採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

甘夏ママレード

2009-03-12 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
甘夏ピールを作ったとき、果肉はどうしたのか思い出せなかったのですが、写真が出てきました。やはりママレードを作ったのでした。

ピール瓶詰めの、10日前のことでした(つまり、ピールは10日もだらだら作業してたってことだな・・・)。

甘夏は、皮がとてもしっかりしています。剥いたあと1度下ゆでし、刻んだ後圧力鍋で5分程度煮て柔らかくしました。苦味を残したかったので、下ゆでは最初の1回のみ。
八朔の果肉を1個分、スティックミキサーで粉砕し、果汁を漉して追加しました。
(カスの方は冷凍。いずれ何かに使う予定)

2009/2/17甘夏 3個分の甘夏です。
皮が分厚くて、立派です(miyakoさんありがとうございます!)。
2009/2/20作甘夏ママレード
出来上がり。小さい瓶5個になりました。
ウィスキーなどで風味付けしてみてもよかったかな。次回はやってみよう。

2009/2/20作
甘夏ママレード
(甘夏、八朔果汁、Bigレモン果肉、果糖、ピールのシロップ)
何のピールのシロップだったか思い出せません。同時に作成開始した甘夏かなあ。
2009/2/20作甘夏ママレード 私にしては固めタイプのママレードになりました。
皮の一部をピールにし、八朔果汁も1個追加、果汁の比率の方が高い贅沢ママレードです。
(でもその果汁は煮詰まってしまい、やっぱり見た目は皮ぎっしりタイプです)


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アラブ菓子(シリア産)

2009-03-11 | +バクラバ・アラブ菓子(購入)

昨年、自分への誕生祝いに、レバノンのアラブ菓子を取り寄せたのでした。
ピスタチオ沢山で、大満足でした。

あれから1年。年をとったのは滅入るけれど、憂さ晴らしにまた買ってしまおう!
今年はシリアにしよう、と昨年のうちから決めていました。
ダマスカスにあるSEMIRAMISというお店です。

西へ行くほどシロップ少なめで、サクサクタイプになるそうなので、レバノンより西(といっても隣だけど)、シリアのものはとても楽しみ。
注文の確認や発送までに何日かかかりましたが、発送の連絡があってから驚く程すぐに届きました。昨年は1週間はかかった気がするのですが、今年は3~4日で届きました。

さて中身は??? わくわく☆

2009/2/22 こちらがバクラバ詰め合わせの箱。
2009/2/22 開けてみるとぎっしり入っています。きちきちに詰めてあるところが中近東っぽい・・・かな?
2009/2/22 結構厚みのある箱です。何層かになってるみたい。
2009/2/22 これはMa'amoulマームール詰め合わせ。
マームールとは、包む、という意味で、砕いたナッツもしくはデーツ餡を包んだクッキーのこと。デーツ餡以外は粉砂糖をまぶすのが通例のようだが、今回はどれにもかかっていませんでした。
2009/2/22 クッキーの詰め合わせも買ってみました。
とってもほろほろなので、だいぶ割れてます・・・。



それぞれのお菓子をアップで撮影してみました。
去年より、上手く撮れた気がするかも☆ カメラが上達した?それとも単に、対象への愛のなせるわざか。

(クリックすると拡大します)

2009/3/1
2009/3/1
●Pistachio Quarters
Pistachios in knafeh and cut into quarters (sharhat)

4分割する前は、Pistachio Mabroomeh ピスタチオ・マブルーマという名前。
クナーファ(素麺状の小麦粉生地)でナッツを太巻き寿司の要領で巻き、サムナ(澄ましバター)をいっぱいに注いだ天板で30~40分焼き、油をきってシロップに漬け、冷えたらカットする。巻く・切るともに難しく熟練した技術が必要とか。

クナーファ部分が一番ガリガリして甘さも一番でした。食べ応えあります。
2009/3/1 ●Pistachio Baklava ピスタチオ バクラバ
Pistachios sandwiched between two layers of paper-thin filo dough

「バクラバ」「バクラヴァ」で検索すると、ギリシャや中近東など各地のものがヒットします。これはシロップがとても少なくサクサクで、ナッツ部分が多いです。
2009/3/1
2009/3/1
●Pine Nut Triangles
Filo dough filled with chopped pine nuts cut into triangles

松の実を詰めて巻いたフィロ生地を台形に切ってあります。
トライアングル、とあるけれど、台形ですよね。
サクサクのフィロ生地と粗挽きの松の実の柔らかいポリポリ感の食感がとてもよいです。さほど甘くないです。

2009/3/1 ●Pistachio Nightingale's Nest ピスタチオのナイチンゲールの巣
Whole pistachios in a delicate knafeh nest

背が低く作ってあり、ピスタチオは3個です。甘さとても控えめ、クナフェがと~ってもサクサクで、止まりません。
2008 ちなみにこちらは去年のもの。
同じナイチンゲールの巣でもクナフェの盛り上げ方がこちらが高く、焼き色も強く、シロップも多めに染みこませてあります。
ピスタチオの数も多いです。
2009/3/1 ●Cashew Assabe カシューナッツのアサベ
Rolled filo dough filled with finely chopped cashews

粉状のカシューナッツ粉をフィロ生地で巻いてあるようです。ナッツ感はあまりないかな。サクサクです。
2009/3/1 ●Roasted Ballorieh
Pistachios sandwiched in knafeh, then roasted

マブルーマより手軽に作れるのだとか。クナフェでピスタチオをサンドイッチし、重石を乗せて1日おいて密着させ、ローストし、シロップを染みこませたもの。
2009/3/1 ●Ballorieh 
Pistachios sandwiched between layers of lightly baked knafeh with rose water

上と同じだが、色が付かない程度に焼き、ローズウォーター風味のシロップをしみこませたもの。
サクサクではなくやや湿った食感となりますが、香りがよくて大変美味です。セットに入っていなかったので単品で買いました。
2009/3/1
2009/3/1
●Pistachio Ma'amoul ピスタチオマムール
Semi-chopped pistachio in a delicate cookie dough

粗く刻んだピスタチオがぎっしり入ったクッキーです。
2009/3/1
2009/3/1
●Walnut Ma'amoul くるみのマームール
Semi-crushed walnut in a delicate cookie dough

こちらは粗く砕いたくるみ入り。胡桃が結構渋めで、それが甘いクッキーとよく合います。ピスタチオより個性のある味で、私はこちらの方が好みかな・・・。

2009/3/1
2009/3/1
●Date Ma'amoul デーツのマームール 又は Filled Date Cookies
Date filling inside cookie dough 

マームール詰め合わせとクッキー詰め合わせ両方にこれと似たものがあって、
どちらか分からなくなってしまいました。
私はあんまり好みじゃなかったなーと思っていたのですが、母はこれが一番好きだとか。
(好みって人それぞれですね・・・)
2009/3/1 ●Baraz'e バラゼ
Thin cookie sprinkled with roasted sesame seeds

表面には煎りゴマ、裏にはピスタチオを散らしたクッキー。
2009/3/1 ●Ghraibeh ガライベ
Melt-in-your-mouth shortbread cookie

資料によると粉糖5、バター5、強力粉1、重曹少々を混ぜ、180度で20~30分焼くとか。こんなに粉が少ないとは!
確かにとってもほろほろです。


全体に、昨年のものより甘さ控えめ、サイズも小さく繊細な感じでした。
美味しくて大満足。

母によると、セットよりも単品で買ったものの方が、”出来たて”の気がするとのこと。
次に買うとしたら単品を何種類か買おうかな。
セットのぎっしり感も捨てがたいけれど。
単品で買うなら・・・
・ナイチンゲールの巣(ピスタチオ)
・ナイチンゲールの巣(松の実かカシュー、悩むな。両方かな)
・ピスタチオマブルーマの四つ割り
・白い生地にサンドされたBallorieh
・茶色い生地にサンドされたRoasted Ballorieh
・ピスタチオバクラバ
・デーツのマームール(母用)

参考資料:「ケーキングvol.6」(柴田書店)

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甘夏ピール

2009-03-10 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
甘夏の皮でピールを作りました。
中身はどうしたんだったかしら? ママレードを作ったはずなのだけれど、記憶にありません。ジャム倉庫を探してみなくては。

干そうかな、とも思ったけれど、2月末頃はずっと天気が悪く、瓶詰めして保存することにしました。今年からピールは剥いた状態のレモン型を平行四辺形に切りそろえているのですが、瓶詰めの際も詰めやすくて便利でした。


詰めてはみたものの、何に使うかな・・・。

2009/2/26作甘夏ピール
2009/2/26作甘夏ピール(甘夏皮、水、果糖、レモン汁、水飴)


■■甘夏ピール
■今回の作り方
(1)6等分くらいに皮を剥く。沸騰したお湯で3分程ゆがき、水にとる。
ほろ苦さを残したいので、下ゆではこの1回のみ。
(2)菱形に形を揃える。切り落とした分は、ママレードへ。
(3)蒸発するのでたっぷりめの水を張り、薄い砂糖水で煮る。
固さをみて、固いようなら圧力鍋で5分程度。急冷して取り出す。
(4)十分柔らかくなったら砂糖、水飴、レモン汁を足して煮る。
(5)何日かかけて、適宜砂糖を追加しながら煮返す。シロップのみ取り出して、別鍋で煮詰め、それを戻す、というやり方でもよい。シロップを移し替える際、ついでに茶こしで漉す。
(6)適当な頃合いまで煮詰めたら、瓶詰め、もしくは干す。
瓶詰めにしたものは、使う前に用途に応じて適宜干すといいかも。

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フキノトウ

2009-03-09 | +きのこ以外
この前の急な発熱はインフルエンザだったのかも。
予防注射しておいてよかった。

水曜の晩お風呂に入ったとき、バスタブのへりがいやに冷たいな、と思いました。
お風呂から出たらみるみる具合が悪くなり、風邪のときのように全身の関節、そして関節でないところ(筋肉?)も痛みます。
木曜は久しぶりの晴れなのに、身体が痛くて寝ているしかありませんでした。
喉も痛くないし、咳も出ないのがありがたいところ。関節痛は市販の鎮痛剤を飲んでしのぎました。この日ダンナサマは、「ボクのごはんは大丈夫だからね」と外で飲み会。ごはんの仕度がいらないのはいいのだけれど、飲んで帰ってくるとひとりで賑やかになってて、五月蠅いのよね・・・。帰ってくる時には寝ている予定が、昼間寝過ぎてうっかり寝そびれてしまい、賑やかなダンナサマにしばらくつきあいました。
金曜にはおおむね快復。特に痛いところはなくなったものの、起きあがるとふらふらする気もします。
でも申告書、出しに行かなくては!ざざ雨だけど!車なので公共交通機関に比べるととても楽です(だから身体がなまるんだな)。
ついでに買い物をして帰り、しばらく楽しようかとおでんの仕込みをしました(大根が沢山あるので)。
折角だからと木曜はほとんど食べずに過ごして(いや、滅多に病気しないもので、たまにはやつれたりしてみたいわけで)、金曜はやっぱりお腹が減って普段通りがっつり食べたら、少し胃がもたれた気が。そういえば断食のあとはやわらかいものから少しずつ胃を慣らすのでしたっけ・・・。

そういえば先週前半、いやにだるいし疲れるなあと思っていました。ジャムを作る気にもならないし困ったわ、花粉症の薬の副作用って怖いなあ、と思っていたのだけれど、今思うとあれは潜伏期間だったのかも。
治ってみると、(その頃よりは)家の片付けも出来るし、ジャム作りも出来るようになりました。

