先日長野に行ったとき、色々な豆を買い込んできました。もともとあったものも含めると、なんと9種類。折角なので記念撮影してみました。
写真を忘れた小豆、黒豆、ブラックダル(多分ウラド豆)もう食べ終わってしまった白インゲン豆、パンダ豆、乾燥そら豆、ひよこ豆、紫花豆を含めると、合計17種も我が家にあったことになります。日本で手に入る豆も意外と多いのですね。
(1)ライマビーンまたはリマ豆
松本インターから上高地に向かう途中の「小林」という店で買いました。この店以外で見たことがないので、機会があるたび沢山買い込んでいます。
メキシコやペルーのアンデス高原で栽培されていたものらしいです。日本では大町市で生産されているようです。冷涼な気候が向いているようですが実家(神奈川)の庭でも種を蒔いたらかなりの大きさに茂って、たくさん収穫できました。
紫花豆のように大きく見えますがとても薄べったい形状です。水に浸けると、薄べったいまま、ぐんと大きくなるので翌朝が楽しみです。
味は「世界で一番おいしい」と書いているサイトもありました(私も大好きです)。皮はやや薄く、中身のデンプン質はきめが細かいです。業務用高級あんこに小豆と混ぜて使われることもあるようです。
日本風の甘い煮豆にしかしたことしかないのですが、本をみるとベークドビーンなどいろいろな料理に使えるようです。
(2)くり豆
北海道で買ってきたものです。真っ黒で白い目がある外見からして、ブラックビーンのことではないかと思います。(3)よりやや大きいけれど似ていますよね。
くりという名前がついているということは、ほくほくしているのかな?
まだ食べていません。
(3)ブラックビーン?
これも長野で買いました。
ラベルがついていなかったのですが、黒くて、白い目がある様子からみると、本に載っていたブラックビーンと同じではないかと思っています。くり豆に似てますよね。
まだ食べていません。
(4)茶大豆?
ラベルがなかったのですが、外皮が茶色い大豆だと思います。茶豆の枝豆がありますが、あれが育ったものかしら?蒔いたらおいしい枝豆が穫れるのかな?
まだ食べていません。
(5)白大豆?
これにもラベルがありませんでしたが、外皮が真っ白の大豆のようです。見たことも聞いたこともなかったです。でも茹でるときっと皮の白さはなくなってしまうのでしょうね。
まだ食べていません。
(6)、(7)ウズラ豆の一種かな
同じ品種のようにも見えたのだけれど、ちょっと形が違うので買ってみました。⑦の方がやや細長くて腎臓型(勾玉型)ですよね。単に栽培条件の違いによるものかもしれませんが。
まだ食べていません。
(8)金時豆
いわゆる普通の金時豆です。煮るととろりん、としますよね。煮た豆って足が速いから、あらかじめとろみのある豆は完成した瞬間から心配でハラハラしてしまいます。
(9)青大豆
ひたし豆にしたりする青大豆です。水で戻して、生でなくなる程度に固めにゆで、ゆで汁+出汁+しょうゆにひたして食べると、枝豆みたいな風味でおいしいです。大根おろしを混ぜても。
食卓に緑の野菜がない日(おひたしを作るのが疲れてしまったとき)などに、これがあると、何だか野菜を食べている気分になれてよいです。食卓にめぼしいタンパク質がないときも、畑のお肉だよ、と堂々と宣言できてよいです。(うふふ)
-----以下は写真にないもの---------------
(10)パンダ豆
北海道で買ってきました。黒白に染め分けられたかわいいインゲン豆です。加熱するととら豆みたいに地味になってしまいます。豆サラダ、チリビーンズ、豆コロッケにしてみました。
(11)白インゲン豆
どこかの直売所で買いました。もしかしたら手亡豆(てぼまめ。半蔓性で支柱にする手竹がいらないことからついた名前だとか)と言われているものかな、とも思ったのですが、検索してみるとてぼ豆は長円形の豆のようです。それとも白インゲンはすべててぼ豆なのかな?
