採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

春の夕べ

2009-03-23 | +お客さんの日
月曜日にお客をひとり呼びたいんだけど、とダンナサマが言ったのは金曜だったか土曜だったか。

 え~、月曜に!夕方帰ってから準備するの大変なんだよー。
 それにたった3人のためにちまちまお料理するのやだなあ。

私:「当店は4名様以上でご予約承っているのですが」
ダ:「そこをなんとか☆」

そこを何とか、にほだされてOKしてしまいましたが、やっぱり平日のお客は大変。
それに、いつ以来?年が明けてから?荒れ放題の我が家も。
土、日と二日かけて何とか見られる状態にしました(使うスペースのみ)。
(開かずの間に色々掃き寄せたのですが、こういう応急処置的片付けをすると、後で行方不明になるものが出てくるのが大変困ります。短期記憶能力が信じられないくらい衰えています。)


日曜日は、ある程度料理の準備をしました。下ごしらえしておけば、当日は、ささっと準備するだけでいいはずなので。
テーブルセッティングも前もってしておくのがコツ。
でもって、当日の自分たちの朝食は、机の片隅で。


夕方、ほどよい時間にお客さん(台湾の女子留学生)とダンナサマ到着。
私は髪ぼさぼさにして準備の最中でした・・・。
優雅なホステスとはほど遠いけど、まあいいや。学生さんだしね。

2009/3/16 ゴボウのポタージュに
ドライタラゴンを振りました。

ゴボウ、ジャガイモ、タマネギをスープで柔らかく煮るところまで前日に。当日は、温め直してミルク、塩胡椒。
2009/3/16 小鯛の笹漬けサラダ(ルコラ、マーシュ、黄金柑)。
先日のイル・マーレの盛りつけだけでも真似しようと、大きいおさらにちんまり盛りつけてみました。

ルコラとマーシュはベランダのもの。洗ってキッチンタオルにくるんで冷蔵庫に。すぐ使えて便利です。
2009/3/16

金時ニンジンとパセリのスフレ
今はしぼんでいますが、焼き上がりはふんわか膨らんでいましたよ~。
ベシャメルソースとニンジンピュレを混ぜるところまで作っておき、当日は卵黄とメレンゲ1個分を混ぜてオーブンへ。
久々のスフレでしたが、たまにはいいものだわ☆

2009/3/16

メインディッシュ盛り合わせ(?)
鴨胸肉のベリー・柑橘ソース、タンドリチキン(鴨胸1枚3人で、では寂しいかなと)、小松菜のトウのソテー、ベイクドポテト(インカのめざめ)、金時ニンジンのグラッセ、ルコラ。
野菜多めのヘルシーな一皿になってます☆(この頃にはもう盛りつけなんてはちゃめちゃ)
鴨の焼き具合が難しい・・・。

2009/3/16

そして春といえばこちら。

2009/3/16

フキノトウパスタ、フキノトウフリット添え。
(酒飲みの都合上、ごはんものは最後にしてます)

茹でてソースを作って揚げて、と目が回りそうでしたが、丁度よいタイミングで盛りつけることができました。
100g分の麺(スパゲッティーニだったかな)を3人で。くー、ちまちましてつまらん。500gの袋を切って、どば、と茹でてみたいものだわ。

2009/3/16

デザートというより、コーヒーに添える小菓子のようです。
といってもなかなかいいもの。
ショコラティエタカギのマロングラッセチョコ(わらびさんふみえさんありがとうございます!)、アラブ菓子のナイチンゲールの巣、伊予柑ピールのチョコがけ。
自分がお腹いっぱいで忘れてましたが、ポポーシャーベットでも出してあげればよかったかなー。

2009/3/17朝ごはん

お泊まりして翌日の朝食はこんな感じです。
いつも、泊まるって分かっていても、朝食のこと忘れてます。今回はパンを買い忘れ。耳しかありませんでした。
あとは、ニンジングラッセの残り、ヤマドリタケモドキと菜の花のフリッタータ(卵焼き)。
ひめのつきという柑橘(かずさありがとうございます!)、文旦、黄金柑、マンゴーetc.のマチェドニア。