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さてさて、本題。

2009/3/7フキノトウ
2009/3/7 フキノトウ

春の採集第一弾は、今年はフキノトウ。
これまでどこに生えているのか見付けることができないでいたのですが、昨年のうちにたまたまフキの葉っぱを見付けることが出来ました。

よし、Myフキノトウスポットだわ。

2月中旬頃からちょくちょく観察に行っていたのですが、コロリンとしただんご状からなかなか進展しません。
うっかり数日見なかった時、どうも大粒をだれかにもっていかれた模様。
やはり処女地ではなかったか・・・。

少々小さめですが、3個ほど摘んで帰りました。
まだ少しありますし、これからもまた出てくることでしょう。

生を刻んでおみそ汁に散らしたり、天ぷらにしたりして食べました。
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ピールのチョコがけ(バレンタイン用)~チョコがけ2009

2009-03-04 | +チョコがけ

普段は、世間一般の行事を殆ど無視して過ごしています。
例えば節分の太巻きも、気分が乗らないと作らずじまいです(買うとおいしくないし)。
クリスマスも、ダンナサマは何だかクリームケーキが食べたいようなそぶりですが、たまたま気合いが入れば作るけれど、そうでない場合はなかったことに。
昨日のひな祭りも、ダンナサマも遅いし特別なことはしませんでした。

バレンタインも普段なら平常心を保ちつつ、デパートなどには近づかないようにして(美味しそうなチョコレートがいっぱい売っていて危険につき)やり過ごします。

でも今年は・・・。

今年はたまたま、1月頃にせっせとピールを作っていました。
お正月にチョコレートコーティングも練習済み。
そしてあるお友達が、チョコレートトリュフ(センターの形は四角)を大量生産し、しかも素敵な箱も手作りしたという写真を拝見して、羨ましく思っていたところでした。
たまたま商品券の箱が手元にあり、ダラダラしながらそれを分解してみると、なんとか私にも作れそう!

惑星直列並みの偶然が重なったので、バレンタインという締め切りを設定し、「ピール類のチョコがけ詰め合わせ」作りを頑張ってみることにしました。
締め切りがある、というのもたまには人生の刺激になりますよね。

具のラインナップは次の通り。

●ビッグレモンピール
ピールはこんな感じで作りました。
今回は、三角形でなく棒状にカットしました。三角形などいびつな形だと、フォークの上でバランスをとりにくいです。
厚さ方向に半分に切ることも考えましたが、オリジナルの分厚さを生かすことにしました。市販にはない、どーんと立派なサイズです。

●八朔ピール
ピールはこんな感じで作りました。厚さが、チョコがけに理想的ではないかしら??

●伊予柑/デコポンピール
伊予柑が殆どで、デコポンは少しです。たまたま伊予柑ピールの作り始めにデコポンを食べたので混ぜて作ってしまいました(ピール作りの記事はこちら)。
もともと薄めの皮なのに、やや干しすぎたかなー。
チョコがけする際、細かくて扱い難いです。出来上がりも少し貧相だし・・・。
ずっと後で思い出したのですが、お友達のaiwhasさんがピールをクッキー型で型抜きしてチョコがけされたとか。その方法をまねっこすればよかったな・・・。

●干し柿(粉を吹いたやや固め)
大和百目柿のSサイズを使いました。
今年の記事でいい写真がみつからないのですが、大和百目については過去のこちらを参照下さい。
紙箱に入れたままだったので、おしり部分はまだ柔らかですが肩の部分はしっかり乾いてしまいました。ラム酒を塗っておきました。

●干し林檎
2回ほど作ってためておきました。記事はこちら
干しあがりが結構大きめなので、どうやって切るか迷いました。
芯側を少し切り落とし(落とした分は刻んでフルーツケーキ用洋酒漬けにミックス)、更に大きい場合は縦半分に切ってみました。

●生姜甘露煮
ダンナサマの出張土産をもとにしました。
飛行機の乗り換えで降りたシンガポールの空港で買ってきてくれました。
もとは、東南アジア風味というのでしょうか、「梅塩」の味がとても強く、甘酸っぱいけれどしょっぱかったです。なので一度水洗いし、再度多めのシロップで煮て、シロップから上げて干しました。
塩味はほんのり程度。生姜の辛みは結構効いてもっちりした歯ごたえです。

●マロングラッセ
製菓用に壊れマロングラッセを買ってありました。
チョコがけ最中にはっと思い出して、袋から数個、大きめのものを掘り出してチョコをかけてみました。

チョココーティングの作業手順については1月の時の記事と同様です。
今回の反省をふまえ、追記しておきました。


なおチョコレート作業に先立って箱作りを開始したのですが、その記事はまた別途ご紹介します。

2009/2/11 左がビッグレモンピール。最終サイズにカットし、少し干しているところ。

右は伊予柑/デコポンピール。細くて貧弱・・・。
2009/2/11

これは八朔ピール。
厚みが理想的かも☆

2009/2/13 寒い部屋(来客用寝室)に置いて固めているところ。
既にある程度箱詰めしてあります(写真の下の方に箱が)。

箱詰めする前に写真撮ればよかったな。その方がずらりと迫力だったのにな。減っているとなんだか乱雑感が増大だわ。

2009/2/13 箱詰めした様子です。カーブを描いているので詰めにくいです。

チョコはともかく、箱の出来にはまあ満足かな。



どれが好みか、今後の参考までに聞いてみました(次はないかもだけど)。

(写真はクリックすると拡大します)
(晴れている日を待って撮影したら、コントラストが強すぎました・・・。ちぇー)

2009/3/7全員集合 全員集合。
左から、伊予柑、生姜、八朔、干し柿、干し林檎、ビッグレモン、マロングラッセ。
2009/3/7ビッグレモン ●ビッグレモン
とてもぶっといので、ゼリーみたいで好みという意見あり。
父もこれが一番好きとのこと。
酸味があって、味にメリハリがあるのが良かったかも。
この太さは(市販品にはない)インパクトがあるし、作業もしやすくてよかったです。
2009/3/7伊予柑又はデコポン ●伊予柑/デコポンピール
ぺなぺなに見えて、柑橘の苦さは実は一番強く感じたかもしれない。苦いのは好き嫌いが分かれるところかも(私はとっても苦いのが好みだけれど)。
形をもっと大きくする場合は、今より薄味にする必要があるかもしれない。
2009/3/7生姜 ●生姜甘露煮
まず強い酸味を感じ、後味で生姜の辛さが持続する感じ。
父は、「これしょっぱいね!?」と意外そうにしていましたが、確かに塩気も残っています。
でも今、塩スイーツってのもあるし、流行に乗ってるかも?
2009/3/7生姜 生姜の辛さの程度には好き嫌いがあるけれど、チョコとの対比もはっきりしているし、今後追求してみたい味です。
今度は自分で生姜の甘露煮を作ってみたいです。
パリのル・カレ・デ・フォイヤンLe Carre des Feuillantsというレストランのジンジャーチョコが絶品なのだとか(『パリの感動レストラン』より)。本物食べてみたいな~。
2009/3/7干し林檎 ●干しりんご
母によると甘過ぎとか。むー。砂糖使ってないのに~。
やや乾いた感じという意見もありました。
パートドフリュイスタイルにしたら、しっとり柔らかめになるかな?
2009/3/7干柿 ●干し柿
スモーキーな、乙な味で、チョコレートの風味は弱めです。両親の評価は低し。
ただ、これが一番好き☆という意見(慰め?)もあって両極端に分かれました。
とてもスモーキーな風味のチョコレートがあったので、それでコーティングするといいかも。
2009/3/7八朔 ●八朔
サイズ的には、作業性および食べる点でも丁度よい形だったと思う。でもなんだか味が薄かったかも。
2009/3/7マロングラッセ ●マロングラッセ
デパ地下にマロングラッセが売っていたりして、その横に、チョコがけマロングラッセが、更にちょびっと高い値段で売っていませんでしたっけ。
(高くて買ったことないので記憶も怪しいのですが)
とっても高級~~と本人は嬉しくなって作ったのですが、味の評価は・・・
「ん~、合わないね」とばっさり。
がっくし。
チョコのなかにショリショリした栗表面の砂糖があって、食感は面白いと思うんだけどなあ。
売っているのってどんな味なのかなあ・・・。