日本の手亡豆はほぼすべて白あんに使われ料理に使われることはない、という解説も見かけましたが、外国の豆料理では白いものも(白い豆の方が?)多く使われますよね。
チリビーンズ、豆サラダ、カレーなどにしてみました。
(12)あずき
説明するまでもないですね。
スーパーにあるものには虫食いはないですが、直売所などで買った小豆は、一旦冷凍庫にしまうと中の虫が死んでながもちするとか。そして使う前(または暇なとき)お盆に広げて傷や変形のある豆を思い切ってかなり厳しい基準で捨てていくと、すっきりした味のおいしいあんこになる気がします。
あずきでっちはとても簡単で洗いものも少なくておすすめのお菓子です。
(13)黒豆
丹波種は本当に高価ですよね。お正月につくりそびれた分が冷蔵庫にまだあります。はやく作らないと。でもいわゆる蜜煮は、甘くておかにっぽくないし、かといってごはんに炊き込んでしまうには少々勿体ないのです・・・。ジレンマだー。
(14)乾燥そら豆
熊本の直売所で買ってきました。皮が黒い空豆でした。
一旦冷凍して虫を殺せばよかったのかもしれないけれど、気づいたときにはかなりの量、虫にやられてしまいました。でも、いい部分を選り分けて、小豆と混ぜてそらまめあんを作っておはぎにしてみました。とてもおいしいあんでした。機会があったらまた買ってみたいです。虫対策も万全にして。
(15)ブラック・ダル
ネパールみやげでもらったもの。最初何に使うのか分からず困っていたのだけれど、ファラフェルと同様、水で戻した生豆をすりつぶして揚げる「ワダ」という料理に使うことがわかりました。生豆、およびワダの記事はこちら。
(16)ひよこ豆
最近買っていないけれど思い出したら食べたくなってきました。ファラフェルやホモスを作ったことがあります。ホモス、昔から大好きでした。
(17)紫花豆
水で戻すとびっくりする位ふくれるので、翌朝見るのがいつも楽しみです。
戻しすぎているのか目のところが破れてしまうことが多くて、いつもうまく煮るのが難しいなと思います。熱湯で数時間、という戻し方がいいのかしら。
皮が分厚くて、ちょっと栗の渋皮煮に似たところがあると思います。
甘く煮たことしかないのだけれど、何か別の料理にもしてみたいものです。
梅雨前、せめて夏前にはある程度消費していかなくては!
未食のものには食べてみ次第味などを書き込むか、記事へのリンクをつけようと思います。
写真を忘れた小豆、黒豆、ブラックダル(多分ウラド豆)もう食べ終わってしまった白インゲン豆、パンダ豆、乾燥そら豆、ひよこ豆、紫花豆を含めると、合計17種も我が家にあったことになります。日本で手に入る豆も意外と多いのですね。
2007/4/2 上段(1)、中断左から(2)~(7)、下段左から(8)、(9)
(1)ライマビーンまたはリマ豆
松本インターから上高地に向かう途中の「小林」という店で買いました。この店以外で見たことがないので、機会があるたび沢山買い込んでいます。
メキシコやペルーのアンデス高原で栽培されていたものらしいです。日本では大町市で生産されているようです。冷涼な気候が向いているようですが実家(神奈川)の庭でも種を蒔いたらかなりの大きさに茂って、たくさん収穫できました。
紫花豆のように大きく見えますがとても薄べったい形状です。水に浸けると、薄べったいまま、ぐんと大きくなるので翌朝が楽しみです。
味は「世界で一番おいしい」と書いているサイトもありました(私も大好きです)。皮はやや薄く、中身のデンプン質はきめが細かいです。業務用高級あんこに小豆と混ぜて使われることもあるようです。
日本風の甘い煮豆にしかしたことしかないのですが、本をみるとベークドビーンなどいろいろな料理に使えるようです。
(2)くり豆
北海道で買ってきたものです。真っ黒で白い目がある外見からして、ブラックビーンのことではないかと思います。(3)よりやや大きいけれど似ていますよね。
くりという名前がついているということは、ほくほくしているのかな?
まだ食べていません。
(3)ブラックビーン?
これも長野で買いました。
ラベルがついていなかったのですが、黒くて、白い目がある様子からみると、本に載っていたブラックビーンと同じではないかと思っています。くり豆に似てますよね。
まだ食べていません。
(4)茶大豆?
ラベルがなかったのですが、外皮が茶色い大豆だと思います。茶豆の枝豆がありますが、あれが育ったものかしら?蒔いたらおいしい枝豆が穫れるのかな?
