採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

実家の洗面水栓交換

2020-03-02 | +実家・那須

実家の洗面所の水栓の調子が悪いようなので、2/23、交換に行ってきました。


お正月には不調を私も認識していました。
お湯の方の栓が、パッキンがダメになっているのか、渾身の力を込めて締めないとぽたぽたと漏るような状態。
(締める際の摩擦力をあげるため、輪ゴムが巻いてあります。)

実家の洗面水栓交換

そうだよねえ。古いものねえ。
1983年頃に新築の建売住宅だったときからついている水栓です。
そろそろ寿命ですよね。

パッキンを替えればあるいは?
一瞬思いましたが、やはり全部交換した方がいいでしょう。

この古い型番ってわかるのかしら、と思いましたが、検索してみると、
TOTOの型番検索データベースがありました。
TOTO水栓金具品番特定システム見つかるちゃん

2ハンドルで透明な円筒形の止水栓、というのが11件。
その中に、ありましたよ!
これ、似てる! 
実家の洗面水栓交換

この写真はTGL300S。
微妙なサイズ違いで、 TGL300 型・TGL500 型・TGL600 型とあるようです(類似品リスト)。
一般地用で製造年が一番古めのTGL600ALでも、製造年は1989-2000。あれ、1983年にはまだ作られてない?
製造年が「~1990」というのが、もっと古いやつかな。
とすると、TGL300MAA、TGL500MAA、TGL600MAAあたりでしょうか。
データベースに載っていないものの可能性も・・?

でもまあ、厳密に分からなくても大丈夫。
後継機種が分かればいいです。
(排水栓の開閉機構のパーツの都合で、同メーカーのものに付け替える必要があります)

後継の機種はこちら。TOTO TLHG31AEFR
ほかにも、先端が引き出せるタイプがありましたが、普通のものでいいとのこと。

実家の洗面水栓交換
シンプルなタイプですが、楽天だと1万円以上します(定価は3万円越え)。
メルカリで探して、ちょっと古いTLHG31Aを7000円でゲットしました。
あと、ネジを締めるための専用工具や、穴をふさぐパーツも手配。
年明けに資材をそろえておきました。


さて工事。
実家の洗面水栓交換

洗面台下はこんな感じ。
止水栓を閉じて、あちこち外しにかかります。
この小さなスペースに頭を突っ込んで、仰向けに寝転ぶ姿勢で作業します。なので背中の下に座布団を敷くと快適。

長年の間に固着して外せないのではないかと心配でしたが、クレ556を吹き付け、スパナで手あたり回してみて、思ったよりスムースに取り外すことができました。
(一度、顔に少量の水を浴びましたが・・)


外したパーツ。

実家の洗面水栓交換
ふうむ、こうなっていたのですね。


水栓のノズル部分は、だいぶ汚れてはいますが、ものすごくずっしりと重たい金属なので、磨けば使えそう。
ハンドル部の透明な樹脂も、古臭いを通り越してレトロ可愛いような気もします。
でも、パッキンやらそういうパーツが古くて、交換しどきだったかなあと思いました。
実家の洗面水栓交換
長年おつかれさまでした。


さて、新しい水栓を真ん中の穴に差し込んでみました。
実家の洗面水栓交換
うお、問題発生!
真ん中あたりに見えている細い金属のパイプが水栓側の給水管なのですが、接続箇所よりも長すぎます!


ここの洗面台は、高さ70cm。
今時の洗面台は高さ85cmくらいあるので、かなり低いです。
なので現代の水栓は長すぎるみたい・・・。


さてどうしたものか。
給水管を切るか? と考えましたが、ちょっと気持ちを落ち着けるため、お茶などのみつつ検索タイム。


ひとしきり検索したら、分かりやすい、いいサイトをみつけました。
ほかにこの手の情報がある場所は見つからなかったので、画像をお借りして掲載しておきます。
実家の洗面水栓交換
「フレキシブル管」を継ぎ足して、ぐる~りと回すようにするのだそうです。
よし、ホームセンターへGO!