試食して下さった方、リピート可の味はどれでしょう。
やっぱりビッグレモンかな。


味の反省をふまえ、今後新たにチョコがけしてみてもいいかな、という素材は・・・。

○干しルバーブ
以前作って冷凍してありました。
かなり酸っぱいので、フルーツケーキなどに混ぜ込むほか、チョコがけしても面白いな、と思ったのでしたがすっかり忘れておりました。こないだ(3月になって)思い出しました。インパクトのある酸味が、チョコと合うかも(合わないかも)。
どちらにしろ実験してみたいです。

○ロースト胡桃
父によると、食感に変化があった方がいいとのこと。
胡桃のチョコがけにココアをまぶしたものをどこかのデパ地下で買ったことがあります。確か中近東のどこかの国産で、3個入り300円くらいした記憶が。
自分で作ればもっと安いですよね。
厚めのチョコレートが美味しかったのだけど、2度がけするのかな?

○マルメロやりんごのパート・ド・フリュイ(イタリア語だとコトニャータ)
お正月にお友達作のマルメロのコトニャータ(marino)をチョコがけし、とっても好評でした。くっきりした酸味と、ほどよい柔らかさが美味しいのです。今度は自作してみたいです。

○ウエハース又はクッキー
父によるとサクサク感がチョコにあうのでは、とのこと。
(中身も手作り!というところが売りだったのにガックシだわ)
クリームなどが挟まっていないウェファースって売っていないのですよね。
せめて、美味しいクリームのものを探すかな。
patakoさんのまねっこで、レープクーヘンみたいなスパイスクッキーにチャレンジしてみようかな。

--------------

ところで作業工程中一番のピンチだったのは、テンパリングでも、コーティングでもなく、上の写真、下から2番目、出来たチョコ散乱状態で、友人が泊まりにきたこと。
こちらに出張で来ていて、いつでもおいで、とは言ってあったのですが、まさかこんな日に!
来客用寝室にはチョコレートが一面に並べてあるし、台所のコンロはチョコレート専用、「油がはねるから調理は禁止」状態。
しかも、チョコがけに疲れ切っていて、夕食は缶詰(実はおとっときだから、平常時より御馳走扱いなんだけど)にしようかと8割方内定していたところでした。

友人からの電話を切ったあと、「うー、やっぱり来ちゃだめって言おうかな」と私にしては弱気な言葉が出てしまいました。でもダンナサマが手伝ってくれてざかざかと片付け(開かずの部屋に全部掃き寄せたという説も)、台所のチョコレートも撤収してお料理モードに。
友人がお風呂に入ってくれたため時間が稼げ、思いの外沢山のお料理を並べることが出来ました。
・缶詰のボルシチを見てひらめいた、トマトスープ(缶詰ボルシチ、白菜、トマトピュレ、唐辛子)
・とろろの磯辺揚げ
・さつまいも天ぷら (私的にはこれがメインディッシュ)
・里芋の素揚げ
・ビーツのピクルスとリンゴサラダ
・キノコ(冷凍ヤマドリタケモドキ)のスペイン風オムレツ(風のいりたまご?)
・デザートは、ポポーアイスクリーム(冷凍ポポーピュレと生クリームをスティックミキサーで。大好評。miyakoさんありがとう!)

