ヤセウツボ(痩靭)
<ハマウツボ科ハマウツボ属>
電車で歯医者に通っている。
もう、インプラントも済んで歯の健康診断のためのクリーニングを
3か月に一回やる。その時、一駅先まで主人と散歩するのを決まりにしている。
大泉学園から電車に乗って、前回はひばりが丘から竹林公園や南沢遊水地迄、
東久留米まで歩いたので、今回は、清瀬まで電車で行って秋津まで歩いた。
空堀川の斜面には、ナヨクサフジやシロツメクサがきれいだった。
此の頃、よく見かけるヤセウツボだ。
寄生植物でヨーロツパから北アフリカ原産の帰化植物。
公園や草地に生え、葉は無く草丈は20~40センチ。
牧草の混入により侵入した。
多様な植物に寄生するがマメ科に多く寄生する。
世界的に見られる寄生植物で、土壌は問わず、湿地や窒素肥料が多い場所は
生育が良くない。
風邪、動物、人間により伝播される。
全体に褐色で、シロツメクサ類や、キク科、セリ科に寄生する。
葉は鱗片状に退化し茶褐色、披針形で先は鋭く尖り、まばらに茎につく。
花は茎上部につく鱗片状の苞葉の腋に単生。
花は淡い黄色で、長さ1,2~1,5センチの唇形花となり、
上唇は浅く2裂して、下唇は3裂して不規則に切れ込む。
花には紫色の筋がある。
おまけのシロツメクサの群生
(右端にヤセウツボが写っていた。)
俳句は季語キヤンプで他にテント、バンガローなどと使う。
倒れ木にキャンプの朝のもの刻む 皆吉 爽雨