ニンニクの収穫記録です。
■韓国義城
以前miyakoさんに頂いた種です。韓国の品種とのこと。
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例年、どちらかというと悲惨な出来なのですが、今年は、サイズはともかく、ぷっくり太ってニンニクらしいものがとれました。
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あまりに小さいものはやはり捨て子して、大き目をキープ。 すべて種用になりそうです。
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このニンニクのトウのところ、今年はじめてまじまじ観察してみました。 (適切な時期に折りとりそびれたともいう) さやは薄紫の斑入り、剥いてみると、それぞれの珠芽からは葉っぱ?的なものが長く伸びていました。 ほかとちょっと違うかも。
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このニンニクは、花茎の周囲に一列に鱗片が並ぶタイプ。 おそらく品種の特性で大玉になる可能性は、あまりなさそうですが、使いやすそうなタイプです。 今年のような低温・低日照傾向にも強そうなのはありがたいです。 今後に期待。
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■スペイン
今シーズン、ホームセンターで種ニンニクとしてのスペインニンニクをみつけ、植えてみました。
出来は全然ダメ。
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ぱっと見て分かるように、しもぶくれ感がなく、丸い形状。 未成熟です。
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うおーん。どう見ても、よろしくない感じ。 私はいろいろの品種植えていたので、まあまあの出来のものもありましたが、この品種だけ植えた人がいたとしたら、ショックだろうなー。 それとも、こんな悲惨なのはうちだけかな?? もう少し畑においておいたら違ったのかな・・・。
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ふくらみが足りないもの、割ってみたらやはりこういう未熟状態。 「玉ねぎとして使って下さい」と書いてすべて捨て子してしまいました・・・。 (貰ってもらえました)
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■フランスピンク
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今年、これはまあまあでした。 (スペインの後だったからかもしれないけれど)
でも小さいのが多くてそれは捨て子。
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一応残したのはこれくらい。
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花茎の先端には、目立つ珠芽はできないタイプです。
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この品種は、毎年、鱗片がきちんと形成されない、こん棒のような変なものが結構出ます。 そういうものを切ってみると、皮がひだひだと折れ曲がって、おかしなようすです。 大体みわけがつくので、畑に置いてくるべきなのですが、割ってみるのが面白くて、つい持って帰って解体して遊んでしまいます。
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こん棒のようなものの、球部分の輪切り。 鱗片はどこにもなくて、全部皮です。
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こん棒の中に一球ニンニクが入っていることもあります。 何個か見た年もありましたが、今年は少な目でした。
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茎が太いな、と割ってみたら、花茎がぐねぐねと折れ曲がっていたりします。
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こっちでも芽が伸びて来て、葉っぱが枯れ始めていますが最近の寒さでどうもあまり良くない感じ。茎が太くならずに細いまま、枯れてしまうものもありました。100本くらいあるんですけど、今年はまた少し足りなくなるかもしれません。
品種によっては、全然玉が太っていないものも。
ところで、「過ぎたこと、過ぎてゆくこと」september30さんのブログ、おやめになったのは残念ですね。
写真と文章あいまって、すばらしいものだったのに。
文体に独特の叙情がありました。
写真の鑑賞眼がさっぱりない私でも、なぜかみとれる写真が沢山ありました。
お元気でお過ごしとのことで、それが一番なのですが。