困ったときは、揚げ物!という育ち盛り男子のママのようなメニュー展開。
缶詰を覚悟していたダンナサマにはこの友人は救いの神だったことでしょう・・・。
(それに、箱詰めも手伝って貰い助かりました)

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年越しパーティ-:グラスフュージング(作品・その3)

2009-03-03 | +お客さんの日
【年越しパーティーシリーズ】
 年越しパーティ―:12/31夜(前編)(前菜・魚料理)
 年越しパーティ―:12/31夜(中編)(肉料理)
 年越しパーティ―:12/31夜(後編)(デザート・お酒)
 年越しパーティ―:1/1昼(前編)(朝の軽食と、午前の部前半)
 年越しパーティ―:1/1昼(後編)(午前の部後半)
 年越しパーティ―:元旦のティータイム(おめでたい和菓子)
 年越しパーティー:グラスフュージング(道具)(グラスフュージングの作品例と材料) 
 年越しパーティー:グラスフュージング(作品その1)(みんなの作品;箸置きスタイル)
 年越しパーティー:グラスフュージング(作品その2)(みんなの作品;自由なスタイル)
年越しパーティー:グラスフュージング(作品その3)(みんなの作品;自由なスタイル)

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グラスフュージングの作品紹介、今回が最後です。
皆さんの個性的な作品を是非見て下さいね!



2009/1 とてもリアルな猫とヒラメ(カレイ?)です。両方同じ方の作品です。
2009/1 こちらが猫の焼き上がり。
魚の方は残念ながら焼成中に割れてしまいました。
猫の目が印象的です。
2009/1 やはり同じ方の作品。先程よりややスリムな猫と魚です。
猫の頭の上の星形シールは焼くとくっきりします。
2009/12008/1 両方大成功!
猫の頭の上の☆は金色に発色しました。
2009/12009/1 黒ベースに綺麗なブルーで十字模様にしてあります。
2009/12009/1 台として黄色と黒を並べ、更にその上に模様や黒い線入り透明ガラスを配置し、カバーの透明ガラスを置いています。
抽象画のようです。
2009/12009/1 ぎっしり粒々を配置し、焼き上がりはそれらが融合しています。グラスフュージングならではのおもしろさだと思います。
2009/12009/1 こちらも粒々をぎっしり配置して、焼くことでまた別の模様に変化しています。
2009/12009/1 ダンナサマの作品。多角形をランダムに配置して、ミロ風かな?
地のピンクグラデーションが気に入っています。



こちらは焼く前後の対応はないものです。
一体どうやって素材を配置したのか、またはどう焼き上がったか想像してみて下さいね!

2009/12009/1 左は焼成前です。
右は、真ん中に気泡が一粒ありますが、それもまた味わいですよね。
どう配置したのか全然分からない!
2009/12009/1 左はダンナサマ作。緑の斑入りガラスを草地に見立ててキノコを表現したそうです。
右は私。センスなしです。
2009/12009/1 右は、四角いガラスを組み合わせたところが、織物の拡大図のように見えます。
2009/12009/1 ポップな色の組み合わせ。
右はダンナサマ作。
2009/12009/1 左は花束をデザインしています。
右は優しい中間色を選んでいますよね。こんな素材には気づきませんでした。
2009/12009/1 ピンク系のガラスを生かした作品です。
2009/12009/1 左は、頂点に近い花模様ガラスが目玉みたいでは?
右はダンナサマの第1作。配置やバランスを熟考してお気に入りです。


このグラスフュージング体験は、同じ素材を目の前にしているのに、各自全く違うものを作り上げるので、とても面白かったです。
美術の授業以来だなー、こんなの。

私は真面目さや丁寧さ、根気良さはあるけれど、センスやひらめき、というものが全くないタイプです。 なので、美術の授業は、いつもちょっと惨めな気分でした。
全然真面目ではない生徒の方が明らかにいいものを作ったりするのですもの。

でももういい年になったので、こうやってひとの作品を見るのを純粋に楽しむことが出来ます。
大量の素材や道具(電子レンジ2台!)をこの山荘まで運び込んで、素晴らしい体験をさせて下さったわらびさん、フミエさん、本当にありがとうございました!
コメント (2)
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人参と八朔のケーキ

2009-03-02 | +お菓子(西洋)

この週末は寒かったですね!
金曜日(2/28)はなんと雪が降りました。今シーズン初です。
でもやがて雨にかわって、綺麗な雪景色というのは一瞬でした。

土曜日は久々にお出かけ☆
小田原の素敵なレストランにお友達ご夫妻と行ってきました。
後日素晴らしいメニューをご紹介しますね。
小田原は穏やかな暖かさで、梅もそろそろ終わりという陽気でしたが、こちらに帰ってみるとまだ冬!お団子サイズの丸いフキノトウがここ2週間ほど同じ状態です。
折角の日曜日なのにどこにも行かず、家に籠もって過ごしてしまいました・・・。

今日(3/2)は久々にいい天気!
でも明日の晩は雪が降るとか?本当かしら。

--------------


人参とオレンジって合いますよね。
久々のキャロットケーキに、八朔ママレードを作った副産物、果汁を絞った残りのカスを入れてみることにしました。
まだ八朔の味もするし、何より「完全利用」というのが嬉しいではありませんか。

■■八朔入りキャロットケーキ
(fleur de selさんのこちらのレシピを参考にさせて頂きました)
■材料(100円ショップのパウンド型2個分)
人参         100gくらい ・・すりおろす
八朔果肉の果汁を絞ったあとのカス 50g強
砂糖 130g
アーモンド粉  130g
(レモン汁  大さじ1)・・・・もとのレシピではこうありましたが、八朔も入ることなので省きました
バター 30g   ・・・溶かす
卵白 4個
コーンスターチ 30g ・・・粉砂糖とあわせてふるう
粉砂糖 20g

■作り方
(1)人参をすりおろす。
もし人参がとても水っぽいようなら電子レンジにかけて少し水分を蒸発させる。
(2)卵黄と砂糖を白っぽくなるまで泡立てる。
(3)ここに人参と八朔、アーモンド粉、溶かしバターを混ぜる。
(4)卵白と粉砂糖・コーンスターチでしっかりしたメレンゲを作る。
(5)卵黄生地にメレンゲをさっくり混ぜ、準備した型に流し込み、180度で10分、160度で30分。

計量を始めて気づいたのですが、小麦粉が全然入らないレシピでした。
アーモンド粉を沢山使って、贅沢かも☆

さて焼き上がり。
 

2009/2/1

パウンド型だと、ふくらんで沈んだ形状があまり美しくないかも・・・。
丸形の方がよかったかなあ。でもパウンド型は包みやすいという利点が。

2009/2/1 断面はこんな感じ。
下の方は気泡が扁平になっています。
もっと浅く焼くのがいいのかな?



食感はふんわり・しっとりで、失敗したシフォンケーキのようです。
いや、失敗作の味、という訳ではなくて、シフォンケーキよりもやや目が詰まった感じということ。

味は・・・・ 「苦いねこれ。」(ダンナサマ談)
柑橘類の風味はあまりせず、ほろ苦さが勝っています。
やっぱりカスを使ったのがいけないのかしら。

私は苦いのは好きだけれど、柑橘の味がしないのに、苦いというのはやや問題かなあ。
特に八朔は、苦味が強いもんなあ。
伊予柑とかオレンジのカスだったらこれほど苦くはなかったはず。
しっとり感はいいんだけどな・・・。
蜂蜜などをかけると苦味が気にならないかも。


アイデアはまあよかった(?)けれど、やや課題の残る仕上がりとなりました。
消費お手伝い下さった方、ご協力感謝です。
実験台にしてすみません~。

コメント
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