採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鳥取ボンヌノノのガレットデロワ

2022-03-01 | +お菓子・おやつ

さか田に向かう道すがら、さか田のデザートはちょっと物足りないと知っているので、いくつかのお菓子屋さんでデザート用甘物を買い集めていました。
そのうちの一件が、ガレットデロワの名店だそうなので、ご紹介します。

ボンヌノノというお店。

ガレットデロワ

さか田のすぐそばにある小さなお店です。
シュークリームか何か、あるかな、と思って入ってみたら、店内ポスターで、ガレットデロワが名物ということが分かりました。

フランス伝統菓子の協会「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」エスポワール部門で、2013年と2016年の二度、優勝しているのだそうです。
(調べてみたところ、エスポワール部門は、菓子職人ではない人(製菓学校の学生等)の部門のようなので、学生時代に受賞されているようです)

ガレットデロワも、パネトーネみたいにマニアがいる部門ですよね、きっと。
私は今のところガレットデロワは研究対象ではないけれど、受賞したパティシエ(女性)の作品ならば買ってみないと!

ガレットデロワ

一切れ買って帰りました。
頂いたのは翌日。(持ち運びのときにパイ皮がちょっと欠けてしまいました)
一日おくとせっかくのパイが湿ってしまうかと危惧しましたが、大丈夫でした。
パイ皮がとってもサクサクで香ばしく、軽く、アーモンドクリームも、ほどよい甘さとコク。
あと、アーモンドに、杏仁のようないい香りがします。
アマレットなのか杏仁霜か・・・。

二人で分け合いましたが、一人一切れ、ぺろっと頂けてしまうような軽さでした。
ガレットデロワは、これまで、なんか重そうな気がしてほとんど食べたことなかったような気がしますが、こんなに軽くて美味しいものだったとは☆。
朝ご飯に頂くのもちょうどよさそうな味でした。

ガレットデロワ

こちらのお店は通販もしているようです。
ホールで買うと、フェーブを掘り当てる楽しみもありますよね。

我々がちょっと立ち寄ったとき(夕食準備どき)も、中のカフェはずいぶん女性で賑わっている様子でした。
(みんなごはんの準備は?と思ってしまった・・)
通販を通じて、他県にも知られるようになっていくといいなーと思いました。


ところで、「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」協会、せっかく毎年ガレット・デ・ロワコンクールをやって、受賞者をフランスのコンテストに輩出しているようなのですが、歴代受賞者や、その方のフランスのコンテストでの成果などは、サイト(HPFB)からはとても分かりにくいです。
最近は、HPは休眠でFBで主に情報発信しているようですが、せっかくホームページがあるのでこういう情報を整理して載せておいて欲しいなーと思いました。
数年分はFBで調べたので載せておきます。

あと、ガレットデロワを食べる日(エピファニー・公現節)には、フランス大使館に、優勝者による巨大ガレットデロワほか、100個近いガレットデロワが献上されるのですって。
フランス大使館ゆかりのゲストがお招きされるのかな。
さぞかし壮観でしょうね・・。

●2021受賞者


●2020受賞者


●2019受賞者


●2018受賞者


●2017受賞者



●2016受賞者

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