ダンナサマの職場の、隣の部署にエジプト人のお客さんが来られたそうです。
その方のエジプトみやげが、アラブ菓子。
激甘なので少しずつしか減っておらず、その部署では「ほれ、若い衆、もっと食べな!」という状態だったとか。
で、ダンナサマがその部署に用事があり、たまたま訪問。
テーブルの上にアラブ菓子。
おお。これは・・・!
自分の部署へのお土産ではないにも関わらず、お皿にこんもり(そして翌日はタッパにぎっしり)貰ってきてくれました。
「Fujikaちゃん、今日はめずらしいおみやげがあるよ(ほほほほほ)」と自信ありげに帰宅。
(勿論私は大喜び)
ダンナサマは、昔は、職場にお菓子があっても横目でスルーするだけのクールなキャラだったはずですが、10年も一緒にいると、だいぶ私に影響されているようです。
私が常日頃から密かにアラブ菓子を熱望していると、分かってくれていて嬉しいにゃあ。
(「ぜんぜん密かじゃないよ」とダンナサマ談)
ダンナサマががめてきてくれた戦利品をご紹介します。
なお、量り売り用の簡素な箱だったそうで、メーカー等はわからなかったそうです。
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カダイフ(極細の素麺状生地)で、カシューナッツの粉を巻いたもの。 繊維は、他のどこのものよりも細めに感じました。 とても細いので、パキパキ感はわずかです。 これはシロップは少なめ。
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同じくカダイフで、粗く刻んだカシューナッツを太く巻いたもの。 ブルーマとか呼んだりします。 繊維が細く、かつ密集しているので、外側はザクザクというよりはミッシリした感じ。 シロップがしっかり染みこませてあり、ボリュームたっぷりです。
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カダイフをカップ状に成形し、粗く刻んだカシューナッツを詰めたもの。鳥の巣と呼んだりします。 何か香りがつけてありました。
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こちらは、カダイフの短くなったもの(おそらく上記3つを作った後に発生する細切れ)で、デーツのペーストを挟んだもの。 カダイフが極細かいため、デーツペーストをサンドしたソフトクッキーのような感じです。
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同様にごく細かいカダイフでナッツ(おそらくアーモンドとカシューナッツのミックス)を挟んだもの。 こちらには、デーツのものよりもたっぷりシロップが染みこませてあり、見た目以上にボリュームがあります。
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フィロペーストリーを重ね、菱形にカットする、よくあるバクラバの形状です。 ただし挟んであるものはナッツではなくデーツペースト。 こういうものは初めて見ました。 フィロの焼き色は薄め、シロップも少なめです。 サクサクの小麦粉生地とねっとりしたデーツの組み合わせも美味しいものでした。
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フィロペーストリーを使ったもの。正方形にカットしたフィロ数枚の上に(おそらく)カシューナッツ粉を載せ、四隅をつまみ上げてあります。 フィロの焼き色は薄め、シロップも少なめです。
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皆さん集合~☆
エジプトのものは、シリアのsemiramisよりは甘めでしたが、これはこれで美味しかった!
ダンナサマえらい!!
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ところで、こんな風におみやげなどををいっぱい独り占めするとき、「がめる」といいますが、母の故郷の福井では、「がめちょこ」と言うのだそうです。
何ソレ?と聞いたところ、母は「ええっ、普通に言わないの?」と。
福井方言だとは知らなかったようです。
チョコをがめてくると、チョコがめちょこになるのかな? それとも、がめちょこチョコ?