採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

クコを食べる

2006-12-19 | ■おともだちの味研究
クコといえば実、ですよね。
赤くて小さいドライフルーツ、中華、韓国食材として見かけます。
ところがなんと葉っぱ(新芽)も食べられるそうなのです。

秩父の山あいにお住まいで、採集・農耕・手工芸のエキスパートでいらっしゃるうらべにさんに、これを覚えておくと便利ですよ、といただいてしまったのです。

クコを採りに行く、とうらべにさんのブログで拝見して、私はすっかり実のことだと思っていたのです。だって秋ですし、葉っぱ系の山菜採りといえば春ですよね?
届いたものをみてびっくりしてしまいました。この野菜はなに?


2006/11/21 くこの新芽


なんと春と秋の2回、とれるそうなのです。
川の土手などに群生しているそうなのです。

観察するために、1つだけでも押し葉にしておけばよかったとあとから気づいたのですが、食い意地の張った私はすぐに全部ゆでてしまったのでした。
なんて勿体無い。

ゆでてみると、新芽らしいみかけによらず割と丈夫な葉っぱです。
しっかりゆでても色や歯ごたえが残ります。


2006/11/21 くこの葉おひたし




2006/11/21 くこの葉のエゴマあえ



山菜とはいえ苦味やくせも特にありません。とてもさっぱりした味。いくらでも食べられそうです。
夫にまず何も言わずに食べさせたら、なんかすごくおいしいね、とのことでした。クコなんだよ、と教えたら、へー、葉っぱも食べるんだ、とやはり知らなかった模様。
うらべにさんのブログによると、油揚げなどと一緒に甘辛く炒め煮にしてもおいしいそうです。しっかりした食感の葉っぱなので、とてもあいそうです。

これが沢山とれたら、青菜を買う必要がないではありませんか。
1回場所を覚えておけば、きのこのようにばくち的ではなく、確実に収穫が期待できますよね!春と秋!
まずは図鑑を借りてこよう。

うらべにさま、今後の採集の楽しみを教えていただきましてありがとうございました。
コメント (10)
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