まだ食べていません。
(5)白大豆?
これにもラベルがありませんでしたが、外皮が真っ白の大豆のようです。見たことも聞いたこともなかったです。でも茹でるときっと皮の白さはなくなってしまうのでしょうね。
まだ食べていません。
(6)、(7)ウズラ豆の一種かな
同じ品種のようにも見えたのだけれど、ちょっと形が違うので買ってみました。⑦の方がやや細長くて腎臓型(勾玉型)ですよね。単に栽培条件の違いによるものかもしれませんが。
まだ食べていません。
(8)金時豆
いわゆる普通の金時豆です。煮るととろりん、としますよね。煮た豆って足が速いから、あらかじめとろみのある豆は完成した瞬間から心配でハラハラしてしまいます。
(9)青大豆
ひたし豆にしたりする青大豆です。水で戻して、生でなくなる程度に固めにゆで、ゆで汁+出汁+しょうゆにひたして食べると、枝豆みたいな風味でおいしいです。大根おろしを混ぜても。
食卓に緑の野菜がない日(おひたしを作るのが疲れてしまったとき)などに、これがあると、何だか野菜を食べている気分になれてよいです。食卓にめぼしいタンパク質がないときも、畑のお肉だよ、と堂々と宣言できてよいです。(うふふ)
-----以下は写真にないもの---------------
(10)パンダ豆
北海道で買ってきました。黒白に染め分けられたかわいいインゲン豆です。加熱するととら豆みたいに地味になってしまいます。豆サラダ、チリビーンズ、豆コロッケにしてみました。
(11)白インゲン豆
どこかの直売所で買いました。もしかしたら手亡豆(てぼまめ。半蔓性で支柱にする手竹がいらないことからついた名前だとか)と言われているものかな、とも思ったのですが、検索してみるとてぼ豆は長円形の豆のようです。それとも白インゲンはすべててぼ豆なのかな?
日本の手亡豆はほぼすべて白あんに使われ料理に使われることはない、という解説も見かけましたが、外国の豆料理では白いものも(白い豆の方が?)多く使われますよね。
チリビーンズ、豆サラダ、カレーなどにしてみました。
(12)あずき
説明するまでもないですね。
スーパーにあるものには虫食いはないですが、直売所などで買った小豆は、一旦冷凍庫にしまうと中の虫が死んでながもちするとか。そして使う前(または暇なとき)お盆に広げて傷や変形のある豆を思い切ってかなり厳しい基準で捨てていくと、すっきりした味のおいしいあんこになる気がします。
あずきでっちはとても簡単で洗いものも少なくておすすめのお菓子です。
(13)黒豆
丹波種は本当に高価ですよね。お正月につくりそびれた分が冷蔵庫にまだあります。はやく作らないと。でもいわゆる蜜煮は、甘くておかにっぽくないし、かといってごはんに炊き込んでしまうには少々勿体ないのです・・・。ジレンマだー。
(14)乾燥そら豆
熊本の直売所で買ってきました。皮が黒い空豆でした。
一旦冷凍して虫を殺せばよかったのかもしれないけれど、気づいたときにはかなりの量、虫にやられてしまいました。でも、いい部分を選り分けて、小豆と混ぜてそらまめあんを作っておはぎにしてみました。とてもおいしいあんでした。機会があったらまた買ってみたいです。虫対策も万全にして。
(15)ブラック・ダル
ネパールみやげでもらったもの。最初何に使うのか分からず困っていたのだけれど、ファラフェルと同様、水で戻した生豆をすりつぶして揚げる「ワダ」という料理に使うことがわかりました。生豆、およびワダの記事はこちら。
(16)ひよこ豆
最近買っていないけれど思い出したら食べたくなってきました。ファラフェルやホモスを作ったことがあります。ホモス、昔から大好きでした。
(17)紫花豆
水で戻すとびっくりする位ふくれるので、翌朝見るのがいつも楽しみです。
戻しすぎているのか目のところが破れてしまうことが多くて、いつもうまく煮るのが難しいなと思います。熱湯で数時間、という戻し方がいいのかしら。
皮が分厚くて、ちょっと栗の渋皮煮に似たところがあると思います。
甘く煮たことしかないのだけれど、何か別の料理にもしてみたいものです。
梅雨前、せめて夏前にはある程度消費していかなくては!
