビールにして瓶詰めしました。つまり、ママレードは皮より果肉の方が多い、という贅沢配合。
この皮は、フルーツケーキにでもするかな?
2009/3/18作
文旦ピール、オレンジピール



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする