採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

インドのお菓子 人参ハルワ

2006-12-13 | +お菓子(各国)
人参のハルワというものを作ってみました。これはインドのお菓子です。牛乳を沢山使って煮詰めていくもので、時間はかかるけれど簡単なのです。
しばらく前、こってよく作っていたのだけれど、今回は久しぶり。

■材料
にんじん  500g
牛乳    1リットル
砂糖    60g程度(うろ覚え。あとで調べて確認します)
ホールカルダモン 2粒(又はカルダモンの粉)
無塩バター  50g
(食べるときに)から煎りしたスライスアーモンド


■作り方
1)にんじんをすり下ろします。やり方はいろいろあると思います。
 (a)セラミック製おろし金でおろす
 (b)ミキサーに牛乳と一緒に入れてどろどろにする。
 (c)今回はゼスター・グレーターを使いました
 (d)シュレッドチーズおろし器で粗めにおろす。(やったことないのですが)
(a)~(d)の順に粗くなっていきます。(b)が一番時間的にはやいかな。食感が少しずつ違いますが、お好みで。


おろしにんじん



2)テフロン加工の鍋に牛乳とおろした人参、さやをやぶいたカルダモンを入れ、火にかける。最初は中火くらいで。
時々鍋肌についた人参をゴムべらできれいにします。水分の多いうちは放置しておいて大丈夫。


最初は白っぽい色です



3)煮詰まってきたら砂糖を入れて更に煮ます。水分が少なくなったらなるべく鍋のそばについているようにします。ゴムべらで底をさらいながら煮続けます。

4)すっかり煮詰まり、牛乳の白い色が見えなくなったら、バターを入れて更に炒めます。ぎゅっと押すと黄金色の油がにじみ出てくるようになります。


2006/12/8 こんな感じで出来上がり



から煎りしたスライスアーモンドを添えると食感に変化があっておいしいです。
温かいまま、または冷たくしても。
これを作っておいて、ちょっと水やミルクでのばしてキャロットケーキを作ってもいいかなあ、と思うのだけれどまだやったことがありません。

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ダクワーズのタルト

2006-12-12 | +お菓子(西洋)
洋梨タルトを作った残りのパートブリゼ生地でもうひとつ、お菓子を作ることにした。キッシュなどの塩味のもの、とも考えたのだけれど、やはりお菓子に。

マカロンを作ってもまだ卵白があったので、ダクワーズのタルトにしよう。
本来はパートシュクレなのだけれど、今回はブリゼ生地でやってみた。

16cmの型に生地を敷き込み、空焼き。洋梨タルトでは重石を外すのが早すぎて底がちょっとふくらんでしまったので、今回はちゃんと重石をのせておいた。

そこに、ママレードと、ふと思いついてあるものを乗せる。


2006/12/9 干し柿も乗せちゃいました


このママレードは以前michiさんに頂いた夏みかん。皮が厚切りで豪華なのだ(もし失敗したらママレードが勿体ないぞ、とドキドキしつつも使ってしまいました)。皮が湿気ないようにちょっと煮詰めて塗り広げた。そこに小さく切った干し柿を散らす。

ダクワーズ生地(ゆず皮をおろしてちょっと入れてみた)を作ってその上に塗り広げる。18cmの型用の分量で作って、16cmの型に全量を盛り上げてしまったけれど、大丈夫みたい。
アーモンドスライスを散らして、粉砂糖をふって、焼成。


2006/12/9 焼き上がり


今回は特に何のハプニングもなくできあがったのでは?

と油断していたら、切るときが大問題。
アーモンドスライスがあると普通の包丁ではうまくいかないのだ。ぎゅっと押しつけると切れてくれないで生地にもぐりこんでしまう。波刃のパン切り包丁だったらいいのかなあ。
結局ハサミでアーモンドスライスだけ切って、そのあと包丁を入れました。


2006/12/10 切ったところ



実は作った後になって、そういえば昔も作ってブログにのせたのでは?と思い出した。昔の記事をみると、自家製金柑コンポートを使っていて味がものたりなかったとある。今回たまたましっかりした味のmichiさんのママレードがあったからよいようなものの、そうでなかったらまた同じ失敗を繰り返すところだったかも。
全然学習してないわ。
前回はアーモンドスライスは乗せていなかった。乗せた方が上等に見えるかな?どうでしょ?

