採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

エジプト産バクラバ

2014-03-10 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)

ダンナサマの職場の、隣の部署にエジプト人のお客さんが来られたそうです。
その方のエジプトみやげが、アラブ菓子。
激甘なので少しずつしか減っておらず、その部署では「ほれ、若い衆、もっと食べな!」という状態だったとか。

で、ダンナサマがその部署に用事があり、たまたま訪問。

テーブルの上にアラブ菓子。

おお。これは・・・!

自分の部署へのお土産ではないにも関わらず、お皿にこんもり(そして翌日はタッパにぎっしり)貰ってきてくれました。

「Fujikaちゃん、今日はめずらしいおみやげがあるよ(ほほほほほ)」と自信ありげに帰宅。
(勿論私は大喜び)
ダンナサマは、昔は、職場にお菓子があっても横目でスルーするだけのクールなキャラだったはずですが、10年も一緒にいると、だいぶ私に影響されているようです。
私が常日頃から密かにアラブ菓子を熱望していると、分かってくれていて嬉しいにゃあ。
(「ぜんぜん密かじゃないよ」とダンナサマ談)


ダンナサマががめてきてくれた戦利品をご紹介します。 
なお、量り売り用の簡素な箱だったそうで、メーカー等はわからなかったそうです。 

エジプト産アラブ菓子

カダイフ(極細の素麺状生地)で、カシューナッツの粉を巻いたもの。
繊維は、他のどこのものよりも細めに感じました。
とても細いので、パキパキ感はわずかです。
これはシロップは少なめ。 

エジプト産アラブ菓子

同じくカダイフで、粗く刻んだカシューナッツを太く巻いたもの。
ブルーマとか呼んだりします。
繊維が細く、かつ密集しているので、外側はザクザクというよりはミッシリした感じ。
シロップがしっかり染みこませてあり、ボリュームたっぷりです。

エジプト産アラブ菓子

カダイフをカップ状に成形し、粗く刻んだカシューナッツを詰めたもの。鳥の巣と呼んだりします。
何か香りがつけてありました。 

エジプト産アラブ菓子

こちらは、カダイフの短くなったもの(おそらく上記3つを作った後に発生する細切れ)で、デーツのペーストを挟んだもの。
カダイフが極細かいため、デーツペーストをサンドしたソフトクッキーのような感じです。 

エジプト産アラブ菓子

同様にごく細かいカダイフでナッツ(おそらくアーモンドとカシューナッツのミックス)を挟んだもの。
こちらには、デーツのものよりもたっぷりシロップが染みこませてあり、見た目以上にボリュームがあります。

エジプト産アラブ菓子

フィロペーストリーを重ね、菱形にカットする、よくあるバクラバの形状です。
ただし挟んであるものはナッツではなくデーツペースト。
こういうものは初めて見ました。 
フィロの焼き色は薄め、シロップも少なめです。 
サクサクの小麦粉生地とねっとりしたデーツの組み合わせも美味しいものでした。 

エジプト産アラブ菓子

フィロペーストリーを使ったもの。正方形にカットしたフィロ数枚の上に(おそらく)カシューナッツ粉を載せ、四隅をつまみ上げてあります。
フィロの焼き色は薄め、シロップも少なめです。 

エジプト産アラブ菓子

皆さん集合~☆

エジプトのものは、シリアのsemiramisよりは甘めでしたが、これはこれで美味しかった!

ダンナサマえらい!! 


ところで、こんな風におみやげなどををいっぱい独り占めするとき、「がめる」といいますが、母の故郷の福井では、「がめちょこ」と言うのだそうです。

何ソレ?と聞いたところ、母は「ええっ、普通に言わないの?」と。
福井方言だとは知らなかったようです。

チョコをがめてくると、チョコがめちょこになるのかな? それとも、がめちょこチョコ? 

コメント (6)
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