採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

クラテッロ試食準備

2019-01-16 | +肉・魚系保存食

膀胱に包んで熟成させたクラテッロ(生ハム)を、試食してみようかと思います。
(本来は大きい塊がクラテッロ、小さい方がフィオッコという名前ですが、どちらもクラテッロと呼んでしまいます)

今回開封(?)するのは小さい方(フィオッコ)。
Duckbill師匠の手ほどきをあらかじめ読んでおきました。
 

クラテッロ試食準備

こちらが小さい方のクラテッロ。
パテの表面のカビは、先日こそげておきました。
まずは紐を外します。

 

クラテッロ試食準備

紐が除去できました。
パテは、あらあら剥がした程度で、後から膀胱ごと剥がせばいいかな、と、洗うまではしませんでした。


 

クラテッロ試食準備

膀胱を剥がしかけ。
お肉と膀胱の密着度はすごくて、ほんとにぴったりくっついており、カビも全く侵入していません。

 

クラテッロ試食準備

膀胱を全部はがし、水洗いして、パストリーゼを吹きかけました。

 

クラテッロ試食準備

キッチンペーパーにくるみ、ビニール袋へ。
ここに白ワイン少々を注ぎます。
キッチンペーパーがびっしょり濡れて、更に液体がちょっと余る程度。
白ワインは、ダンナサマに頼んだら、いつもの安いアルパカを買ってました。
(もうちょっと高くてもいいよ、と言ったのだけど、ダンナサマは白ワインには全然こだわりがないみたい・・・)

 

クラテッロ試食準備

こちらが剥がした膀胱。
パテもこびりついていたし、これは廃棄してしまいました。

 

クラテッロ試食準備

2日ほどワインで湿らせたクラテッロ。脂肪の側。
結構ワインを吸うのかな?と思っていましたが、袋の中のワインの量は、さほど減ったという感じはありませんでした。

 

クラテッロ試食準備

こちらはお肉の側。
こちら側は、少しだけ柔らかくなったかもしれません。

 

クラテッロ試食準備

すっぱり半割。簡単に包丁で切ることができました。
とてもいい色です。
固さも、こんなに小さいし固くなっちゃってるかも、と心配しましたが、丁度良い生ハムの固さです。

味は、発酵ぽい風味は弱めの、比較的フレッシュな生ハムの味。
この後なじんでくるのかもしれませんが、白ワインの風味が結構沁みていて、風味に影響します。
もうちょっと上等な白ワイン(もしくはマルサラ酒とか)でもよかったかも。
やや塩辛さを感じましたが、ワインのつまみや、サンドイッチにするには問題ないかなと思います。

 


半割にして、断面をスライサーでスライスしていきます。
年末、28日のお客さんに食べて頂きました。
お正月、実家にもおみやげでスライスしておいてきました。


保管の際は、塊を真空パックにしておくとDuckbillさんが書いていらっしゃいましたが、忘れていました。
今晩帰ったらパックしなきゃ。

コメント
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