タルト生地の好みとしては、私はパートシュクレかなあ。ダンナサマからは生地に関してのコメントはなかった。洋梨タルトとどっちが好き?と聞いたら、ダクワーズが好きなダンナサマはやっぱりこちらだって。干し柿がいい仕事してるね、と言ってもらえました。



ところで、何で干し柿も乗せるか考えついたか分かった気がする。しばらく前にこういうものを作ったのだ。


菊花と干し柿の酢の物

残像が脳裏にあったのではなかろうか。
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洋梨タルト

2006-12-11 | +お菓子(西洋)
いつも愛読しているfleur de selさんのブログにおいしそうな洋梨タルトが紹介されていました。この前から洋梨の買い置きがあって、洋梨入りチョコレートケーキにしようか考えていたところでした。
こちらのタルトは、いわゆるクレーム・ダマンド(バター、卵、アーモンド粉、砂糖がほぼ同量)ではなく、カスタードクリームにアーモンド粉を混ぜ込んだレシピなのです。タルト・ブルーダルーというそうです。このクリームをぜひ味わってみたくて、こちらのタルトを作ってみることにしました。

25cmタルト型での分量とレシピ、素敵な写真はこちらを見て下さいね。
今回は我が家にあるものを動員して次のような感じで用意しました。

■準備したもの(18cmタルト型)
●パートブリゼ生地 粉200g、バター100gでつくったものの半分強。
(残りは16cmタルト型に敷いて別のお菓子にしました。)
●クリームパティシエール (下記分量で作ったものの4分の3)
  小麦粉 20g 
  卵黄 2個
  砂糖 40g
  牛乳 200cc
  バニラ
●皮付きアーモンド 100g(湯むきして粉にして約90g)
●生クリーム適量
●洋梨 3個
●アップルジェリー 適量
●スライスアーモンド 適量


(12/7にやったこと)
1)タルト生地を作って型に敷き込む。いつもふくらむことを忘れて厚い生地になってしまうのだけれど、今回はごく薄く、を心がけてみた。
2)ピケをして、重石をして空焼き。重石を外すのが早すぎて部分的にふくらんでしまった。
3)カスタードクリームを作って、ぴったりラップをしておく。

(12/8にやったこと)
4)アーモンドの皮をむき、粉にする。
5)カスタード、アーモンド粉、生クリーム適量をまぜて適度な柔らかさのクリームにする。(このときちょっと堅すぎたかも)
6)タルト台にクリームを敷き、洋梨を乗せて焼く。
7)つや出しを塗って、から煎りしたアーモンドスライスを乗せる。



2006/12/8 クリームに洋梨を乗せたところ
洋梨のすきまからクリームが見えると思うのですが、ちょっと堅かったかなあ。うーむ




2006/12/8 焼き上がり。お化粧もしたところ。
焼き上がったままは非常にさえない感じでした。あまりにさえなくて写真をとりそびれる位。
アップルジェリーを塗って、アーモンドを乗せると、まあまあかな?



ところがこのつや出しがくせ者。
本来ならばアプリコットジャムを使うところ、アップルジェリーにレモン汁を加えかなり煮詰めたものを塗ったのですが、翌日になったら洋梨から水が出てきてしまったのです! 考えてみれば当然ですよね。浸透圧で梨から水が引き出されてくるのは。
寒天やゼラチンを使えばよかったのかなあ。


2006/12/9 ちょっと水っぽくなってアーモンドも湿ってしまいました(え~ん)



このあともう一度オーブンに入れ、乾燥焼きしてみました。
つや出しをぬりたてのようにピカピカにはならなかったけれど、つや消しニス仕上げ、みたいになりました。水気がない方が保存にも安心ですよね。


味はどうかな?
アーモンドのコク+カスタードの優しい甘さ、という初めての味わい。
アーモンドを自分で粉にしたのでやや粗挽きなのですが、本当は細かい方がいいのだと思います(買いに行ったらあまりに高くて、買うのをやめてしまったのでした)。ぷちぷちした食感が楽しいともいえますが。

