わが庭には、今、八重でピンクの枝垂れ梅が咲き乱れている。田園地帯を見渡せる住宅街の外れなので、少し寒いのか咲き始めるのが一番遅い。20年以上前、ここに引っ越して来た時に植えたのだが、まだ、背丈は2倍位になったであろうか、同じ時期に植えた八重桜は、豪華に花を咲かせたが枯れてしまって今はもうない。
急に暖かくなった所為か、また新しい椿の花が、咲き始めた。崑崙黒が宝珠型の蕾を開き始めたので、もう直ぐ、黒椿が続いて咲き始めよう。小磯、越の吹雪も赤い花を開いた。りんご椿も、真っ黒だった蕾が赤くなり始めた。さつま紅が、優雅な花を開いた。
玉の浦、正義、それに、ピンクの小公子や太郎冠者、アラジシ、曙、卜半、赤西王母、紅妙蓮寺等が咲き続けている。
一時、黒椿に興味を持って育てたが、この頃、真紅のヤブツバキ系の花に好みが移ってきた。今咲いているやや小ぶりの小磯や赤西王母の凛とした濃い赤花が素晴らしい。
侘助と山茶花の雑種とか、庭の唯一の匂椿・港の曙が、微かな芳香を放って咲き乱れている。しかし、何故か、山茶花には全く興味がない。
椿は、小さな鉢に植えて花の咲くのを楽しみに待っている頃が一番良い。大切に育てた椿が、一輪か二輪咲き始めると、その花のふくらみと色の微妙な変化に感激する。庭に下ろして大きくなると沢山花が咲いて花の有り難味がなくなってしまう。それに、寒い頃は、寒さと霜にやられて、花が無残にやられてしまう。ロンドンから帰って直ぐに買って、何年かして、庭に植えた崑崙黒や、天賜(てんし)、岩根絞も大分大きな木に育ってきた。
今、庭には、他に沈丁花と馬酔木も花盛りで、すずらんの様なピンクの馬酔木が綺麗である。クロッカスが、黄色から紫に変わった。水仙とチューリップはまだ蕾である。花韮が、白い花を開き始めた。ビッシリ庭を埋める強い花である。
庭には、色々な小鳥が訪れてくる。子供の頃から良く見かけるのは、雀、カラス、ツバメ、もず、ひばり、そんな位であろうか。ところが数えてみるとこの庭に訪れる小鳥は、10種類を遥かに越えている。小さなバードウオッチの解説本を見るが、鳥の名前が分からないのが幾らもある。近くの農道脇の小川には、綺麗なカワセミが現れる。凄い速さで川面を走る。これまで沢山いた鴨も見なくなった。田んぼには、千鳥や、時々、白鷺が舞い降りる。もう直ぐ、ひばりが鳴き始める。
ムクドリが、椿の蜜を吸いにやって来て、鉢植えの小さな枝にしがみ付いている。もう少し暖かくなると、蜂や蝶が飛んでくる。去年は、紫式部の枯れた実が残っていたので、沢山のメジロが来て食べていた。もう直ぐ、鶯がやって来る、その頃には、わが庭ももっと賑やかになる。
(追伸) 一寸、旅に出ますので、ブログを一週間ほど休みます。
急に暖かくなった所為か、また新しい椿の花が、咲き始めた。崑崙黒が宝珠型の蕾を開き始めたので、もう直ぐ、黒椿が続いて咲き始めよう。小磯、越の吹雪も赤い花を開いた。りんご椿も、真っ黒だった蕾が赤くなり始めた。さつま紅が、優雅な花を開いた。
玉の浦、正義、それに、ピンクの小公子や太郎冠者、アラジシ、曙、卜半、赤西王母、紅妙蓮寺等が咲き続けている。
一時、黒椿に興味を持って育てたが、この頃、真紅のヤブツバキ系の花に好みが移ってきた。今咲いているやや小ぶりの小磯や赤西王母の凛とした濃い赤花が素晴らしい。
侘助と山茶花の雑種とか、庭の唯一の匂椿・港の曙が、微かな芳香を放って咲き乱れている。しかし、何故か、山茶花には全く興味がない。
椿は、小さな鉢に植えて花の咲くのを楽しみに待っている頃が一番良い。大切に育てた椿が、一輪か二輪咲き始めると、その花のふくらみと色の微妙な変化に感激する。庭に下ろして大きくなると沢山花が咲いて花の有り難味がなくなってしまう。それに、寒い頃は、寒さと霜にやられて、花が無残にやられてしまう。ロンドンから帰って直ぐに買って、何年かして、庭に植えた崑崙黒や、天賜(てんし)、岩根絞も大分大きな木に育ってきた。
今、庭には、他に沈丁花と馬酔木も花盛りで、すずらんの様なピンクの馬酔木が綺麗である。クロッカスが、黄色から紫に変わった。水仙とチューリップはまだ蕾である。花韮が、白い花を開き始めた。ビッシリ庭を埋める強い花である。
庭には、色々な小鳥が訪れてくる。子供の頃から良く見かけるのは、雀、カラス、ツバメ、もず、ひばり、そんな位であろうか。ところが数えてみるとこの庭に訪れる小鳥は、10種類を遥かに越えている。小さなバードウオッチの解説本を見るが、鳥の名前が分からないのが幾らもある。近くの農道脇の小川には、綺麗なカワセミが現れる。凄い速さで川面を走る。これまで沢山いた鴨も見なくなった。田んぼには、千鳥や、時々、白鷺が舞い降りる。もう直ぐ、ひばりが鳴き始める。
ムクドリが、椿の蜜を吸いにやって来て、鉢植えの小さな枝にしがみ付いている。もう少し暖かくなると、蜂や蝶が飛んでくる。去年は、紫式部の枯れた実が残っていたので、沢山のメジロが来て食べていた。もう直ぐ、鶯がやって来る、その頃には、わが庭ももっと賑やかになる。
(追伸) 一寸、旅に出ますので、ブログを一週間ほど休みます。