このとき、つなぐ相手などの実物を持っていくのがコツ。
ネジのサイズなど、実物を見ながらチェックできます。

で、買ってきたのがこちら。
実家の洗面水栓交換
ベンリーフレキという柔らかいホース状のもの(500mm)と、接続金具。
接続金具は、いろいろなネジ径のものが売っていて、現物を持って行ってほんとによかった。


それを使って、ぐねりん、とカーブさせてつないだ状態がこちら。
実家の洗面水栓交換
にょろっとしてます。
フレキ管がもうちょっと長いとよかったのですが、500mmのものしかなかったのでこうなりました。
(金属管製ならもっと長いのもあったけれど、柔らかいタイプはこれだけ。父がこちらを希望したので)

実家の洗面水栓交換
接続部はなるべくまっすぐ、カーブはなるべくゆるやかに、というルールだそうですが、こんな感じで大丈夫かな?
(お手本の絵だと、給水管はまっすぐのままですが、そうもいかずに曲げてしまいました・・・)


実家の洗面水栓交換
左右のハンドル部分がとりつけられていた場所には、ぽっかり穴があいています。
そこにはこういう構造の穴ふさぎパーツをつけます。


実家の洗面水栓交換
ちょっと大きすぎたかな?
今回はネットで、工具と一緒に買いましたが、もし交換したければホームセンターで取り寄せることもできるのではないかな。
(ネットで買うとパーツ代と同じくらい送料が・・)

実家の洗面水栓交換
穴ふさぎパーツもとりつけて、施工完了!


実家の洗面水栓交換
新しいものと古いものを比べると、新しい方はやや大きくなって、以前より出っ張っていることが分かります。
ここの洗面ボウルは小さめなので、出っ張りがやや気になります。


実家の洗面水栓交換
という訳で、母としては、水栓を中央でなく、やや左に寄せたらどうかな?と。
こうすると、顔を洗うとき、右側で洗えばスペースが広めです。
ポアロならば左右非対称は許せないでしょうが、まあ、使う人が使いやすいようにしてもらえれば。

私としては穴ふさぎパーツが大きすぎた気がするけど、母はさほど気にならないとのことでした。

排水栓の開閉に関しては、棒などは再利用。
(口では説明できない機構で、説明書を読んでもよく分からずうまくとりつけできるか不安でしたが、実物を見るとなんとなくわかりました)
水栓の形状やとりつけ角度も変わったし、長年の間に棒もやや変形してまっすぐでなくなっているのか、動作はするものの、これまでよりやや固めになってしまいました。
しょっちゅう使う訳でもないので、ひとまずこのまま使ってもらうことに。

母の希望は、水流がアワアワぽくなるような水はねしにくい泡沫水栓だといいなあ、ということでしたが、この機種は、それほど泡沫になる訳でもないかも?
とはいえ、これまでは、水を使うとき、必ずハンドルのそばが水浸しになったけれど、1ハンドルのこのタイプだと水がほとんど洗面台に垂れないとのことで、割と好評です。


給水管の接続の締め付けは、いちおうぎゅっと締めたつもりでしたが、洗面器とタッパーを下において、一晩チェックしておきました。
そうしたら、お湯の側に水が溜まってた!
翌朝は私がまだいたので再度締め直し、もう一晩チェックしてみてもらいました。
今度は大丈夫だったとのこと。


さて、ここで練習したことなので、いずれは自宅の洗面水栓も。
(シャンプー水栓なのですが、シャワーの穴が詰まっていて、だいぶ劣化しているのです)



■参考情報
洗面水栓交換
基礎的な情報があります。

洗面水栓交換
こちらも基礎的な情報があり参考になります。

うちのとほぼ同じ水栓のTGL300交換
水道屋さんのブログ。若い職人さんなのか、この形、見たことがなかったそうです。

2ハンドル混合水栓のパーツ交換による修理

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チョコがけ2020 | トップ | フキノトウつみそびれ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

+実家・那須」カテゴリの最新記事