洋梨のほのかな香りや甘みとよくあいます。本来のつや出しはアプリコットジャムで、酸味が決め手、と伺ったので、アップルジェリーにレモンを足したのですが、それがほどよいアクセントになりました。
上にスライスアーモンドを散らすのも、アーモンドの香りが増強されてよかったと思います。

パートブリゼや洋梨に、fleur de selさんの作品のようなこんがりとした焦げ目が欲しかったのだけれど、うまく行きませんでした。上段で何分か強火にしてみればよかったのかしら。
日本の梨はとても瑞々しいから、なかなか焦げ目がつくほどにはならないのかな(と素材のせいにしてみたりして)。

fleur de selさん、素敵なレシピありがとうございました。
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北海道みやげ(さかなの部)

2006-12-11 | +乳製品・肉・魚・卵

今回(2006.11)の北海道旅行では、宅配を大活用しました。
重いものかついで移動したりするより、いっそ送ってしまおう、と。私も年をとったということ?ダンナサマはこの決断に大喜びでしたが。

海外旅行に行くと思えば安いよね、とか変な理屈をつけて自分を納得させましたが、帰りの楽さは極楽。空港で更に沢山買い物もできますし。くせになりそうです。

結局、冷蔵便1つ(札幌大丸から)、冷凍便1つ(札幌西武から)、常温便1つ(小樽のコンビニから)、送りました。
札幌大丸は自分のところで買ったものだけかどうかで扱いが違うようです(大丸の品のみであれば多少割安になるみたいですが)。西武の場合は持ち込み品があっても特にとやかく言われません。

小樽で買い物出来るかどうか定かでなかったので、小樽に移動する前、札幌でひとしきり買い物してしまいました。でも、後日行った小樽の鱗友市場の方が干物など断然安かったのでした。まあ、旅先の買い物一期一会の法則(by Fujika)だから、見つけたときに買っておかないと。うんうん。
もうちょっと冷凍庫に隙間をあけておいたら、小樽の市場でも買って送れたのになあ。でも、小樽での買い物気分は、実家に送ることで解消したのでした。

(札幌大丸にて)
●ほっけ飯寿司
●ハタハタ飯寿司
ほかにカレイ、紅鮭、ニシンがありました。
ほっけは皮がかなり固いけれど身は淡白でおいしい。
でもこりこりした歯ごたえのあるハタハタが一番好きかな。
母は脂ののったニシンが好きだそうです。

鱗友市場ではもっと安かったとはいえ高級食品です。冷凍しておくつもりがぺろりと食べ終わってしまって悲しい。
自分で作れないものかしら。でも元手がかかるだけに、失敗してしまったらショックが大きいだろうなあ。

(札幌大丸にて)
●とても大きなサケ開き
スモークではないのですがこんな色。
塩分控えめでおいしかったです。
(札幌大丸にて)
●ほっけ干物
脂少なめ、塩分も少なめでした。
おいしかったけど、鱗友市場では同じようなのがすごく安かったなあ・・・。
(札幌大丸にて)
●宗八カレイ干物
とても立派です。下の小さいカレイより独特のくさみがつよい気がしました。
(小樽鱗友市場にて)
●**カレイ干物
魚の名前忘れてしまいました。宗八に比べるととても小さい。鳥取あたりにある笹カレイ程度の大きさなのですが身がぶあつくて、見かけより食べであります。宗八より好きかな。
市場で買ったのでとても安かった。
●鮭干物と小さいカレイ
焼いてみました。
カレイはあらかじめヒレをハサミで切り落としておくと炭にならずきれいに焼けるのですが、このときは忘れました。
(小樽鱗友市場にて)
●粒ウニ・塩ウニ
上はアミノ酸などで味付けしてある感じ。下は主に塩のみで調理しているのかな、と思われます。
生クリームに一晩浸して、パスタとあえるとウニパスタ☆。

(千歳空港て)
●鮭かまキッパー
キッパーとは、開いて塩漬けにし乾燥させ燻製にした魚だそうです。
カマの部分、大好きなので買ってしまいました。あと、原材料が、「鮭、食塩、植物油、香辛料、黒砂糖」と驚異的にシンプルだったので。

