採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

インドネシアの謎のフルーツ

2015-04-27 | +フルーツ

ダンナサマがインドネシアに出張に行って、珍しいフルーツを食べたよ、と写真を撮ってきてくれました。
 
正体不明なものなので、もし何かご存知の方がいらっしゃいましたら、是非情報お願いします!
 

duku

ピンポン球よりやや小さいサイズ。
丸くて肌色のものはドゥク。
私も以前食べたことがあります。

緑色で細長い方は、名前不明。
初めてみました。 

duku

上がドゥク。
ライチよりもなめらかな薄い皮を向くと、ライチやランブータンのようなゼリー状の果肉が現れます。
果肉はマンゴスチンのように5,6房に分かれています。
ぷにぷにして柔らかいグミのようで、果汁は滴らないです。
味は、カルピスウォーターのような、ハイチュウヨーグルト味をごくごく薄めたような、というか。うっすらした甘酸っぱさです。

緑の方。
ヘタの方から殻を剥くと、ちょっと空洞になっていてその向こうに種の一部が見えます。
全部皮を剥くと、つるん、と一体化した果肉が現れます。
表面はぬるぬるというかつるつるというか、指が濡れる感じ。
(ドゥクの方はそんなことがない) 

duku

上がドゥク。
中心部に綿状のものがあります。
種は、それぞれの房に一つずつあり、大半がシイナですが、1個くらい大きめの種があります。
種は噛むと苦いので、周りのゼリー部分のみ、軽く噛んで食べる必要があります。

緑の方は、真ん中に大きな種。(ドゥクよりはライチに似ているともいえる)
果実の大きさは似通っていますが、可食部はドゥクよりだいぶ少ないです。 
で、これの味ですが、「マーガリンみたい」ですって。
さほど甘くも酸っぱくもなくて、微妙に脂っぽいような味がする、とのこと。ううむ。ナニモノ。
(脂っぽいということは、アブラヤシの実かしら?と思って検索してみましたが違いました) 

duku

緑の方の、中心の種。
枇杷の種くらいのサイズです。
インドネシア人によると、この種も食べられるのだそうです。
「どうお?」と数個持って帰ってくれたのですが・・・・。
茹でたらいいのか、煎ったらいいのか・・・???


そうだ、播いてみたら正体が分かるかしら?
(とりだしてしばらく経っているので発芽能力はもうなさそう)


業務連絡:
ダンナサマへ
このページをインドネシアの人にメールで知らせて、この緑の実の名前を教えてもらってちょ。 
さほど美味しくないとはいえ、気になります。 


===========

■参考情報

ドゥク Dhuku Wikipediaジャワ語 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする