和泉牡丹
2016年04月09日 | 虎
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あれから2年半。
もちろん、これもピートモスに植え替えています。
木勢は増し、元親が仔の中に埋もれてしまうぐらいになっています。
ただ、柄に輝くような黄色味がなくなり、葉も緑一色。
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外棚で育てていたあの頃の野趣溢れる斑色と葉姿が懐かしく思い出されます。
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昨年は夏も蘭舎内でしたが
その蘭舎はポリカの複層パネルと熱線カットの波板で覆っています。
確かに温度の急激な上昇や下降がなく蘭にはやさしい環境です。
しかもポリカは紫外線を通しません。
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紫外線で活性酸素が出すぎると有害となりますので
それを防ぐべく坑酸化作用のあるアントシアニンを発生させます。
それで葉に紅を差したりルビー根が鮮やかになったりするわけですが
下葉の老化は早くなりますし、ある意味エネルギーの無駄使い。
それでは環境の負荷が少ない蘭舎で育てたほうが良いのかというと
そうともいえないのが古典園芸の面白さです。
例えばいくら増やしたにしても芸のくすんだ木は売れませんしね。
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枯れたら困る木や増やしたい木は蘭舎内で
柄を鮮やかにしたい木や姿作りをしたい株は外棚でと
そんな使い分けが肝要かもしれません。
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あれから3年半。
月日の経過とともにいくぶん力強さは増しているものの
本数はさして変わらず。
派手仔が多出するためなのでしょう。
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ブログに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/apple_up.gif)
そうでなければとっくに枯らしている木なのかもしれません。
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外し頃の大きな仔は紺地も広くいけそうかも。
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でも、その柄が仔にはなかなか伝わらないようです。
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白柄に緑のゴマ斑を散らす独特の風合いを特徴としますが
いかんせん小さすぎて魅力が発揮できていないのが残念です。
もっと大きくして魅力を引き出すには派手仔を枯れるまでそのままにしないで
柄の状態の良い素一本で作を掛けるべきなのかもしれません。
といいつつ大きくしても裾物の何かに似てくるような気がして期待感ゼロ。
結局はこのままで年に数回見るだけになってしまいます。
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