開封して冷たいまま食べられます。塩気がやや強いのだけれど非常においしかった。別にアミノ酸とか××濃縮エキスとか使わなくてもこんなにおいしいものができるのです。作っているひとを応援したい。


 

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北海道みやげ(肉の部)

2006-12-11 | +乳製品・肉・魚・卵

北海道みやげ、ハム類の部です。
ダンナサマがハム類好きなので、札幌大丸、および千歳空港でがんがん買っていました。
値段はわからなくなってしまいました・・・。

(札幌大丸にて)
●函館カールレイモン
生ハム(肩肉の味。ももの方が好みではあるが、おいしい。)
チューリンガーソーセージ
スモークロースハム(やや甘口。市販の焼豚に近いような。夫はバルナバのももハムよりこちらが好みだそう)
レモンパセリウィンナー(あらびきの脂肪が入っている。全部絹挽きでもいいような気がした)
ハーブウィンナー
(札幌西武にて)
●トンデンファーム
スモークレバー(堅く締まってスモークされておりおいしい)

(となりは塩)
(千歳空港にて)
●バルナバハム
ももハム(甘みがないタイプ。私はカールレイモンよりこちらが好みだった)
行者にんにくフランク

●トンデンファーム
(行者ニンニク入り)ピルカウィンナー(ぴりりと辛いのは行者ニンニクなのかな。おいしかった)

2006/12/03 ハムとソーセージでこんな感じのワインのつまみに
ハムとエシャロットってよく合います。左の黄色いのは菊花と干し柿酢の物

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クランベリーケーキ

2006-12-10 | ■おともだちの味研究
先日ブログで仲良くしていただいているポメマルさんに、珍しい生のクランベリーを使ったお菓子を頂いてしまいました(ほかにも素敵なものをいろいろ頂きました。今度ご紹介させて下さい)。

まずはそのまま、ぱくり。
クランベリーの酸味が強く、生地は甘さ控えめでしっとりとしており、くるみが沢山入っています。非常に好みの味です。
何切れでも食べ続けてしまえそう。
ブルーベリーで似たようなものが作れないかしら?来年の初夏、試してみるかな?でもクランベリーのこのさっぱりした酸味とは違ってしまうかも。冷凍クランベリーを探してみようかしら。

お手紙に、アイスクリームを添えてどうぞ、とあったので、ぜひとも試してみたくなりました。


ある日の夕食後、アイスクリーム添えのデザートはどうお?と夫に提案。食べたいなあ、とのことだったのでアイスクリームを買いに行ってきましたよ!
夜にコンビニにアイスを買いに行くなんて、学生カップルのようでは?
学生カップルと違うのは彼氏が一緒についてきてくれないところだな。
でもって、新婚時代とも違うのは、ダンナサマがついてきてくれなくても別に怒らないところ。
私もおとなになりました・・・。


出来上がったデザートプレートがこちら。


暖かいクランベリーケーキといちじく甘露煮、ヴァニラアイス添え



いちじくは以前ご紹介しましたが、michiさんの手作り。手作りのお菓子2種でデザートだなんてなんて幸せ。
暖めたクランベリーケーキと冷たいアイスクリーム、酸味と甘みが出会って大変素敵。
そして、いちじく甘露煮は濃厚な甘みと香りがまたヴァニラアイスと絶妙なマッチング。以前赤ワインといちじく甘露煮をあわせて、なんとも素敵な組み合わせだと思ったのですが、アイスクリームとの相性もばっちりでした。
う~ん。しあわせだ~。
ポメマルさま、michiさま、美味しいものをご馳走さまでした。
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トリ・テトラ・ペンタ

2006-12-07 | +干し柿・干し芋・栗
あまりにかわいらしいものがあったので写真をちょっと。




四角。三角。五角

平核無という柿です。普通は四角いのですが、たまに三角や五角があるみたいです。摘果する際に摘み取ることになっているようですし、そこで生き残っても選果場では必ずはねられてしまうので、スーパーなどでは見かけないですよね。
干し柿用に、と沢山注文するとこういうのが混ざっていてとても嬉しいのです。

