たまたま、ネットのニュースサイトで、とってもかわいい和菓子の記事を読みました。
上生菓子が、あざらしとかペンギンのかたちなのです。
よく読んでみると、栃木県真岡市の和菓子屋さん「御菓子司 紅谷三宅」とのこと。
真岡市って、聞いたことがあります。
うちの北の方で、那須に行く途中に通る場所です。
シルバーウィークの連休、マイタケの発生状況を見に行きがてら、その和菓子屋さんに行ってみることにしました。
事前に電話予約して、お目当てのお菓子を確保しておきました。
早速ご紹介。
どうでしょう、この可愛さ!
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ペンギンとあざらしの、どちらも赤ちゃん。 まるっこくて、赤ちゃんのイメージにぴったり。 SNSで話題なのだそうですが、みんなに見せたくなる気持ちがよく分かります。 (なので私もこうやって・・・)
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まるまる~。 後ろ側にはかわいい後脚もついています。 可愛くて食べちゃうのがはばかられます。
和菓子であざらしやペンギンって、斬新な気がしますが、丸っこいフォルムがなんだかぴったり。 (改まったお茶席には、あまりにも心がなごみすぎて向かないかも?)
ほかの形のものも買ってみました。
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黒猫さん。
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白猫さん。
この猫たちは、写実性はあまりなくて、デフォルメされています。 顔だけ、ということは、チェシャ猫・・?
いわゆる普通の、エレガントな季節のお花の形状のものもあります。
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左は桔梗、右はなんだろう。
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これは、萩ですね。
可愛くて切断は憚られますが、中も見たいし切ってみました。
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中は小豆の漉し餡になっています。
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お花の方も、似たような感じ。
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どれも練り切りで作られているのだと思いますが、ものにより、微妙に味が違うような気もしました。
味わいは、と~っても上品。
甘さは控えめで、すっきりした甘さ。甘すぎないので、するっと1個、食べられてしまいます。
上質な味わいです。
お値段は、上生菓子ならこれくらいかな、という価格プラス100円くらい。(確か1個450円)
ケーキ屋さんのケーキと同じくらいかな。
でも、ケーキとは違う味わいと体験ですよね。
たまには贅沢な和菓子を頂くのもいいなあ、と思いました。
お店には、午後1時すぎくらいに伺ったのですが、店頭のお菓子はほぼ完売状態。
練り切りのほかにも何か・・・(栗の季節だし何か栗のものがあれば・・・)と思っていましたが、売れ行きが早いようでした。
(連休中だったせいもあるかも)
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この足跡のどら焼きは予約しておいたので1個ゲット。
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お店でみつけて買ったのは、こちらの「丹波大納言蒸し羊羹」だけだったのですが、これが大当たり。 小麦粉入りの、もっちりした羊羹なのですが、甘さが絶妙で(甘すぎない)、小豆の味もよくて、絶品。 (どら焼きよりもこちらが格別!) 未開封の場合は賞味期限が長い品物のようですが、買ってから時間が経つと、段々塩味が効いてきます。 私の好みとしては、できたてほやほやかな。 お値段も手が届きやすく、これは次も買いたいと思いました。
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むくげって、7月とか夏の暑い時期の花のような印象でしたが、よく見ると今も咲いてました・・。
この時期、栗とか柿とかの方に注意が行って、花は目に入っていなかったのかも・・・。