いつも愛読しているfleur de selさんのブログにおいしそうな洋梨タルトが紹介されていました。この前から洋梨の買い置きがあって、洋梨入りチョコレートケーキにしようか考えていたところでした。
こちらのタルトは、いわゆるクレーム・ダマンド(バター、卵、アーモンド粉、砂糖がほぼ同量)ではなく、カスタードクリームにアーモンド粉を混ぜ込んだレシピなのです。タルト・ブルーダルーというそうです。このクリームをぜひ味わってみたくて、こちらのタルトを作ってみることにしました。
25cmタルト型での分量とレシピ、素敵な写真はこちらを見て下さいね。
今回は我が家にあるものを動員して次のような感じで用意しました。
■準備したもの(18cmタルト型)
●パートブリゼ生地 粉200g、バター100gでつくったものの半分強。
(残りは16cmタルト型に敷いて別のお菓子にしました。)
●クリームパティシエール (下記分量で作ったものの4分の3)
小麦粉 20g
卵黄 2個
砂糖 40g
牛乳 200cc
バニラ
●皮付きアーモンド 100g(湯むきして粉にして約90g)
●生クリーム適量
●洋梨 3個
●アップルジェリー 適量
●スライスアーモンド 適量
(12/7にやったこと)
1)タルト生地を作って型に敷き込む。いつもふくらむことを忘れて厚い生地になってしまうのだけれど、今回はごく薄く、を心がけてみた。
2)ピケをして、重石をして空焼き。重石を外すのが早すぎて部分的にふくらんでしまった。
3)カスタードクリームを作って、ぴったりラップをしておく。
(12/8にやったこと)
4)アーモンドの皮をむき、粉にする。
5)カスタード、アーモンド粉、生クリーム適量をまぜて適度な柔らかさのクリームにする。(このときちょっと堅すぎたかも)
6)タルト台にクリームを敷き、洋梨を乗せて焼く。
7)つや出しを塗って、から煎りしたアーモンドスライスを乗せる。
ところがこのつや出しがくせ者。
本来ならばアプリコットジャムを使うところ、アップルジェリーにレモン汁を加えかなり煮詰めたものを塗ったのですが、翌日になったら洋梨から水が出てきてしまったのです! 考えてみれば当然ですよね。浸透圧で梨から水が引き出されてくるのは。
寒天やゼラチンを使えばよかったのかなあ。
このあともう一度オーブンに入れ、乾燥焼きしてみました。
つや出しをぬりたてのようにピカピカにはならなかったけれど、つや消しニス仕上げ、みたいになりました。水気がない方が保存にも安心ですよね。
味はどうかな?
アーモンドのコク+カスタードの優しい甘さ、という初めての味わい。
アーモンドを自分で粉にしたのでやや粗挽きなのですが、本当は細かい方がいいのだと思います(買いに行ったらあまりに高くて、買うのをやめてしまったのでした)。ぷちぷちした食感が楽しいともいえますが。
洋梨のほのかな香りや甘みとよくあいます。本来のつや出しはアプリコットジャムで、酸味が決め手、と伺ったので、アップルジェリーにレモンを足したのですが、それがほどよいアクセントになりました。
上にスライスアーモンドを散らすのも、アーモンドの香りが増強されてよかったと思います。
パートブリゼや洋梨に、fleur de selさんの作品のようなこんがりとした焦げ目が欲しかったのだけれど、うまく行きませんでした。上段で何分か強火にしてみればよかったのかしら。
日本の梨はとても瑞々しいから、なかなか焦げ目がつくほどにはならないのかな(と素材のせいにしてみたりして)。
fleur de selさん、素敵なレシピありがとうございました。
こちらのタルトは、いわゆるクレーム・ダマンド(バター、卵、アーモンド粉、砂糖がほぼ同量)ではなく、カスタードクリームにアーモンド粉を混ぜ込んだレシピなのです。タルト・ブルーダルーというそうです。このクリームをぜひ味わってみたくて、こちらのタルトを作ってみることにしました。
25cmタルト型での分量とレシピ、素敵な写真はこちらを見て下さいね。
今回は我が家にあるものを動員して次のような感じで用意しました。
■準備したもの(18cmタルト型)
●パートブリゼ生地 粉200g、バター100gでつくったものの半分強。
(残りは16cmタルト型に敷いて別のお菓子にしました。)
●クリームパティシエール (下記分量で作ったものの4分の3)
小麦粉 20g
卵黄 2個
砂糖 40g
牛乳 200cc
バニラ
●皮付きアーモンド 100g(湯むきして粉にして約90g)
●生クリーム適量
●洋梨 3個
●アップルジェリー 適量
●スライスアーモンド 適量
(12/7にやったこと)
1)タルト生地を作って型に敷き込む。いつもふくらむことを忘れて厚い生地になってしまうのだけれど、今回はごく薄く、を心がけてみた。
2)ピケをして、重石をして空焼き。重石を外すのが早すぎて部分的にふくらんでしまった。
3)カスタードクリームを作って、ぴったりラップをしておく。
(12/8にやったこと)
4)アーモンドの皮をむき、粉にする。
5)カスタード、アーモンド粉、生クリーム適量をまぜて適度な柔らかさのクリームにする。(このときちょっと堅すぎたかも)
6)タルト台にクリームを敷き、洋梨を乗せて焼く。
7)つや出しを塗って、から煎りしたアーモンドスライスを乗せる。
2006/12/8 クリームに洋梨を乗せたところ
洋梨のすきまからクリームが見えると思うのですが、ちょっと堅かったかなあ。うーむ
2006/12/8 焼き上がり。お化粧もしたところ。
焼き上がったままは非常にさえない感じでした。あまりにさえなくて写真をとりそびれる位。
アップルジェリーを塗って、アーモンドを乗せると、まあまあかな?