それから、これ。


黄身がふたつ☆


実は、「二黄卵」といって売っていたのであらかじめ分かっていたのですが。でも、これが見たくて、ゆでたまごを作ったのでした。
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フェイジョアのお酒

2006-12-07 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
先日滅多に行かない八郷の直売所に行ってみたら珍しいものが売っていた。


キウイではないのです

フェイジョアというもの。初めてみた。トロピカルフルーツの一種ですよね。
2~3個入りで70円。
試しにと3袋買ってみた。
くんくん嗅いでみると、なんとも言えないいい香り。

お店の人に聞いたら、柔らかくなるまで追熟させ、たて半分に切ってスプーンですくって食べるそう。

帰ってnetで調べてみると、果実酒にするという手もあるらしい。
このまま食べるより、果実酒にした方が長く楽しめるのでは?
それにこんないい香りのお酒、美味しそうだわ。

二日ほど待ってちょっと香りを強くしてから果実酒を仕込んだ。

(分量)
35%ホワイトリカー約450cc
フェイジョア  約300g
(お砂糖はなし)

漬け込む際半分に切ったので、ついでにちょっと食べてみた。


切ったところ(うっかり写真忘れてお酒に入れてしまいました)

果肉がざらざらしているところといい、全体的にグアバに似ている(フェイジョアはパイナップルグアバとも呼ばれるそうだ)。違うのは種の周りにトマトのようなゼリー状の部分があるところ。味は、グアバに酸味を足した感じ。かな?おいしいといえなくもない。香りがよいのは確か。

半年ほど漬け込み、その後1年ほどねかせてみようかと思う。
半分に切ったことで濁りがでてしまわないか心配だ。

(びんのようすの写真はあとで)
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北海道みやげ(チーズの部)

2006-12-06 | +乳製品・肉・魚・卵
北海道旅行、気合いを入れて行っただけに、買い出しと化してしまいました。
買ってきたものを記録しておきたいと思います。
まずはチーズの部。

なお値段は、帰ってからnetで調べたものと、実際に買った実績が混在しています。
(千歳空港にて)
●大友チーズ工房
ロンドブラン
オランウベツ
(千歳空港にて)
●半田ファーム
トムハンダ(525/g)
もどきde山羊(525/g)
ルーサン(680/g)
(千歳空港にて)
●花畑牧場
トムチーズ
手作りバター
(どちらも千歳空港にて)
●(有)ランランファーム 十勝千年の森
十勝シェーブル・炭
(100g970円)(970/g)

●香林農園
テレアイーネ

(どちらも千歳空港にて)
●共働学舎
ラクレット

●長沼あいす酪乳品工房
しっとり厚造り田園ブリーチーズ
(150g800円)(533/g)

(札幌大丸にて)
●トラピストバター

(小樽バインにて)
●有限会社乳食研
ファーメントチーズ
(200g630円)(315/g)

(どれも札幌大丸にて)
●牧屋
カチョカバッロ
(300g1029円)(343/g)
カルヴァウォッシュ
(125g630円)(504/g)

●北海道箱根牧場
牧場の恵み 手造り発酵バター


一番チーズがそろっているのが千歳空港ではないかと思います(でも、ファーメントチーズはあったかしら?)。
買い物は、できれば作っている工房で、というのが好みなのですが、北海道は広すぎてなかなか何ヶ所もなんて行けないですよね。空港、活用したいと思います。

ファーメントチーズはすごくさっぱりしていておいしいのです。豆腐として考えて、塩味のもの(味噌とか醤油、塩ウニなど)と合わせてもいいし、ジャムやはちみつをつけても非常においしい。
日持ちするんだったら1キロでも2キロでも取り寄せるのになあ。食べ終わってしまってさみしいなあ。

半田ファームのもどきde山羊は、かなりとろとろで表面にカビがついたようなものを半分に切って売っていて、いかにもおいしそうだったので買ってみました(カビがついているから安くなってるかな、と期待したのですが、そうはいきませんでした)。
日曜に買って月曜の晩食べたのですが、まさに食べ頃!
とろーり、いい香りでした。山羊チーズ風、という意味だと思うのだけれど、どういう製法なのかな?ちょっと調べたところ、熟成庫に自然に存在しているカビがついてこんな風になるのだとか。すごいですね!日本のチーズもここまできましたね~。

