熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

知的財産の保護

2005年03月11日 | 政治・経済・社会
   今日、日経ホールで、不正商品対策協議会と日経の主催、警察庁初め日本政府の後援で、「知的財産新時代~いま 問われる教育の重要性~」と言うタイトルでシンポジュームが開催された。会場入り口には、シャネルのバッグやたまごっち、日本アニメのDVDやビデオ等の本物とにせものが夫々展示されていていた。大半は、韓国と中国経由の製品だと言う。
   基調講演は、「子連れ狼」の小池一夫大阪芸大教授の「2005キャラクター元年 世界に誇る日本のキャラクター」で、多くの有名なアニメ作家の育成事情や自作がハリウッドで剽窃されている話など面白い話で客席を楽しませた。ポケモン産みの親久保雅一氏や元リクルートの藤原和博氏など多彩な顔ぶれで、知的財産の保護等につき興味深い議論が展開された。一寸、主題の教育問題からは外れた感じであったが、IT時代の到来で、知的財産が危機に瀕している状態に話題が弾んで面白かった。
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