あれから7ヶ月。
待ちに待ったきれいなルビー根が出始めました。
思うところがあって少し柄を冴えさせてみようと
日の良く当たる所に置いたら早速反応してくれました。
紫外線を通さないポリカの中ではダメかなとも思いましたが
案に相違して日が強ければ柄は冴えて来るようです。
それでもこれぐらい柄が冴えても
ちょっと日を弱くすると紺地を戻すのが建国殿の良いところです。
上から出た仔はパイナップル芽ではありませんでしたがとりあえず芸は続いています。
仔から出た孫仔も最上柄。
その後出た仔もこれから中透けになります。
それと同時に出た仔も同芸のようです。
が、この仔の居場所は狭いし暗いし窮屈そうでちょっとかわいそう。
いずれまた株分けして何とかしようとするのでしょうが
しばしの間、豪華な株立ちを楽しみたいと思っています。
こちらも同じく日の当たる所に置いていますが
若木というか根の少ない分、更に柄が冴えました。
これだけ冴えるとちょっと怖いのですがまあ、大丈夫でしょう。
3本の仔はそんなに急に木勢は付きませんが
親木と繋がっていますのでまさか枯れることはなさそう。
辛抱してじっくり仕立てたいと思っています。
こちらは同じ系統の株分け木です。
以前、仔を外していますがその後なかなか増えません。
しかし脛をかじられない分、葉肉を増し充実してきました。
木勢は十分で、いくら柄が冴えても恐いもの無しといったところです。
でも、やっぱり仔の出たほうが嬉しいかも。
何しろ柄の継続率パーフェクトをまだ堅持していますから。
それにしても秋口ならともかく
春の今からこんなに柄が冴えたらやっぱりこれから先が怖そう。
いくらきれいでもほどほどのところでやめておかなければ~。
さて、4月になりました。
冬のどんよりとした鉛色の雲は去り
この頃はお天気続きです。
風蘭も新根が出揃いいよいよ目の離せない季節になってきました。
幽谷錦はあれから1作。
昨年の大株をばらばらにしたのですが
分ける際、どうしても古根にテンションが掛かりますのでそれが痛んでしまいます。
そこでミズゴケやピートの状態は良かったのですが植え替えることに。
これで数年は手入らずで過ごせることでしょう。
冬のどんよりとした鉛色の雲は去り
この頃はお天気続きです。
風蘭も新根が出揃いいよいよ目の離せない季節になってきました。
幽谷錦はあれから1作。
昨年の大株をばらばらにしたのですが
分ける際、どうしても古根にテンションが掛かりますのでそれが痛んでしまいます。
そこでミズゴケやピートの状態は良かったのですが植え替えることに。
これで数年は手入らずで過ごせることでしょう。
元親はハデというか深覆輪を維持。
柄の良い仔が出てくれないといずれはご臨終となりそうです。
こちらはちょっと派手目ながら遠目に目に付く柄です。
古い品種ながら斑の色合いがきれいですし
立ち葉のキリットした姿と相まってやっぱりイイ感じ。
しばらく素立ちのままの老木でしたが株分けが利いたのか
上の方から柄の仔が顔を覗かせています。
こちらはやや地味柄というか幽谷としては上柄なのですが
やはり呼応するのかこの上ない最上柄の仔が出ています。
昔の銘品の人気が落ちてしばらくなりますが
近頃、何やら復活の兆しがあるような気がします。
そうなってもいまさら上柄、上作品は急には入手難かも。
せめて大事に育ててその魅力を伝えていければと思っています。