花畑牧場のトムチーズと半田ファームのトムハンダというのも食べました。
花畑の方は真空パックだったせいか表面がちょっといやなにおいになっていましたがちょっと削れば味は大丈夫でした。
花畑はきめが細かい感じ、トムハンダは小さな気泡が沢山あって、ほこっとした食感。甲乙つけがたいおいしさです。外側のカビ、食べないひともいますが私は好きで食べてしまいます。このカビはトムハンダのほうがおいしかったです。花畑のも真空パックでなかったらもっとおいしいはずなんだけれど。

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国産チーズが気になる(第1回~第4回ALL JAPANナチュラルチーズコンテスト)

2006-12-05 | +乳製品・肉・魚・卵

先日千歳空港でチーズをどっさり買ってきてしまいました(買ったものは別記事でご紹介しますね)。
国産チーズは高い割には味はな~、と思っていたのですが、いつの間にか自分の中のチーズの標準価格が引き上げられていたようで(100g1000円までなら許すようになってきた。問題だわ。我が家のエンゲル・チーズ係数高すぎ)、何だそれほど高くないじゃん、と大喜び(喜んでいる場合ではないのでは~)。
帰って食べてみたらどれも思いの外おいしいのです。もう一度買いたいと思うくらい。

俄然国産チーズへの興味が深まってきました。
チーズに「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト優秀賞受賞!」というシールが貼ってあることが多く、気になったので調べてみました。
勿論他にもチーズのコンテストはいろいろあるでしょうし、受賞していない(出展されていない)ものの中にもおいしいものは沢山あるはずです。
でも、とりあえず、受賞チーズ(工房)は頭に入れておいて、見かけたらすかさずゲットするようにしておこうと思って。

このコンテストは平成9年度から隔年で、これまで5回開催されたようです。
受賞作をざっとみると、北海道勢強し!という感じ。半分以上(もっとかな)が北海道のもの。ということは千歳空港は日本有数のチーズが買える場所な訳ですね。
下記リストでこれまで買ったことあるものには○をしてみました。

■第1回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト(H10(1998)年2月)
国内の31工場から、1)ハードタイプ35品目、2)ソフトタイプ33品目、3)フレッシュ他タイプ11品目の計79品目が出品された。
優秀賞の中から各タイプごとに金賞が選ばれる。また金賞のうちNo.1に相当するものが選ばれている。

タイプ 生産者名 チーズ名 備考 購入
金賞(ハードタイプ) (農)共働学舎新得農場(北海道) ラクレット 金賞中からひとつ選ばれる第1回畜産局長賞を受賞。
「1)組織が滑らか、2)穏やかな香りで風味がよい、3)丁寧に仕上げられている」「まさに皿の向こうにつくった人の顔が見えるチーズ」
  〃 吉田牧場(岡山県) ラクレット    
金賞(ソフトタイプ) (有)プロセスグループ夢民舎(北海道) ブルーチーズはやきた    
金賞(フレッシュ他タイプ) (財)蔵王酪農センター(宮城県) クリームチーズ    
特別審査委員賞 (有)プロセスグループ夢民舎(北海道) カマンベールはやきた(缶入りタイプ) フランスから招いた2人の特別審査委員が決定する賞。
「1)バランスがよく、味に欠点がない、2)個性がある、3)表皮がきちっとできており、じゃまにならない程度に適度な歯ごたえがある」「全体的にソフトな感じで、消費が伸びると期待される」
 