ところがこのつや出しがくせ者。
本来ならばアプリコットジャムを使うところ、アップルジェリーにレモン汁を加えかなり煮詰めたものを塗ったのですが、翌日になったら洋梨から水が出てきてしまったのです! 考えてみれば当然ですよね。浸透圧で梨から水が引き出されてくるのは。
寒天やゼラチンを使えばよかったのかなあ。
2006/12/9 ちょっと水っぽくなってアーモンドも湿ってしまいました(え~ん)
このあともう一度オーブンに入れ、乾燥焼きしてみました。
つや出しをぬりたてのようにピカピカにはならなかったけれど、つや消しニス仕上げ、みたいになりました。水気がない方が保存にも安心ですよね。
味はどうかな?
アーモンドのコク+カスタードの優しい甘さ、という初めての味わい。
アーモンドを自分で粉にしたのでやや粗挽きなのですが、本当は細かい方がいいのだと思います(買いに行ったらあまりに高くて、買うのをやめてしまったのでした)。ぷちぷちした食感が楽しいともいえますが。
洋梨のほのかな香りや甘みとよくあいます。本来のつや出しはアプリコットジャムで、酸味が決め手、と伺ったので、アップルジェリーにレモンを足したのですが、それがほどよいアクセントになりました。
上にスライスアーモンドを散らすのも、アーモンドの香りが増強されてよかったと思います。
パートブリゼや洋梨に、fleur de selさんの作品のようなこんがりとした焦げ目が欲しかったのだけれど、うまく行きませんでした。上段で何分か強火にしてみればよかったのかしら。
日本の梨はとても瑞々しいから、なかなか焦げ目がつくほどにはならないのかな(と素材のせいにしてみたりして)。
fleur de selさん、素敵なレシピありがとうございました。
翌日もしっかりしていました。私タルト焼く時よく下段に入れて焼きはじめる事が在ります。いつもというわけではないけれど。そして最後の何分か前に上中段へ移行。
この日は普通に中段で。
またまた洋梨のスイス風のタルト焼きました。
極簡単なのに軽くてデリケートで気に入りました。又御紹介しますね。
最後に上段で焼く、というのが特に生フルーツのタルトの場合はよさそうですね。今度試してみたいと思います。素敵なレシピ、そしてアドバイスありがとうございました。スイス風タルトも楽しみ!
ラ・フランスを使っていたのですね~。
香りが素晴らしかったのでどの洋梨を使ったんだろうと思っていました。
詰め物の味も食感も素晴らしく、手をかけるとかけた分だけおいしいお菓子が出来るんだな~と(手抜きばかりしてるので)手順を読ませていただいてちょっと反省σ(^_^;)。
甘さも甘甘お菓子を焼くことの多い私には衝撃的でした。(それでも控えてたつもりだったんですが)
素材の味が生きるってこういうことなのですね。
とても勉強になりました♪
洋梨のタルト、作るの初めてだったのです。香り、したのですね。私の鼻がよくないせいかよく分かっていませんでした。
コンポートで作るとまたひと味違うでしょうね。りんごバージョンもまたおいしそう。
今度はもっと甘めがいいかな?
また試食お願いします~。(いいんだろうか、よそのかたを実験台にしてしまって…)