未食のものには食べてみ次第味などを書き込むか、記事へのリンクをつけようと思います。
いろんなお豆、そろいましたね! ライマビーンズ、イギリスやアメリカでは生の豆の冷凍とかを鞘ごとただゆでたものとかが学校の給食とかに出てくるので、まずい思い出しかなく、トラウマなのですが、乾燥豆はおいしそう! ぜひ探して食べてみたいです。
色々なお豆のお料理、楽しみにしてます!
以前、送って頂いた豆は1のライマビーンズだったのですね。今年は、作ってみようと残してあります。
山菜も、出始めて採取生活忙しくなりますね。
こちらでは、ワサビ食べ頃ですよ。
送りましょうか?
空豆の乾燥豆、多分中東のものだと思うのですがうちにもあり、そのままにしてあるので虫がちょっと心配になってきました!
一応外側から見たら穴はないんですけど…。
色はもっと茶色い色です。
先日頂いたお豆やジャムのことを記事にしました。
きっと今はご旅行中ですよね。
帰ってこられて一段落したらお暇なときに覗いてくださいませ~♪
頂いた台湾の豆腐よう、調味料として使うと絶妙なおいしさです。
重宝させていただいています。(*^_^*)
ありがとうございました。
ライマビーンを鞘ごと茹でるとは知りませんでした。きぬさやみたに若いときでしょうか。昨年は実家の庭で育てたので、そういう食べ方もやってみればよかったです。
ロンドンは数年前訪れましたが物価が(ポンドが)高くて泣きそうでした。買って帰ったプディング、美味しかったなあ。最近はユーロもポンドに近づいていてこれまた悲しい限りです・・・。
これからもよろしくお願いしますね。
かなり大きく育ちますので支柱は長い方がいいかもしれません。
葉わさび、70度くらいのお湯でさっとゆでて刻んで醤油をまぶして密閉しておくと辛みがでておいしいですよね~。夫が目をキラリと輝かせています
悪夢でした・・・。
記事の中で紹介リンクを張らせていただいたので、トラックバックを送らせていただきました。
一度食べてみたいです。
コメントとトラックバックありがとうございます。
pon2さんのブログには本がいっぱいですね。
私も児童文学大好きなのですが、えり好みが激しく、子供の頃に好きになったもの以外(最近の作品)で、これは、というものはなかなか見付かりません。
pon2さんのブログを参考にさせて頂きます。
ライマビーンは、日本では長野県大町市の特産だそうですね。
http://www.city.omachi.nagano.jp/ctg/00013303/00013303.html
松本電鉄上高地線、新島々駅のそば、国道158号沿いに「小林」というひなびた八百屋さん、というかお土産屋さんがあるのですが、そこに売っています。長野県内の農産物直売所にもあると思います。
デンプンの粒が細かくて粘りがなく、とっても美味しいお豆です。
業務用高級白あんに使われることもあるそうです。
とってもお勧めなので、どこかで出逢えるといいですね!
ライマビーン、リマ豆は、もしかすると「おいらん豆」と同じ豆ですよね?
「おいらん豆」を調べていて、確か以前、一度だけ見たことがある「クリスマス ライマビーン」という名の豆だったような気がしました。
このブログに寄せられたコメントを読んでいたら、私も実家の両親に送って、代わりに育ててもらおうかと思いました。
豆のこと、いろいろ勉強になりました。
ありがとうございます。
ライマビーン、おっしゃる通り、日本での呼び名はおいらん豆だそうです。実はコメントを頂いた日に相前後して別の方からも教えて頂きました。(道理でライマビーンで検索してもあまり沢山出てこない訳です)
冷涼な土地が向くようですが、関東地方でもそれなりに育ちましたよ。実っているときもやっぱり平べっくて、何だか可愛いです。
ところで、「赤平」というお豆をご存知ですか?
http://blog.goo.ne.jp/fujika_0000/e/2b926979ecaee72ec6f6c18bfe2c047f
以前買ってみたのですが、皮が非常に固く、一体何に使うのか謎の豆です。検索したけれどあまり情報がありませんでしたので、別の名称の方が一般的なのかなあ・・。