優秀賞がいくつか選定されている。
【ソフト部門優秀賞】ひがしもこと乳酪館(北海道)「カマンベールチーズ」
他は調べることができませんでした。

■第2回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト(H11(1999)年11月)
国内38のメーカー・牧場等から計94種類ものチーズが出品され、出展者数、出品数とも初回(平成10年2月)を上回った。
タイプ 生産者名 チーズ名 備考 購入
金賞(ハードタイプ) 新生酪農(株)(千葉県) ゴーダ 金賞中のうちNo.1である第1回畜産局長賞を受賞。  
金賞(フレッシュ他タイプ) (財)蔵王酪農センター(宮城県) フレッシュモッツァレラ 金賞中のうちNo.2である農畜産業振興事業団理事長賞を受賞。  
金賞(ソフトタイプ) 新田牧場(北海道) 大地のほっぺ    
特別審査委員賞 (有)カシユニふうど工房槲館(北海道) 「槲(かしわ)」(ハードタイプ) イタリアから招いた特別審査員が決定するが決定する賞。  

優秀賞があと7つ選定されている。
【ハード部門優秀賞】ハッピネスフロマージュ(北海道)「山のチーズ ラクレット」
【ハード部門優秀賞】ひがしもこと乳酪館(北海道)「ゴーダチーズ」
【ソフト部門優秀賞】JA佐渡ミルク工房「イル・クオーレ」(新潟県)「カマンベール」
【フレッシュ他部門優秀賞】JA佐渡ミルク工房「イル・クオーレ」(新潟県)「クリームチーズ」
他は調べることができませんでした。

■第3回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト(H13(2001)年11月)
全国のメーカー・牧場など42社(団体)から100品目を超える国産ナチュラルチーズが出展。

タイプ 生産者名 チーズ名 備考 購入
金賞(ハードタイプ) 新生酪農(株)(千葉県) ミルシェチーズ(房総) 金賞のうちNo.1である農林水産省生産局長賞を受賞。  
金賞(ソフトタイプ) (有)プロセスグループ夢民舎(北海道) ブルーチーズはやきた 金賞のうちNo.2である農畜産業振興事業団理事長賞を受賞。  
金賞(フレッシュ他タイプ) フルーツフラワーパークミルク館(兵庫県) 神戸チーズ    
特別審査委員賞/ソフトタイプ優秀賞 富士開拓農業協同組合(ブランド名としては富士ミルクランド)(静岡県) あさぎりホワイトカマンベールチーズ フランスから招いた特別審査員が決定するが決定する賞。  
特別審査委員賞/フレッシュタイプ優秀賞 (株)新田牧場(旧称:(有)カシユニふうど工房槲館)(北海道) リコッタ フランスから招いた特別審査員が決定するが決定する賞。  

●優秀賞--ハードタイプ部門--
(有)半田ファーム(北海道) ルーサン
(有)花畑牧場チーズ工房(北海道) 花畑牧場のトム
大友チーズ工房(北海道) ミルドー  
ノースプレインファーム(北海道) ペッパーチーズ  
(有)アドナイ(北海道) フォンティーヌ  
長門牧場(長野県) 長門牧場硬質チーズ(ゴーダ風)  
チーズ工房 丸森(宮城県) 丸森ゴーダ・ヤング・01(3種類)  
チーズ工房 丸森(宮城県) 丸森ゴーダ・オールド  
(株)新田牧場(北海道) 槲(かしわ)  


●優秀賞--ソフトタイプ部門--
よつ葉乳業(株)(北海道) ブリーチーズ  
よつ葉乳業(株)(北海道) ブルー&カマンベールチーズ  
農事組合法人組合小川原湖農場(青森県) ブリーチーズ  
富士開拓農業協同組合(ブランド名としては富士ミルクランド)(静岡県) あさぎりホワイトカマンベールチーズ  
ひがしもこと乳酪館(北海道) カマンベールチーズ  
(株)クレストジャパン「みるくの宝石箱チーズファクトリー」(北海道) カマンベールチーズ  
(有)アドナイ(北海道) フロマージュ・ド・エール  
森のシェーブル館(茨城県) サントモール

●優秀賞--フレッシュ・他タイプ部門--
(有)花畑牧場チーズ工房(北海道) 花畑牧場のマスカルポーネ  
みるくのアトリエ 寺田牧場(北海道) モッツァレラ  
JA佐渡ミルク工房(新潟県) クリームチーズ
新生酪農(株)(千葉県) ミルシェチーズ(モッツァレラ)  
(有)加藤牧場(埼玉県) フロマージュ・ブラン  
(株)長沼あいす酪乳品工房(北海道) 田園クリームチーズ  
(株)新田牧場(北海道) リコッタ  