今回がんばった(馴れないことに挑戦した)のは、スフレとパスタ。

生のフキノトウから作るパスタは初挑戦です。
フキノトウを一度茹で、刻み、それをたっぷりめのオリーブオイル、ニンニク、塩胡椒とソテー。ゆで汁で適宜のばしてみました。
茹でたものを味見したのですが、フキ味噌にすると気にならないのに、かなり苦いです。
油が苦味を消すのかな?と多めの油で炒めたものの、それでも結構苦め。
大人の味ってことで・・・。
あと、塩はきつめが美味しいようです。油多めで炒めると塩気を感じ難くなるため、しっかり味見すべし。


スフレはかなり久しぶり。
面取りしたニンジンのカケラが結構出たので、ひとまず蒸し煮してピュレにしたときにひらめきました。
バター大さじ2、小麦粉大さじ2、牛乳200ccでベシャメルソースを作り、半カップくらい出来たニンジンピュレ、刻みパセリを混ぜておきました。
これの半量をチンして少し温め、卵黄、メレンゲ各1個分を混ぜて、ココット型3個分にぴったり☆。
ニンジンは綺麗に片づいたし、スフレ3人分の量の見積もりがうまくいって、ちょっと嬉しかったです(卵2個使いそうになるところをぐっとこらえた)。


残り半分のキャロット風味ホワイトソースはどうしましょ?
ホワイトソースといえばグラタンかな?と、いま我が家でだぶつき気味の菜花をグラタンにしてみました。

2009/3/19 茹でておいた菜花、ネギ(余ってた)にキャロットソース、チーズをかけて、オーブンへ。

オレンジ色部分がソースで白いのがチーズです(普通、ホワイトソースにチェダーチーズのオレンジ色、と逆になりますよね)

味は、うーむ。ソース部分がスイート過ぎたかなあ。ニンジンの甘みが強く、お子様味、という感じ。
菜花との相性がいまいちだったような・・・。菜花はほんのり甘くてアスパラみたいだし、と作る時は思ったのだけれど、やはり緑の野菜特有の強い味があるのでした。
やはりスフレなどの卵料理の方が合うのかな・・・。もしくはじゃがいもやマカロニなどマイルドな味のものが合いそうです。色が綺麗だし研究の余地はありそうだな・・・・・・。

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今週~来週あたま、ばたばたしており、しばらく更新が滞るかもしれません。
コメントを読んだりは出来ると思いますが、お返事は遅れるかも。懲りずにまたいらして下さいませ。
コメント (8)
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じゃばら植樹

2009-03-23 | +その他

和歌山県の北山村特産の、じゃばら(邪を祓うという意味だとか)という柑橘類があります。かぼすなどと同様、酸味のある果汁を絞って使うものです。
この果汁が、花粉症に効くらしい、と話題になって、隠れたブームの柑橘のようです。

北山村の公式ホームページでも通販をしているのですが、果実1キロなんと900円! 果汁の瓶詰めだと360mlで1890円です(有楽町交通会館の和歌山県物産ショップで以前買ったことがあります)。
おいしいとはいえ、とても高価です・・・。

地域振興には大いに賛成の立場ですが、それにしても高すぎる気がします。
まあ、加工場を作って維持して、人を雇って、としたらこんなものかなあ。
地方の農産物直売所の野菜や加工品の価格は、農家さんの労働力は殆ど加算されていないようなものだから安いのかな。
地元のひとは、自分の家にあったり、親戚から分けてもらったりして買わないのだろうな・・・。少なくともこんな値段では・・・。

TVで放映されたようで、現在ネットショップは販売中止状態だとか。。
それにしても、どんな値段でもいくらでも売れる、という商品を売るのはどんな気分なのかしら。値段上げちゃおうかな~という誘惑ってないのかな?



なかなか手に入らないし、遠からず値上がりしてしまいそうなこの柑橘、自分の家にあったらいいのに・・・。


という訳で、植えてみました。

2009/2/15じゃばら植樹
2009/2/15 じゃばら植樹

接ぎ木苗が売っていたのです。
しばらくトロ箱で育てていたものの、やはり成長に苦しんでいるよう。
実家に持って行って植えることにしました。

2/15が植樹祭。
元気で大きくなって、実を付けてくれますように・・・。
(あまり大きくなりすぎるのも心配ですが・・・)
コメント
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