先日の連休(1/9~11)は、ダンナサマが出張でいないこともあり実家に帰省しておりました。主な目的は巻き柿作り。
太巻き寿司作りが上手な母に、巻き簾で巻くのを手伝ってもらうのです。私は種取りや紐の巻きつけなどの担当。
巻き柿のほかに、干し芋も作ろうと小さなスーツケースいっぱいにサツマイモを詰めて運んで行きました。
(リモンチェッロを作ろうとレモンも詰めていったけれどこちらには手が回らず持って帰った)
実家の蒸し鍋(パスタロボ)で2回分茹でて、皮を剥いて干しました。
使い切らなかった分は大学芋の予定で素揚げにしました(結局揚げただけで十分甘いのでそのまま食べた)。
これが今シーズン初の干し芋仕事。
年内のうちは、干し柿に追われて手をつけることが出来ませんでした。
干し芋の作り方については、2007年1月のこちらの記事を見て下さい。
今年は、私にとっては初めての、My芋(自分の畑で育てたサツマイモ)での作成。
ころりん、とした可愛いお芋を見ると、ずーっとそのままとっておきたい気持ちになってしまいます。でもいつまでもおいておける訳もないし、無情に鍋に放り込みます。
実家に持っていったのは安納芋(安納かのやと安納13号)なのですが、昨年購入したものとは違う問題点が。
なんとなく、筋っぽいのです。
昨年安納芋を購入して干し芋作りをした経験から、表皮のすぐ下のぷわぷわした部分は全て剥く予定にはしていました。ここを剥くと、きれいな黄色に仕上がるのです。でも、さらにその下に形成層(?)があって、ここにいくつか太い筋が。
取り除いた方がよさそう・・・。
でもここまで剥くと、お芋がずいぶん小さくなってしまう・・・。
これまでサツマイモを買ったり、実家のをもらったりしてきたけれど、こういった筋っぽさはあまり意識したことがありませんでした。
My芋が特に筋っぽいのかなあ。
土地や気象条件など色々あるだろうけれど、収穫時期が母よりもかなり早めだったのも関係するだろうか。
それとも、たまたま今回かなり厚めに剥いているので、結果的にこれまで気づかなかった筋が気になってしまうということかしら。
いろいろ悩みつつ、実家で作業した時には厚めに剥いた皮は全部捨てていましたが、後から(帰宅後作業分)やっぱりもったいなくなってきました。なので、外皮は捨てて、そのあと筋を取り除く際に剥がした部分はためておき、スティックミキサーでピュレ状に粉砕してから裏ごしし、サツマイモプリンを作りました。
粉砕して裏ごしをかけてしまえばすっかりなめらかなプリンです☆
干し芋の品質は上がるし、副産物でお菓子はできるし、グッドアイデアでした。
まだ半乾きなので、これらのお芋は実家に残してきました。
「あとはお願いしていいかしら」と母に頼んだところ、(前に干し柿の管理を頼んだときと同様の「え゛~」という返事を予期していたのだけれど)「干し芋なら任せて」という自信に満ちた返事が。
そうなのでした。
母は並々ならぬ愛情を干し芋に注いでいるので、干し芋の管理はお手の物なのです。(私が干し柿を丁寧に扱うのと同じ)
今頃は、我が家の安納芋もほどよく干しあがっているのではないかな。
それにしても、10キロの生サツマイモが梅ザル1枚分、ということをすっかり忘れていました。畑からの収穫は、全部あわせると結構な量だったため随分友人知人に押し付けてしまったのだけれど、もう少し手元に残しておけばよかったかな?干し芋にしてからプレゼントしたほうが喜ばれたかもしれなかったのにな・・・。
梅干用ザルは4枚もあるし、ガンガン作りまくるつもりだったけれど、3日続けてつくり続けてきたら、そろそろダンボールの底が見えてきました。
いまのところ梅干用ザル3枚分ですが、これからどんどん縮む訳だし・・・。
うーむ。何だか物足りないかも。
ころん、とした可愛いサツマイモ、おとっときにしておこうかと思ったけれど、やっぱり使ってしまおうかな。
安納芋が沢山、だなんて羨ましいです~。
干すと本当にちょっぴりになってしまうのですよ。干し芋にすれば冷凍保存できますし、お勧めです!
蒸し器1回分ずつ蒸して、TVでも見ながら皮を剥いて干し、とやっていると、結構作業がはかどります。
干し芋、私はかなりしっとり系が好みのためだいぶ柔らかめの段階で冷凍してしまいます。なので粉が吹いた干し芋にはならないうちに食べてしまってます・・・。
うちの実家にも安納芋が沢山出来るので、いつか作ってみたいと思ってるんですが、なかなか実行できずにいます。。
やっぱりこれだけお芋が大量にあると、2人は必要ですよねぇ。。。
いつか自分で作る時は、Fujikaさんのレシピを参考にさせて頂きます!
綺麗に真っ白な粉を咲かせるのが目標です!!!