■第4回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト(H15年11月)
全国から45社(団体)のチーズ製造者が参加し、100品目を超える国産ナチュラルチーズの逸品が出品された。
タイプ 生産者名 チーズ名 備考 購入
金賞(ハードタイプ) チーズ工房横井牧場(北海道) アネベツ 金賞中のうちNo.2である農畜産業振興事業団理事長賞を受賞。
「ナッツのような香ばしさと口中で溶けるクリーミーな舌触りが特徴です。シャープな風味と深い濃くを出すため表皮を何度も磨きながら1年間熟成させました」
 
金賞(ソフトタイプ) よつ葉乳業(株)(北海道) ブルーチーズ 金賞中のうちNo.1である農林水産省生産局長賞を受賞。
「日本人の嗜好に合ったマイルドな青カビ風味を有するブルーチーズ。クリーミーで柔らかい体質が特徴的です。ゴルゴンゾーラ風。」
 
金賞(フレッシュ他タイプ) (有)プロセスグループ夢民舎(北海道) スモークモッツァレラチーズ

「モッツァレラチーズに軽く塩分んを付与し冷燻法で軽く燻煙臭を付与しまして好ましい香り、複雑な味。食欲をそそる褐色の色合いのチーズは酒のつまみとしても喜ばれています」

 
特別審査委員賞 (有)半田ファーム(北海道) トムハンダ スペインから招いた特別審査員が決定する賞。
「直径18cm高さ6-7cm、重さ1500-1800g、表面は自然のカビ、グレーから茶色、外皮のわりには味はおだやかでやさしい」

●優秀賞--ハードタイプ部門--
チーズ工房丸森(宮城県) 丸森ゴーダ・プレーン  
チーズ工房丸森(宮城県) 丸森ゴーダ・クミン  
(農)共働学舎新得農場(北海道) シントコ  
木次乳業(有)(島根県) 試作ハードタイプ24カ月熟成・オロチ  
新田牧場(北海道) ニッタ チェダー  
(株)駒ヶ岳牛乳(北海道) チェダー  
ノースプレインファーム(北海道) ゴーダチーズ  
大友チーズ工房(北海道) レクタン  
ひがしもこと乳酪館(北海道) ひがしもことチェダーチーズ  
冨田ファーム(北海道) 冨夢  


●優秀賞--ソフトタイプ部門--
(有)十勝野フロマージュ(北海道) スウィートカマンベールチーズ  
(有)十勝野フロマージュ(北海道) ブリーチーズ  
(農)共働学舎新得農場(北海道) コバン  
(農)共働学舎新得農場(北海道) 白カビチーズタイプ 桜  
(有)プロセスグループ夢民舎(北海道) スモークカマンベールチーズ  
(有)半田ファーム(北海道) ミルキーウェイ  

雪印乳業(株)小淵沢チーズ工房
(チーズ研究所)(長野県)

ブルーチーズ  
新札幌乳業(株)(北海道) 北海道手造りカマンベールチーズ  
(有)ハッピネスフロマージュ(北海道) 山のチーズ「森のしずく」  
東毛酪農協同組合(群馬県) 東毛酪農カマンベールチーズ  

●優秀賞--フレッシュ・他タイプ部門--
新田牧場(北海道) フロマージュ フレ  
チーズ工房余市(北海道) 手作りストリングチーズ(行者ニンニク入り)  
ミルクランド(株)(ブランド名としては富士ミルクランド)(静岡県) あさぎりストライプチーズ  
(株)クレストジャパン(北海道) クリームチーズラムレーズン  
(株)花畑牧場チーズ工房(北海道) 花畑牧場のモッツァレラ  
(財)蔵王酪農センター(宮城県) クリームチーズ  
日向牧場(兵庫県) エルボリーノ(ピリ辛タイプ)  
日向牧場(兵庫県) モッツァレラチーズ  
オーム乳業(株)(福岡県) フロマージュ・プラン  
((社)中央酪農会議のHPを参考にさせて頂きました)
第5回のコンテストの結果はこちら
コメント (2)
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