採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

初夏の柑橘 南津海なつみ

2015-05-14 | +フルーツ

JA系の大きなお店で、また新しい柑橘を見付けました。
 

なつみ南津海

その名も 「南津海 なつみ」。

また女の子の名前ですが、初夏に出回るのでなつみ、と考えると比較的覚えやすいです。

親は吉浦ポンカンとカラマンダリン。
きっと新品種なのだわ、と思って調べてみると、実は1978年から育成されているもののよう。意外と古顔です。
 

なつみ南津海

山口県の柑橘農園で生まれたそうですが、こちらの商品がどこ産かはよく見ませんでした。
8個ほど、結構たっぷり入って500円。
割とお手頃価格です。 

なつみ南津海

大きさは温州みかんと同じくらいです。

なつみ南津海

ポンカンが親なので、皮がぱりっと簡単に剥けます。 

なつみ南津海

さっさか剥けて、スジもさほど残らないです。

味は、とても濃厚な甘酸っぱさ。オレンジ系の濃くて甘~い味です。
ぽそっとしたじょうのうに見えますが、中味はとってもジューシー。果汁が口の中に広がります。
種が、2房に1粒くらいの割りで入っています。 

なつみ南津海

あえて難をいえば、じょうのうの中心よりの部分がやや固めです。
なのでそこをこんな感じで削ぐようにするといいかも? 

なつみ南津海

種はポンカンに似て、先端が尖った勾玉型でした。

なつみ南津海

もっと美味しい食べ方は、皮ごと、中心を避けるように切り離すことかもしれません。
(試食のカット方法が、実は一番美味しい食べ方だった)
こうすると固い芯は避けられ、またカット面が直接口にふれるため、口に入れた瞬間から甘くてジューシーな果肉が楽しめます。
(皮は食べるとき簡単に剥けてしまいます)

濃厚でジューシーなオレンジ系の柑橘がお好きな方は、南津海、おすすめです。


(私の個人的な好みだと、じょうのうが極薄で砂嚢がパリパリの「甘平 かんぺい」の方が好きかな~。
あと、この時期だと黄色のニューサマーオレンジ/小夏/日向夏の方がさっぱり感があって美味しいです。
5キロ買うなら日向夏☆) 


■参考情報
南津海について  
開発した山本弘三さんの談話があります。カラスに食べられてしまったことで、食べ頃時期が分かったのだとか。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DIYでクローゼットリフォーム... | トップ | ニンニク2015:島ニンニク試... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なつみちゃん (KOH)
2015-05-18 05:41:40
うちのキャバクラ果樹園にはピッタリの品種なんですが、
冬を越す自信がなくて植えていません。

この時期、文旦やグレープフルーツを食べてはいるものの、
これらは12月に収穫して貯蔵していたものです。
南津海は樹上に置かねばならないので、越冬は難しそうですね。
返信する
女の子がいっぱい (●KOHさま~Fujika)
2015-05-19 17:54:55
そう、女の子柑橘がいっぱいのKOHさんの畑のことを思い出しましたよ☆
文旦、今頃までもつのですね!?
売っているシーズンにもっと買っておけばよかったなあ。今年は食べたりないです。
返信する

コメントを投稿

+フルーツ」カテゴリの最新記事